2023年11月29日水曜日

NO.1003〜2023年11月29日(水)〜てっちゃんから写真のプレゼント〜

 てっちゃんというのは、娘の連れ合い。私のパソコンの先生。まったく何にもわからない私に、手取り足とり教えてくれる親切な先生。それでもまだ、この生徒は飲み込みが悪く、未だにパソコンを使いこなせない。でも、てっちゃんは嫌な顔一つせずに、教えてくれます。昨日、彼から杉並区大田黒公園の紅葉の写真が届きました。

てっちゃんありがとう!!! 




   













2023年11月26日日曜日

NO.1002〜2023年11月26日(日)〜84歳の誕生日(82歳の誕生日のブロ再掲)

🌻  今日、私の84歳の誕生日は、冷たい雨。亡夫の5年日記(2001年から2005年まで)亡夫は2004年6月29日に他界したので、私の誕生日についての亡夫の記述は2003年11月26日が最後。今年もまた2003年11月26日の日記を読み返す。<住基ネット非加入を申し出る>と書いてあって、やっぱりねと思った。住基ネットはその後亡くなって、マイナンバーカードに変わったが、私はこれも無視。今でも持っていない。夫亡き後、5年日記の最後の1年半のページは、私が書いた。したがって、2004年11月26日と2005年11月26日は、私が書いている。両年とも「寂しい」という字が見える。ひとりになってから19年、最近の日記からは、寂しいという文字が消えた。現在は「寂しさ」よりも、人間社会に対する怒りと諦めの気持ちが交互にやってくる。しかし、長年の友人たちや親族との関係は、あたたかく頼もしい。本当にありがたいことだ。

ブログを始めるまでは、本当に私的な日記だったから、ここに再掲はできないけれど、2021年2月17日にブログを始めて、一応、公開しているので、今日は、ブログ公開の最初の誕生日『2021年11月26日のブログ」を再掲します。2年後の今に比べて元気!

 NO.346 〜2021年11月26日〜 <1939年11月26日 ナオコばーちゃんは生まれた>

* 1939年11月26日に私は生まれた。1939年という年は、世界史の上でもかなり重要な年。私が生まれたなんてことは、重要でもないしどうってことはないが、私が東京高田馬場で産声をあげた年は、大変な年だった。つまり、1939年9月1日ドイツがポーランドに攻め込み第二次世界大戦が始まったのだ。
 日本はドイツ、イタリアと同盟を結び世界を相手の戦争に突き進んでいたが、1943年9月にはイタリアが降伏し1945年4月30日にヒトラーが自殺して、5月7日にドイツ降伏。
 日本はどうしていたか。1945年4月1日には米軍が沖縄本島に上陸し、7月26日にはポツダム宣言が発表された。しかし、それでも日本は降伏せず、ぐずぐずしているうちに、8月6日に広島、9日に長崎に原爆を落とされ、ようやく8月14日にポツダム宣言を受諾して、15日の無条件降伏となった。
 9月2日に降伏文書に調印して、正式に降伏したわけだが、イタリアが降伏してから約2年、ドイツ降伏から3ヶ月あまり、ポツダム宣言発表から20日ほど。歴史にたらればはないが、43年のイタリア降伏以後、インパール作戦、レイテ沖海戦、沖縄戦、広島長崎原爆投下などがあったわけだから、イタリア降伏後日本も降伏していたら、あるいは、遅くとも5月7日のドイツ降伏後に降伏していたら、さらには、ポツダム宣言発表後すぐに受託していたら、少なくとも広島、長崎はなかったのではないか。

* 原爆投下という暴挙をしたアメリカを許すことはできないが、日本の降伏の決断が早ければ、原爆投下の機会を与えなかったのではないか。アメリカを憎み恨むと同時に、自分の国の支配者を糾弾すべきではないか。ヒトラーは自殺し、ムッソリーニは、パルチザンに殺された。それなのに、日本は、あの戦争の本当の責任者は誰なのか追求することをしなかった。東京裁判で7人が、あの戦争の最高責任者として絞首刑(最後にウイキペディアの記事を載せた)になったが、本当にあの7人なのか。当時の憲法(明治憲法)によれば、


