2025年2月20日木曜日

一寸先は闇〜2017年1月22日の私の新聞投稿より〜

 🌻 新聞投稿記録を取り出してみたら、2017年1月22日の「毎日新聞<みんなの広場>」に掲載されたものが出てきた。タイトルは「トランプ現象 冷静に判断」無職村田尚子77歳。8年前、トランプ政権誕生の時も、かなり腹を立てていたのだけれど、今と少し違う気持ちだったみたいね。今、読み返すとなんだか「格好つけている」みたいな気がする。今はもう、冷静なんてものはかなぐり捨てて「全くもう、いい加減にしろよ!世界一の銃社会なんだからどこかで一発くらって早く消えてしまえ!」もちろん口には出さねど、まあ、気持ちとしてはそんな感じね。    世界には賢者と言われる人たちも少なくないだろうに、どうしてあんな 人物がホモサピエンス代表みたいなことになってしまったのか!今年、アウシュビッツから80年ということで、いろいろな声が聞こえるけれど、あのヒトラーの末期を見て、トランプという人物は何も思わないのかなあ。自分の命は「永遠」とでも思っているのか。ということで、とにかく8年前の毎日新聞「オピニオン」欄に採用された投稿(2017年1月22日)を再掲しますね。

 トランプ氏が、正式にアメリカ大統領に就任した。8年前のオバマ大統領の就任当時に味わった感激とは全く違う、暗澹たる気持ちはなんだろう。本当にああいう人物が世界の超大国の指導者になって、世界はどうなるのだろう。私のような日本の独居老人でさえ心配だ。そんな時、17日本紙の「火論」を読み、トランプ現象とマッカーシズムとを並べて論じた視点に新鮮な驚きを感じ、大いに励まされた。マッカーシズムとは戦後、米国で起きた反共産主義に基づく社会・政治運動のことだ。私はマッカーシズム当時は子どもだったが、その後、本などでマッカーシズムの実態を知り「空気」に流される危うさを思い知った。トランプ現象は、マッカーシズムに似ていると感じた。私たちは歴史に学ばなければならない。いたずらに嘆き、悲観するのではなく、トランプ現象の真の姿を冷静に見つめ、その幻を消し去ることに努めなければならないのだと思った。

(トランプの4年間は上記投稿のようにはならず、酷い有様で結局再選はなかった。)

 トランプ時代が4年間続き、その後バイデン時代になり、ホモサピエンス社会はどうなったか。あっというまにホモサピエンスは「生物」でなく「機械」になってしまった。ウクライナ戦争、イスラエルのガザ襲撃、ホモサピエンスの最大の特徴とも言える「知性と感性」は機械(AI)に取って代わられた。テレビの天気予報で着るものまで指示される世の中になるとは、空いた口がふさがらない。それにしても、まさかトランプが再び出てくるなんて「青天の霹靂」とはまさにこのことだ。そして、今回のトランプは、まったく手がつけられない。世界中の指導者たちよ、知恵を絞って独裁者を消し去ってほしい。彼に、あのヒトラーの最後を噛み締めさせてほしい!このカオスのホモサピエンス社会の中で、千の風になりたくない!安堵の気持ちの中で千の風になりたい!