〜 4月16日(水)〜
すっかり人嫌いになって、庭の植物たちとの会話が増えました。日に日に少しずつ顔つきが変わる草木たちとの会話は楽しい。会話って言うけれど、草花たちとの声が聞こえるの?って言われそうね。そうなんです、私には聞こえるんですよ、な〜んてね。本当のボケばあちゃんになっちゃったのかな。ボケでもなんでも、ホモサピエンスの聞くに絶えない戯言を耳にするより、草花たちの沈黙の語りかけの方がずっと楽しい。
今日は本当に素晴らしい青空!風もなく室内にいるのが勿体無いくらい!公園も今朝は静か。 空の美しさとは裏腹ですが、2月20日のブログに載せた「2017年1月22日の毎日新聞「オピニオン」欄に採用された投稿」を またまた載せます。
トランプ氏が、正式にアメリカ大統領に就任した。8年前のオバマ大統領の就任当時に味わった感激とは全く違う、暗澹たる気持ちはなんだろう。本当にああいう人物が世界の超大国の指導者になって、世界はどうなるのだろう。私のような日本の独居老人でさえ心配だ。そんな時、17日本紙の「火論」を読み、トランプ現象とマッカーシズムとを並べて論じた視点に新鮮な驚きを感じ、大いに励まされた。マッカーシズムとは戦後、米国で起きた反共産主義に基づく社会・政治運動のことだ。私はマッカーシズム当時は子どもだったが、その後、本などでマッカーシズムの実態を知り「空気」に流される危うさを思い知った。トランプ現象は、マッカーシズムに似ていると感じた。私たちは歴史に学ばなければならない。いたずらに嘆き、悲観するのではなく、トランプ現象の真の姿を冷静に見つめ、その幻を消し去ることに努めなければならないのだと思った。
なぜ、またまた載せたかと言いますと、前回のトランプ登場の時よりも、事態はずっと悪くなっていて、手のつけられない状態だからです。世界中の国のリーダーたちは何をしているのか、トランプごときに、ホモサピエンス社会を根底からひっくり返すような暴虐を許していいのかと言う怒りを抑えることができないからです。日本の片隅に住む85歳のばあちゃんが何を喚こうとも、ホモサピエンス社会全体にとっては、蚊の鳴くような声にもならない、全くなんの価値もない、トランプ的な人間たちにとっては痛くも痒くもないでしょう。でもね、21世紀のホモサピエンス社会に、トランプのような人間の「暴挙」があることが、どうしても許せないのです。なんの価値もない発言とわかっていても、ともかく自分自身に対して、言うことだけは言ったという「証」を残したい。ただそれだけ。