大日本帝国憲法

第1章 天皇
  • 第1条大日本帝国ハ万世一系ノ天皇之ヲ統治ス
  • 第2条皇位ハ皇室典範ノ定ムル所ニ依リ皇男子孫之ヲ継承ス
  • 第3条天皇ハ神聖ニシテ侵スヘカラス
  • 第4条天皇ハ国ノ元首ニシテ統治権ヲ総攬シ此ノ憲法ノ条規ニ依リ之ヲ行フ(以下略)
  • ということなのだから、あの戦争の最高責任者は自ずと明らかだ。そして、この最高責任者は、天寿を全うし、憲法が変わっても、その子孫が天皇の地位にある。
  •  今年、1945年8月15日から76年目の8月15日だったが、日本国には、相変わらず天皇が存在している。明治憲法とは違うが、日本国憲法も、相変わらず第1章に天皇を置き、第1条から第8条までが天皇条項だ。現憲法は「平和憲法」と言われるが、それは第2章からだ。そして第2章は、第9条のみ。次に第3章が来て第10条から第40条まである。
 現在の自公民政権は、憲法改定に前のめりのようだが、私も自公民政権とは全く違う観点だが、幾つかの条文は改定の必要ありと思う。その最たるものは、第1章の天皇条項だ。憲法の第1章に天皇条項を置く限り、日本という国のあり方、日本国民の意識のありようは、今の時代にふさわしいものにはならないだろうと思っている。

* 今日82歳の誕生日を迎えてざっとふりかえってみる。第二次世界大戦勃発直後に生まれ、生家は、1945年5月25日の山手大空襲で全焼!父の故郷信州に疎開していて命は助かったが、5歳までの思い出の品々は消失したのだが、返す返すも残念なのは、初節句の「7段飾りの豪華雛人形!」。写真も残っていない。敗戦の翌年国民学校1年生、翌年から小学校になり、戦後の教育界の混乱期に大学まで進学、60年安保闘争に参加。難関を突破して(自画自賛!、教員志望者が少ないという現在から見たら、当時の東京都の教員志望〜私の場合は中学国語科教員で受験〜競争率倍率は二桁だった)東京都の教員になり、様々な教育闘争を経て、夫の介護のために54歳で早期退職。世界は戦争が絶えなかったが、それでも日本が直接戦争をする事態にはならずに、82歳を迎えた。あと、何年生きるかわからないが、この世での最後の日に、私はどのようは風景を見ることになるのだろうか。

*東京裁判で死刑になった7人*
判決氏名階級主な経歴罪状備考
死刑板垣征四郎陸軍大将陸相第1次近衛内閣平沼内閣)、満州国軍政部最高顧問、関東軍参謀長中国侵略・米国に対する平和の罪1948年昭和23年)
12月23日執行
死刑木村兵太郎陸軍大将ビルマ方面軍司令官、陸軍次官(東條内閣英国に対する戦争開始の罪
死刑土肥原賢二陸軍大将奉天特務機関長、第12方面軍司令官中国侵略の罪
死刑東條英機陸軍大将第40代内閣総理大臣ハワイの軍港・真珠湾を不法攻撃、米国軍隊と一般人を殺害した罪
死刑武藤章陸軍中将第14方面軍参謀長(フィリピン)一部捕虜虐待の罪
死刑松井石根陸軍大将中支那方面軍司令官(南京攻略時B級戦犯、捕虜及び一般人に対する国際法違反(南京事件
死刑広田弘毅文官第32代内閣総理大臣近衛内閣外相として南京事件での残虐行為を止めなかった不作為の責任
(ウイキペディアより)

2023年11月25日土曜日

NO.1001〜2023年11月25日(土)〜バースディカードその2〜

 🌻 昨日24日、またまたバースディカードが届きました。去年もその前も、つまり毎年届く「和子ちゃんのバースディカード」です。

まず一昨年(2021年11月24日)のブログから。

50年以上前に、ある小学校で出会った和子ちゃん。3年生の可愛い子。たった1年しか担任しなかったのに、それから毎年、私の誕生日にプレゼントが届きます。和子ちゃんの人生にも、私の人生にも、本当にいろいろなことがありました。

その間、実際に会ったことは数えるほど。でも、年に一度の誕生日のプレゼントで、毎日会っているような気持ちになります。

私からは何にもしてあげないので、申し訳ないなと思いつつ、ありがたく嬉しくプレゼントをいただいているのです。

和子ちゃん本当にありがとう!

