2023年10月22日日曜日

NO.993〜2023年10月22日(日)〜ネット社会の落とし穴の多さ〜(ブログ一旦終了します)

 🌻 本当にうかつというか、ネット社会に関して物知らずだったなあと、我ながら呆れています。パソコンの使い方もまだよくわからないのに、パソコンでブログ発信など身の程知らずだなあ。最近の詐欺メールは本当に恐ろしい。むすめの連れ合いが、パソコンを設置してくれたのだが、その際に、知らない人やよくわからないメールは絶対に開けないことと言われて、今までそれはちゃんと守ってきたが、最近の詐欺メール(「フィッシング」というのですってね)の多さによほど気をつけないと、うっかりクリックしてしまいそう。

 19日20日と続けて「詐欺メール」について書きましたがその後も続々やってくる。詐欺メールに対して注意を喚起するサイトを見たら、最近特に多いのが、発信者が「Amazon」「三井住友銀行」「ETC利用照会サービス」だそうで、私のメールにも連日その3社からのメールが来ている。油断も隙もない。AI社会の恐ろしさ。このブログもどこかで誰かに変に使われているかもと、恐怖さえ感じる。やっぱり昔々やっていたようにペンで書いてプリントして郵送するかななどと思いもするが、それだけの力はない。パソコンで日記を書いて自分だけで保存して、公開はやめようかとも思う。今まででも読者というか閲覧数は一桁なんだから、やめてもいいな。

 ボケ防止は、また別の何かを考えることにしようか。もっとも、今でも、かなりボケていますが。もしかして、なんとか生きていますよというお知らせとして、庭や空などの写真をブログ形式で公開するかもしれません。というわけで、これで一応、一区切り。(開始2021年2月17日 終了2023年10月22日)

 🌻今までお読みくださったみなさま、心からお礼申し上げます。どうぞお元気で。🌻

写真は、けさ、6時38分に我が家の二階に朝日が当たり始めたところです。

なお、国立天文台暦計算室のサイトによると、東京の今日の日の出は5時54分とのこと。





 

 
















2023年10月20日金曜日

NO.992〜2023年10月20日(金)〜詐欺メールにご注意!!!〜

🌻ただいまの時刻は10月20日(金)午前11時です。緊急のお知らせ!をします。昨日のブログに以下のような投稿をしました。

🌻 NO.991〜2023年10月19日(木)

マイナポイント、国民の税金を使って悪質勧誘!

😠 10月19日(木)真夜中(午前0時29分)に、以下のメールが来ていました!差出人は「マイナポイント事務局」です。こんなことが許されるのか! 😠

 【マイナポイント第2弾】20,000円分のポイントプレゼント!

マイナポイント事業とは

マイナポイント第2弾は、20,000円相当のマイナポイントを提供しています。

これはQRコード決済や電子マネーなどのキャッシュレス決済に利用可能です。
このプログラムは、マイナンバーカードの利用普及と消費促進を目指しています。
----------------------------------------------------------------------
マイナポイントの申請手続き

以下の手順に従って、約1分で申請を完了させることができます。
----------------------------------------------------------------------
★STEP1
専用の申請サイトにアクセスし、必要な情報を入力

★STEP2
マイナポイントの申請を行う

★STEP3
20,000円分のマイナポイントを取得し、ご活用ください

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
以下のボタンから申請を開始してください!

★申請をはじめる

なお、本メールの送信アドレスは「送信専用」ですので、
返信してお問い合わせいただくことはできません。
© マイナポイント第2弾


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

🌻 ここまで、昨日のブログですが、

 また今朝、7時46分に昨日と同様のメールが来ました。

おかしいと思って、区役所に問い合わせたら、完全な詐欺メールでした。全く詐欺の手口は千差万別。詐欺の種はつきません。このような詐欺メールはすぐに

「フィッシング対策協議会」

https://www.antiphishing.jp

に報告してくださいとのことでした。全く油断も隙もない。世に詐欺の種はつきませんね!!!

気をつけよう!!!暗い夜道と詐欺メール、詐欺電話!!!

2023年10月19日木曜日

NO.991〜2023年10月19日(木)マイナポイント、国民の税金を使って悪質勧誘!

😠 10月19日(木)真夜中(午前0時29分)に、以下のメールが来ていました!差出人は「マイナポイント事務局」です。こんなことが許されるのか! 😠

           😠

 【マイナポイント第2弾】20,000円分のポイントプレゼント!

