2024年8月25日日曜日

気まぐれブログNO13〜2024年8月25日(日)〜遅めの夏休み?!〜

 😔 このあと「遅めの夏休みをいただきます」なんてね。8月はほとんど休みみたいなものでしたが、だんだん夏バテが積もってきたので、しばらく夏休みに入ります。なにごとも毎日続けるのは大変だなあというのが実感。84歳9ヶ月という年齢は、思っていた以上に大変だなあという感じ。母が84歳と2ヶ月で旅立ったのでその年齢のさまざまな現象は見ていましたが、自分がそれを上回ってみると、思いがけない現象に出会います。友人の中には90歳の男性が二人いて、お一人は単身生活、お一人は同年齢のお連れ合いを介護しながらのふたり暮らし、そのお二人には、ただただ頭が下がります。それに比べて、90歳にはまだ間がある自分自身は、情けないなあと思いますが、こればかりは個人差があるので仕方がないですね。

 それにしても、84歳という年齢の現実は結構厳しい。私の場合は、一番弱いのが「歯」です。目は若い頃から「近視。乱視。」現在は老眼も入っていますが、まだ「白内障、緑内障」は発症していません。聴力は健在。

 今、いちばんびっくりしているのは、衰え。テレビでは、もういい加減にしてよと怒りたくなるほど、女性の「シミ、シワ、白髪」に対する化粧品?薬?の宣伝をしていますが、「若見え」にお金をかける人たちは「脳みそのシワ」もなくしているのかなと思っちゃう。外見にこだわりシミシワのない顔をよしとする人たちは、どんな薬や化粧品でも隠せないシミやシワがあることを知らないのかな、人間を外見で判断することの危険を知らないのかななんて思っちゃいますね。顔のシワは隠せても、全身のシワは隠せないですね。

 最近の私は、自分でも驚くほど、全身シワまみれです。「へえこんなところもシワシワになるんだね」と入浴のたびに自分の裸身を眺めて驚いています。だからテレビでこの化粧品でシワのない顔になったと宣伝している人を見ると、身体中のシワがないのかななんて意地悪な目で見たり、人間の価値は見た目じゃなくて内容だよとか戦争で幼児が殺されている中で、シミシワなんてどうでもいいじゃないなんてブツブツ言ったり、まあ、歳をとるということは、肉体的にも、精神的にも、思いがけない現実にぶつかって、驚くことが多い。しかし、歳をとることを悲観的には考えない。よくぞこの年まで生きてきたなあと思う。

 1945年3月東京大空襲後に東京高田馬場から母に連れられて信州に疎開した時、母は5歳の私の手を引き2歳の弟を背負い、お腹の中には同年10月に生まれる妹がいるという状態で満員列車に乗っていた。上野から信州に着くまで満員列車の中で私の手をしっかり握り「子どもがいるんです!子どもが押しつぶされる!」と叫び通したとのことです。その話を繰り返し聞いて育った私。母は強しという思いと、よくぞ私を守ってくれたという感謝の気持ちとを生涯持ち続けました。そして、その母の最期を私は看取ることができました。

 話が支離滅裂になるのが私の悪い癖です。すみません。涼しくなったら、またお目にかかりたいと思っています。みなさま、夏バテにご用心くださいませ。