 


昨年(2022年11月25日)のブログから

今年のプレゼントの、ペーパークラフト。こんなのがあるのかと感嘆!初めて見ました。ちょっと厚みのある速達便が届き、何かしらと思って開封したら、中からパッと開いたこんな素敵なお花が!

いろいろなものがあるのね。ナオコばーちゃんは、昔人間で、こんな花束があるなんて知らなかったわ。去年のお花の壁飾りといい、今年の花束といいホントに素敵。和ちゃんありがとう!!! コロナが収まったら、なんとか一度会いたいな!




そして、今年も和子ちゃんからのカードが届きました。

うさぎどしのなおこばーちゃん、なんとかわいいうさちゃん。
たくさんのお花や秋の実りの数々の入ったカゴにうずまって、しあわせそうです。小学3年生の和子ちゃんと出会った時は、まだ若かったナオコばーちゃんも、84歳ともなると、白髪のばーちゃんです。でも、かずちゃんに会ったら、あっという間に昔に戻るでしょう。おなじ東京に住んでいる和子ちゃん、機会があったら、お立ち寄りくださいね。首を長くして待っています!!!


2023年11月23日木曜日

NO.1000〜2023年11月23日(木)〜記念すべき1000号の主役は写真〜

 🌻 ブログ『一寸先は闇」やめたりまた復活したり、ぐずぐずしているうちに1000号になりました。世の中のことはちょっと脇において、1000号は、写真を。

🌻 昨日届いたバースディカードと庭の写真、そして今日の空

50年以上も前同じ職場で出会って以来、ずっと友情を育んできた友人。毎年カードが届きます。

私が卯年なので、かわいいうさちゃんのカード!

 

 




柚子の実がだいぶ黄色くなりました












これなんだと思いますか?

キンカンの実です!大きいでしょ。普通のキンカンより大粒の種類なんですって。

暮れには甘煮ができそう。






ドウダンの紅葉ですが、ことしは夏の暑さと水不足のせいか、秋の初めに大半の葉が落ちてしまいました。

残った葉は、例年通り見事な紅葉です。









ちょっとボケちゃったけど、空一面のうろこ雲が素敵でした!


2023年11月22日水曜日

N0.999〜2023年11月22日(水)〜杉並区のこと〜

 🌻 しんぶん赤旗 23年11月21日(火)13面(社会面)に、珍しく、<東京・杉並区>と断ったニュースが載っていた。、

議会での外国人ヘイトに抗議 反貧困ネット発言撤回を要求という5段抜きの記事。写真もある。写真の説明は「会見する反貧困ネットワークの人たちと住民 20日=東京都杉並区」というもの。

 いったい何があったのか。杉並区の住民としては、見逃せない。記事をそのまま書き写します。

 在留難民などを支援する団体が東京都杉並区で4日に開いた難民や移民との交流企画に関して、自民党区議が議会で外国人への憎悪をあおる差別発言をしたことに対し、支援団体「反貧困ネットワーク」が20日、同区議に抗議し撤回を求めました。理事長の宇都宮健児さんは抗議文を手渡し「ヘイトスピーチ解消法や都の人権尊重条例に抵触する」と伝えました。

 矢口やすゆき議員(自民党・無所属杉並区議団)は、15日の区議会で、在留資格のない外国人に触れ「治安は悪化し、暴行、略奪が横行しかねません」と述べ、外国人も含め生活困窮者を支援する反貧困ネットを「過激な活動家」と評しました。

 反貧困ネットは矢口区議に、外国人への差別発言と反貧困ネットへの名誉毀損(きそん)について謝罪と撤回を求めました。やりとりの末、区議は抗議文を受け取りましたが謝罪はしませんでした。

 反貧困ネットは、議長には差別発言の制止や議事録などからの削除を求めました。

 事務局長の瀬戸大作さんは会見で「議会の中で当然のようにヘイトスピーチが起きたことに恐怖を感じました。他の議会に波及する可能性もあり、絶対に見逃せない」と話しました。

🌻 いやまったくひどいことが区議会で起きていたのですね!以前は、熱心に区議会傍聴をし「区政ウオッチング」なる手書きの新聞なども発行してきましたが、最近はまったく引きこもりになっています。傍聴していたころは、これほどひどいことはなかったように思いますが、やっぱり世の中全体が、ホモサピエンス全体が「荒野」になってきているのですね。事務局長さんの言葉「恐怖を感じる」を聞いて、少しホッとしました。こういう方が事務局長でいる限り、杉並区議会はなんとか持ちこたえるだろうと。

    今月26日84歳の誕生日を迎える私に娘から贈られた花。



2023年11月20日月曜日

NO.998〜2023年11月20日(月)〜大学で同級生だった「せっちゃん」はエライ!!!