マイナポイント事業とは

マイナポイント第2弾は、20,000円相当のマイナポイントを提供しています。

これはQRコード決済や電子マネーなどのキャッシュレス決済に利用可能です。
このプログラムは、マイナンバーカードの利用普及と消費促進を目指しています。
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マイナポイントの申請手続き

以下の手順に従って、約1分で申請を完了させることができます。
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★STEP1
専用の申請サイトにアクセスし、必要な情報を入力

★STEP2
マイナポイントの申請を行う

★STEP3
20,000円分のマイナポイントを取得し、ご活用ください

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★申請をはじめる


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なお、本メールの送信アドレスは「送信専用」ですので、
返信してお問い合わせいただくことはできません。
© マイナポイント第2弾

2023年10月18日水曜日

NO.990〜午後の散歩、近所を一回り〜

 🌻 自慢じゃないけれどほんとうに住み良い場所に家があるなあと思います。生活に必要なもの、区役所、清掃事務所、区立図書館、ケア24、郵便局、警察署、都税事務所、銀行、内科医、ミニスーパー、コンビ二、床屋さん(女性の散髪や顔のマッサージも)、地下鉄駅、現在は直接私に関係ないけれど、区立小中学校、都立高校すべて徒歩5分〜20分以内、さらにコミュニティバス(杉丸くん1回100円)を使えば、眼科医、歯科医、JR駅、ショッピングセンターに行ける。その上、徒歩1分のところに真ん中に善福寺川が流れている、広大な「善福寺川緑地公園」がある

 そんな環境のところに、30歳で結婚してから83歳(もうじき84歳)になるまで、おなじ場所の築50年の家に住んでいる。結婚当初は夫婦と夫の母との3人家族だったけれど、今では一人暮らし。ご近所の人々もかなり変わって、50年前から住んでいる人は数人で、今ではその人の孫やひ孫もいるけれど、新しい住人の方たちとも、隣近所仲良しだ。治安も良く、この50年間警察沙汰などなかった。一人暮らしの老人にとっては、ありがたいことだ。住宅地全体の道路が私道で、家の前を通る車は、ゴミ収集車や郵便や新聞配達、宅配便などの車と住民の車でなので、車の騒音もなく昼夜通して静かだし、交通事故もない。この50年間で火事が1件だけあったのが、一番大きな事件だった。救急車もほとんど来ないが、我が家は例外。夫は10年余りの闘病生活で15回も救急車のお世話(心肺停止寸前)になり、私自身も、20年夏の深夜の大怪我で救急車のお世話になった。ここまで前書きのつもりで書き始めたのに、私の悪い癖で、話がどんどんそれて、長い前書きに。。主役は、公園からご近所を散歩した写真のはずでしたが、写真はおまけになってしまいました。

公園内の「かりん広場」かりんの木がたくさんあり、現在、実がたわわに実っています。



公園の向かいにあるおたくの庭の金木犀の大木。

花ざかり。
















公園の向かい側のマンションのサルスベリ(百日紅)。

紅い花が散ったあとに実がなるのね。

初めて知りました。


お馴染み(かな?)善福寺川。いつもはこんなに穏やかなのに、大雨の時には両側の住宅地にまで溢れる水。水源は区内の善福寺池。












2023年10月16日月曜日

NO.989〜2023年10月16日(月)〜素晴らしい青空!〜

 🌻 特にどこがどうということはないのですが、体全体、やっぱり弱ってきているなあと感じます。が、弱気にはなっていませんので、ご心配なくね。ただ、人間社会には、希望的観測ができません。どうしていわゆる世界の指導者(というか権力者)たちは、これほど戦争が好きなのかと、絶望というより、もう、あきれています。兵器製造者たちは金儲けにうつつを抜かしているのでしょうが、どんなに金儲けをしてもたかだか100年足らずの人生、金を抱いてあの世に行けやしないのに。

 ま、ここまでは年寄りの戯言ね。ところで、素晴らしい青空のもと、小さな庭の小さな秋を眺めています。以前のブログを見たら9月28日に写真を載せた小さな庭の小さな秋が、今日も頑張っているので、今日の姿の写真を載せておきますね。ムラサキシキブ、ヤブラン、ミズヒキなど、新顔はナンテンの葉っぱの紅葉とウメモドキの実です。そうそう、去年あんなに元気だったルリトウワタちゃん、今年は、なぜか元気なし。ようやく花を咲かせたけれど、ちょっと寂しい。































2023年10月15日日曜日

NO.988〜2023年10月15日(日)〜またまた去年のブログ再掲〜

 🌻 今日はもう、10月15日ですよね。昨日のブログに載せるはずだった、去年の10月14日のブログをまた忘れて、今日15日になってしまいました。どうしようもないボケぶりです。

去年のブログの秋の桜〜ソメイヨシノの返り咲き〜の写真ですが、今年もちらほら咲いています。やっぱり「地球温暖化」のあらわれでしょうか。地球温暖化は、人間の犯罪。といいながらも、こうしてパソコンを使っている私も温暖化に手を貸しているのでしょうね。矛盾ですね。でも、どうしたらいいのかわかりません。

NO.681〜2022年10月14日(金)〜秋桜〜

😞 12日、13日とお休みでした。12日は歯医者に行き、13日は夕方公園に写真を撮りに行って、それをアップする予定が、なんとなく寝てしまって。全く困りものです。で、きょうももうお昼近く。午後は眼科なので、昨日の公園で撮った秋桜の写真をアップします。

 🌸 秋桜」って「コスモス」のことですよね!ところが、近所の善福寺緑地公園では、本物の秋桜、つまりソメイヨシノが今、今年2度目の花を咲かせているのです。50年以上この地に住んで、ソメイヨシノが秋に咲いたなんて記憶にないなあ。もしかしたら、あったかもしれませんが、最近の物忘れは加速度的なので、忘れちゃったのかも。ということで、昨日夕方、スマホ写真を撮りました。かわいそうなくらい細々と、遠慮がちに咲いていましたよ。あの春の、花の王者は私とばかりに咲き誇っていたのが嘘みたいでした。なぜ今頃?なんでも秋になっていちど気温が下がり、その後夏みたいな暑い日があると、もう春になったのかと思って咲くのだとのこと。この話の真偽はわかりませんが、昨日は寒空だったので、咲いてみたものの、びっくりしたんじゃないかしら。というわけで、なんだか寒そうな秋の🌸をパチリ。



































🌻以上、去年の10月14日のブログでした😓

2023年10月13日金曜日

NO.987〜2023年10月13日(金)〜2021年10月12日のブログ再掲〜

 🌻 ノーベル賞の季節。今年もいろいろ話題がありますが、2021年10月12日の「一寸先は闇」にノーベル賞関連の記事を書いていたので再掲します。(この頃再掲が多いね😓)


NO.294 日本人ってな〜んだ!?

 !? 「日本人がノーべル物理学賞受賞!!!」ってメディアが大騒ぎをし、出身地も大騒ぎ。でも、ちょっと待ってよと、「一寸先は闇」の意地悪ばーさんは思います。

 日本人、日本人って大騒ぎしているけれど、日本人って何なのかな。日本人の定義って何なのかしらと思って、辞書を引いてみました。(暇人の暇つぶし!)

 広辞苑第7版(2020年2月25日第7刷)によると、

日本人とは日本国に国籍を有する人、日本国民。」とあります。

では、日本国民とはなんぞやというと、同じ広辞苑に

「① 国中の民。くにたみ。②国家の統治権の下にある人民。国家を構成する人間。国籍を保有する者。国権に服する地位では、国民、国政にあずかる地位では公民または市民とよばれる。(以下略)」

 へ〜そうなんだ!日本国に生まれて、あと二ヶ月足らずで82年も日本国に暮らしていながら、「日本人」や「日本国民」の正式な定義なんて知らなかったというか、深く考えても見なかった。「日本人」「国民」を辞書で引いたこともなかったと思う。

 「日本人がノーベル賞受賞」の第一号は湯川秀樹ですよね。私が田舎の小学4年生の時。担任の先生が。教室に飛び込んできて「湯川秀樹博士がノーベル賞を受賞しました」と大声で叫んだのを覚えています。前後のことは忘れましたが、職員室か何かでラジオ放送を聞いていたのかしらね。その先生は4年生の時1年だけの担任の先生でしたが、「昭和1年生まれなので昭一という名前だ」ということと、湯川秀樹のノーベル賞受賞のことだけは、今でもおぼえています。(1949年のこと!)