 💐やっぱり、きのう、新宿で1500人規模ではあるが、ガザでの戦闘即時停止を掲げてデモ。良かった!やってくれる人がいて。でも、なんか参加者 シニアっぼいなぁ と思ったら、赤旗に、イスラエル大使館前で高校生、大学生などが、戦闘即時停止の要請 、そして街頭活動をしたとの記事。勿論、新宿でのデモも、両方とも一面。ネットでは、昨夜の記事。

ところが、今日の東京新聞は、新宿デモだけ。
私は電話で、なぜ高校生らの行動を載せないのか、抗議。
窓口の女性は、私には、高校生らの行動が、事実か?の、こともある  と、聞こえた

老人にとって、若者たちの、平和を守る行動は、希望なんだ!と、伝え、大切な、情報を、きちんと、載せて!と伝えた!  
まぁ確かに、イスラエル大使館前カラー写真、人数は、少い。でも、貴重な情報。

🌻 せっちゃんはエライ!!!電話での抗議!ナオちゃんだってすれば良いのにしなかった。ところで毎日は、朝夕刊とも、イスラエルへの「デモ」のニュースは見当たらなかった。
 毎日の夕刊には、2面の「特集ワイド」に良い記事が載っている。見出しは
原発政策「ツッコミどころ満載」
「ウーマンラッシュアワー」村本大輔さん
「原発銀座」福井出身 社会に無関心な日本に発奮

2023年11月18日土曜日

N0.997〜2023年11月18日(土)〜せっちゃんだより〜

 💐 もの 言わぬ、言えぬ 世界と、民衆 (せっちゃんだより)💐

 ロシアと言わず、北朝鮮と言わず、世界中で、ハッキリと発言することが、少しづつ、少しずつ、タブー、生存を脅かされるようになっていることを感じます。
なおちゃんが挙げた東京新聞記事の、中大教授目加田さんにしても、とても抑えた発言、はっきりと言えているとは思えません。最近の夕刊で、どこかの教授が国連などの無力をあげていたけれど、それだけ。
 今日の東京新聞朝刊に、すでに日本列島42箇所でミサイル攻撃に備えての避難訓練が行われたか予定されているそうです。私は、かったるいからと、行動もせず、するとしても身近で署名を集めるだけ。だいぶ前に街頭での署名活動が、いかに無視され素通りされているかを見て、人々の世の中への無関心、自己責任が浸透しているのを見た。むかし、母が、原爆写真を見て、「苦しまないで、すぐ殺してほしい」と言ったのを聞いてショックを受け、その当時は、母の生命力のなさ正義感のなさに絶望した。けれど今の私は、何にも声を上げないんだから殺される覚悟をしています。ま、80を超えたんだから、人生これからの人々頑張って!おばあちゃんの独り言。

🌻、私も、気持ちとしては毎日でも街頭に立って、ロシアのウクライナ攻撃や、イスラエルのガザ攻撃をやめろ、世界中の国に向かって「戦争はするな、武器を捨てろ」と叫びたい。けれども、そこで倒れて家族や友人たちに迷惑をかけることはしたくないと思っています。そうでなくても、一人暮らしの、もうじき84歳になる老人、引きこもっていても、いつ何時倒れて、親戚や友人に迷惑をかけるやもしれない。やっぱり、せっちゃんの言う通り、これからを生きる若者たちに頑張ってねと言うしかない。若者たちに、こんな世の中にしたのは、あなたたちだと、責任追及されるかもしれないけれど、自分としては、今まで、世の中の理不尽や政治の悪について、その都度ものを言い行動もしてきたつもり。ただその結果が、現状のようなどうしようもない世の中になってしまったのだから、責任追及されても「ごめんなさい」と言うしかないのかもしれない。(なおちゃん)🌻