 話が逸れましたが、今回物理学賞を受賞された眞鍋淑郎さんは、辞書の定義からいうと日本人ではないのですよね。

日本国籍を持たないのですからね。それに、ご本人の言葉を借りるなら、

彼は、日本に帰りたくないので、日本国籍を捨てて、

アメリカ国籍を得たとのこと。

そんな彼がノーベル賞を受賞した途端、「日本人!日本人!」と

日本国が大騒ぎするのはいかがなものかしら。

眞鍋淑郎さんは、

テレビや新聞で知る限り素晴らしい方だと思う。

でも、「日本!日本人!」と騒ぎ立てる人たちの中には、

眞鍋さんが最も嫌いな「日本人」

(例えば、学術会議から特定の人を締め出すような政治家)

がいるんじゃないかな。

眞鍋さんが日本国籍を捨ててアメリカ国籍を得てアメリカ人になった、

そのために研究に没頭できる十分な資金や環境を得て、

それが今回のノーベル賞受賞に繋がったことを、

「日本人」は、深く考えるべきだと思いますね。

岸田首相が「日本人として誇りに思う」なんてツイートしたらしいけれど、

よく恥ずかしくないね。


2023年10月12日木曜日

NO.986〜2023年10月12日(木)〜空には秋のウロコ雲〜


  今朝6時、
歌の文句そのままに、
♪空には秋のウロコ雲♪
例によって2階の窓から東の空を。


 





2023年10月11日水曜日

NO.985〜2023年10月11日(水)〜1951年3月発行の文集から②〜

 🌻 はるか昔のことですが、形あるものが残っていると、記憶がよみがえりますね。

昨日書いた「5年生の時の文集」ほんとにいいものが残っていたなあと思います。私が20代から40代までの小学校教員として形にした文集や学級便りなど、現在50代以上になったあの頃の子どもたちの何人が手元に残してあるかしらなどと、時々思います。でも、それを手にとって昔を懐かしむのは、まだ先のことでしょうね。70代80代になって、人生の終着駅が近づいた時、初めて時間をかけて昔を懐かしむのでしょうね。私自身がそうでした。人生の終わり近い今になって、はじめて小学校時代をあれこれ思い出して、懐かしむのですから。

 さて、5年生の時の文集を見て不思議なのは、47人の級友の中で、私ひとりだけが「生活綴り方」からはずれた「少女小説」の影響のような文章を書いていたのです。当時、「少女の友」だったか「女学生の友」だったか、そんな雑誌を読んでいたので、その影響かも。とにかく文集の目次を見ると、私一人だけ変わっていたのがわかります。では、目次を書き出してみます。まさに「生活綴り方」です。

かるたとり、山、野球、みなかみの道、田植え、麦刈り、小諸のサルとクジャク、アカゲラの子、水遊び、草取り、馬市、草刈り、おこあげ、稲刈りの休み、麦こき、節分、スキー、ししまい、おつかい、おみせ、あそび、お正月、かがり、おてつだい、くわきり、しごと、おぼん、かいこえん、大川の湯、いなごとり、みそか、おひなさま、おもちつき、汽車の中、どんどんやき、

 太平洋戦争が敗戦で終わって5年後、復員した先生が、兵隊服を着ていた頃の信州の山村の子どもたちの暮らしが、浮かんでくるような作文。その中で一人だけ「5年生の思い出」という題の作文が載っている、それが私でした。その文章がまた、生活に根ざしたのではなく、形容詞の多い文章で「生活綴り方」とは、かけ離れたものです。それが当時の私。恥ずかしいけれど、全文載せておきますね(😅)

🌻 「5年生の思い出」 🌻   新津尚子

 思えば 長いようで短かったこの1年間を 私はゆめのようにすごしてしまいました。

 まだ1学期の頃、芽ので始めた河原を春風に吹かれながら歩いたこと、小諸へ遠足に行ったこと、真夏の暑い相木川で友だちと水遊びをしたことなど、いろいろの楽しかったことが、今でもはっきり頭に浮かんできます。また、盆踊りの太鼓の音や歌声、秋のいねこきや、さびしそうな風の音などがとてもなつかしく、遠くかすかに聞こえるように思われます。「早く来いお正月」などと歌って、まちこがれていた「お正月」も、急行列車のように早く過ぎ去ってしまいました。

 今では、3月3日のおひなさまも過ぎ、一心に習った楽しい学芸会も何もかも、ちょうちょのように、また空をスイスイ飛び回るトンボのように飛んで行ってしまって、私は何だかさびしいように思います。

 けれども、心のかたすみでは、春を待つ楽しい気持ちもわき上がっています。そして、新しい学年をむかえ、元気いっぱい春の風をすい込み、新しい勉強の一歩を踏み出そうと思っています。花の咲く、きれいな庭に近づいてくる春、また、新しい学年をむかえる楽しい気持ちで、私の小さな胸は、春風に吹かれたお池の波のように、小さくおどります。

(3月6日) 


2023年10月10日火曜日

NO.984〜2023年10月10日(火)〜1951年3月発行の文集から①〜

 🌻 2年生の時の作文に続いて今度は、5年生の時の作文です。生活綴り方全盛時代(代表格は、無着成恭先生の「やまびこ学校」。1951年3月5日第一刷発行〜発行所「青銅社」が手元にあります)、私が5年生の時の文集から、本当は昨日(10月9日)書くはずだったブログですが、やっぱりあっという間に時が過ぎて、1日ブランク、投稿は、今日10日になってしまいました。最近のボケは本当に困りものです。


この文集は、5年生の時の担任の先生「菊池清人」先生が作ってくださったもの。表紙から5年1組47人全員の作文のガリ切り、印刷製本まで、すべて先生お一人の仕事でした。表紙には「昭和26年3月発行」とあります。1951年3月です。

 菊池先生は太平洋戦争末期、徴兵され、奇跡的に戦死も負傷もせず郷里<私の故郷長野県南佐久郡小海村(現在は小海町〜JRの鉄道で最も標高の高いところにある「野辺山駅」で有名な「小海線」が走っているその小海町の隣村)>に帰ってきて、小海小学校の先生になっていました。菊池先生は戦争での経験を話すことはありませんでしたが、とてもやさしい先生だったのを覚えています。

 その文集の表紙をめくると扉があり(下の写真)、そこには、「共に学び、共に語り、共に歌い、共に働き、共に遊び、共に進まん ための本」 という言葉が載っています。今読んでも素晴らしい言葉だなあと思います。


次のページには、先生の「はじめに」というタイトルの「はじめの言葉」が載っています。(原文は縦書きです)


はじめに  菊池清人

◯ 去年の4月から皆の書いた作文がたく山たまりました。まがりくねった字を考え考え読んでいると、先生も皆のように小さかった時のなつかしい思い出がわいてきます。皆が大きくなってから、小さい時の楽しかった事を思い出すことが出来るように、皆が書いた作文を「山波」と名をつけた本にしました。

まだのせたいのがたくさんありました。ほんとに惜しかったが都合でこれだけでやめることにしました。

◯ この文集「山波」は、皆の素直な心の鏡にうつったやさしい姿です。皆の歩いて来た小さな足あとです。これを5年後、10年後になって出してよんでごらんなさい。皆の小さかった時の姿をふりかえって自分でしっかり見ることが出来るのです。それはちょうど、深山の岩間から、こんこんとわき出す清らかな、細いけれども、くんでもくんでもつきない、そしてまた、どこかにするどさのある、あの「苔清水」のようなものです。

◯ 作文を上手に作ろうなどと考えてはいけません。もっともっとまじめに、物事を見た通り感じたことを出来るだけ正直に又、こまかに書かなくてはなりません。なお、作った文を幾度も読みかえし、直すことも大切です。そしたらもっとよいものがたくさんできるでしょう。

◯ 美しい、そして親しい山の波が果てしなくつづき、その山ふところにいだかれた小海小学校の明るい校舎の窓辺の桃の木に、ガラス窓にさす陽の光に、なごやかな空の色に、何となく春が訪れて来たような気がします。さあ、皆んな仲よく元気よく、手を取りあって、新しい学年へ力一ぱいふみこみましょう。(1951年3月15日)

🌻 ステキな「はじめのことば」です。先生とは、半世紀も前に交流が途絶えてしまいましたが、多分もう千の風になっていらっしゃるでしょう。5年生の時たった1年だけの担任でしたが、この文集を手に取るたびに、上記の先生の「はじめに」を読むたびに、先生の「丸坊主の姿」が、目に浮かびます。そして、作文教育に情熱を傾けて下さったことを、70年余りのちの今になってもありがたく思います。小学校教師になった私は、この文集を手にとって、ずっと作文教育に力を注ぎ、子どもたちの文集は大切に保管してあります。


2023年10月8日日曜日

NO.983〜2023年10月8日(日)〜6人きょうだいの末っ子、妹の誕生日「78歳」〜

 🌻 あかちゃん 🌻

 うちのあかちゃんは、お人ぎょうがすきですきで、どんなおにんぎょうでもよろこんでいました。わたくしがおりがみでお人ぎょうおつくってやったら、よろこんで、うちじゅうとびまわってあそびました。わたくしは、あかちゃんとゆうものは、とてもおもしろいものだと思いました。

 ゆうがたわたくしがあかちゃんをおぶっておねえさんをむかえにいくと、あかちゃんは大きな声でゆうやけをみながら「ゆうやけこやけでひがくれて」とうたっていたのでわたくしは、はずかしくてたまりませんでした。すこしそらがうすぐらくなってきても、まだきしゃがこないので、わたくしがかえろうとして「ともねちゃんもうかえろう。」といってかおをみるとともねはぐうぐうねむっていました。(原文のまま)

 (以下は、表記を読みやすくしたものです)

 うちの赤ちゃんは、お人形が好きで好きで、どんなお人形でも喜んでいました。私が折り紙でお人形を作ってやったら、喜んで、家中、跳び回って遊びました。私は赤ちゃんというものは、とても面白いものだと思いました。

 夕方、私があかちゃんをおぶって、お姉さんを迎えに行くと、赤ちゃんは大きな声で夕焼けを見ながら、「夕焼け小焼けで日が暮れて」と歌っていたので、私は、恥かしくてたまりませんでした。少し空が薄暗くなってきても、まだ汽車が来ないので、私が帰ろうとして「ともねちゃん、もう帰ろう。」と言って、顔を見ると、鞆音は、ぐうぐう眠っていました。



(解説!?) プロテアリリコばーちゃん(83歳〜あとひと月半ほどで84歳になる)が、2年生(1947年)の秋に書いた作文。当時は、綴り方と言っていましたね。紙質も悪くほとんど崩れそうな「綴り方帳」がよく取ってあったなあと、我ながら感心。表紙の字は父が筆で書いたもの。作文の中の「おねえさん」は、私たち6人きょうだいの長女(2016年没)で、作文が書かれた当時は、隣村の小学校の教師で、汽車で通勤したいた。彼女が帰る頃なので私が2歳の妹(鞆音)をおんぶして駅に迎えに行ったのです。

この赤ちゃんも、きょう、2023年10月8日、無事に78歳の誕生日を迎えました。私たちの両親は、もちろん今は亡く、6人きょうだいも、今では、次兄と妹と私の3人になってしまいました。次兄と妹はそれぞれ連れ合いがいますが、私は2004年に連れ合いを亡くしました。今日引用した「綴り方」を書いた頃、83歳の独居老人になっている自分の姿など、夢にも想像しなかったでしょうね。人生過ぎてしまえば、あっという間です。 









 

2023年10月7日土曜日

NO.982〜2023年10月7日(土)〜2021年10月10日のブログ「一寸先は闇」再掲〜

 🌻 2023年10月7日(土)午前5時15分から、パソコンに向かいました。昨年、一昨年の今頃は、ブログに何を書いていたのかなと思って、過去記事をめくっていたら、びっくりする記事が!

ああ、そうだったな、「窓際のトットちゃん」以来、黒柳徹子を尊敬していたのに、何だよこれは!と怒りながら書いたんだったなと、思い出しました。それで、一昨年の10月10日の記事を再掲します。2023年の「マイナカード」を巡る惨状を彼女はどう思うのか聞いてみたい。(以下、一昨年10月10日の再掲)

21年10月10日日曜日

NO.291 窓際のトットちゃんが泣いている!

! 😡😡😡😡😡!

なんたること!

新しいメガネは明日なので、ブログ投稿は明日まで待つと思っていたが、さっき、朝刊「毎日」「東京」に目を通して怒り心頭!ひとことだけ書いて、詳しくは後ほど。

怒り心頭の理由は、両紙に全く同じ全面広告が載ったこと!

その広告とは、

黒柳徹子が

「マイナンバーカード」を早く作れと

すすめるもの。

多分全国紙全てに載っているだろう。

あの、自由人「窓際のトットちゃん」が、なぜ、人生の最終コーナーにさしかかって、政府のお先棒担ぎをしたのか!?

「トットちゃんが泣いていますよ!」😭

(以下、朝食後じっくり考えて投稿します。とにかく、みなさんに一刻も早くお知らせしたくて)

😡 今午後1時過ぎです。今朝の続きです。

😡 今日、朝一のブログ投稿について、あんなに字を大きくしたのは、なおちゃんの目が悪いためかと、心配の電話を下さった人がいますが、怒りの表現として字を大きくしたのです。目は大丈夫ですよ。とにかく、黒柳徹子という人はもう少しあてになる人かと思っていた私の認識不足でした。私なんか住民基本台帳もほったらかしておいたのに、いつの間にかそれはなくなって、マイナンバーカードになったんだから、行政の言う通り動いていたら、いい迷惑ですよ。

😡 どんなにうまいこといっても、行政が真実区民や国民のことを思って働いているなんてことは、はじめからありませんね。困ったものです。そんな行政の広告塔になるなんて、黒柳徹子さんもどうしようもないですね。

😡 話は違いますが、あの全面広告の広告掲載料金はいかほどでしょうね!?

 かなりの掲載料のはずですが、どこから出るのでしょう。国が出すのならそれは国民の税金から支払われることになりますよね。わかる人、教えてくださいな。

2023年10月6日金曜日

NO.981〜2023年10月6日(金)〜4日5日と休んで早くも6日となってしまった〜


 🌻 本当に自分でもわからなくなった。なんで2日も過ぎてしまったのかな。現在10月6日午前6時前。先ほど(5時12分)、東の空が白み始めたのでパチリ!右上に小さく見えるのは金星(明けの明星)。

 心配だなあ、我が身の衰え。火曜日プラごみの日なのに出し忘れ、ブログも2日も飛ばし、特に仕事もないのにどうしてこんなに、なすべきことを忘れるのかしら。

 ま、そんな愚痴を言っても始まらないね。 😅

 今日は夕方も青空がきれいだった。


2023年10月3日火曜日

NO.980〜2023年10月3日(火)〜久しぶり快晴の朝〜

 🌻 久しぶりに快晴の涼しい朝!朝のうちにと日用品の買い物に出かけた。5時30分。公園は年寄りで賑やか。体操をしているグループもある。

 公園の木々の間を抜けて往復30分のところに、おなじみのコンビニがあり、そのお店のマダムは私と同い年。夫を亡くしたのも同じ頃。彼女は、コンビニ経営者の息子さん夫妻と同居。朝は、彼女がレジに立つ。現在のレジはものすごく複雑で、レシートを見るだけでも、よくこんな複雑なレジを打てるなあと、感心してしまう。

 今日の買い物は重量4・4キログラム。両肩に担いで15分歩いたのでいい運動。途中、ご近所の女性二人に会って、ちょっと立ち話。二人とも私よりずっと若いので、大荷物を担いで歩く私を褒めてくれた。50年も同じ家に住んでいると、ご近所のほとんどと顔見知り。でも、私より年上の人は3人ばかり。私たち夫婦と同時に住み始めた人(つまりこの住宅地の第一世代)は9割がた旅立ち、現在はその子ども世代、孫世代。そして、昔の住人が世を去った後、家も取り壊し、1戸の敷地(50坪から60坪)には、たいてい2戸の新築の家が建って、若夫婦と幼子が入居というケースが増えた。まあ、人も世も移り変わりますね。

 ところで、今日10月3日(火)の東京の日の出は5時37分。日の出前の東の空と西の空に残っている月の姿を。 🌻

 




2023年10月2日月曜日

NO.979〜2023年10月2日(月)〜9月30日夜の月と10月2日明け方の月

🌻 中秋の名月が過ぎても、月は美しい。

9月30日18時52分 22時10分(1枚目と2枚目)。 3枚目は10月2日朝、5時8分の西空。同じ頃、東の空には、「明けの明星 金星」が輝いていました。4枚目の写真 の真ん中あたりにポチッと白く見えるのが金星です。