写真は、11月7日15時43分の鰯雲 11月9日6時6分の朝焼け




2023年11月17日金曜日

NO.996~2023年11月17日(金)〜ルリトウワタちゃん〜

 🌻 2023年11月16日のルリトウワタちゃんです 🌻



10月6日に、そうそう、去年あんなに元気だったルリトウワタちゃん、今年は、なぜか元気なし。ようやく花を咲かせたけれど、ちょっと寂しいなんて書いたけれど、昨日11月16日に見たら、なんと去年と同じくらいに賑やかに咲いていました。「早とちりしてごめんね」と瑠璃ちゃんに謝るわ。

🌻 ホモサピエンスが、あちこちでドンパチやって、大事な奇跡の星「地球」を荒らし回り、かけがえのない命を無残に殺し回っているのに、ホモサピエンス以外の生き物は、健気です。何回もこのブログで書いたけれど、もう立派な社会人(公務員)になって忙しく働いている孫娘が幼い時に「わたし赤いお花になりたい」と言っていたのを思い出す。おばあちゃんも赤いお花になりたい気分です。
 
🌻 話はまったく違うけれど、赤いお花になった時、どうしても我慢できない「ホモサピエンス」の仕業がある。それは、私たち植物に対する「ライトアップ」という、とんでもない攻撃私たち植物は、自然の中で生きているのだ。ホモサピエンスを喜ばせようと思って花を咲かせ、秋に葉の色を変えるのではない。太陽や雨や雪、自然の恵みの中で自然の一部として生きている。暗い夜は静かに眠る。それなのに、人間の都合で、夜も煌々と「ライトアップ」などして、大騒ぎする。桜も紅葉も青空の下でみるものだ。夜ライトアップなどをして、その下で酒盛りをするなど、とんでもない。そんなふうに、自然を壊して、温暖化だなんだと大騒ぎする。まったく度し難い生き物だね、ホモサピエンスは。さらに自然破壊の最たるもの<核兵器>さえ使いそうな勢い。ホモサピエンスだけが滅びるなら万々歳だが、地球そのものを破壊し兼ねない。まったくどうしてこんな怪物が地球を支配しているのか。〜赤いお花の嘆き〜

2023年11月16日木曜日

NO.995〜2023年11月16日(木)〜築52年の我が家で思う〜

 🌻 1971年7月に新築完成した我が家。はじめは3人家族、10年後に義母が亡くなり33年後に夫が亡くなり、私が一人暮らしになって来年は20年目。来年の11月26日に私が存命ならば、父母やきょうだいと暮らした年月、結婚して義母や夫と暮らした年月を合わせて64年、そして一人暮らしが20年、暮らした場所も様々、生まれは東京高田馬場、小学校から高校卒業までは、信州佐久の小海、東京学芸大学時代は、東京都豊島区、横浜市鶴見区、卒業後、東京都の教員になってからは、東京都北区赤羽、杉並区阿佐ヶ谷、そして結婚して現在の場所(杉並区成田西)に落ち着き、52年になりました。このところ、築52年の我が家は耐用年数が過ぎたらしく、あちこち不具合が生じて大変。大金持ちなら「サ高住」(サービス付き高齢者住宅)に入れるけれど、1時金うん千万円、毎月の支払いうん十万円なんていう高級老人ホームには、手も足も出ない。特別養護老人ホーム(略称「特養」)はというと、要介護3以上でないと入れないし、民間の介護付きホームは最低でも毎月20万円くらいらしい。となると、私の年金ではダメ(私は、夫の介護のために60歳定年のまえに54歳で退職したので、年金も退職金も満額ではなかった)。そんなこんなで、築52年のこの家に、家も身体もだましだまし、暮らしていかねばなりません。人生の最終コーナーをどう暮らすかということは、なかなか難しいですね。今の所は、なんとか一人暮らしを維持していますが、先のことはわかりません。若い頃「ケセラセラ」という歌が流行って、まったく危機感なしに歌っていたけれど、今や「なるようになるさ」と歌うのも、ちょっぴり哀愁が。

🌻  ウクライナも解決していないのにパレスチナ。日本国は、国民をなめているとしか思えない「防衛装備品」だって!「軍備、戦争道具」を、いつ、誰が「防衛装備品」などと言い換えたのか。またメディアも当たり前のように「防衛装備品」というわけのわからない言葉を使いまくっている。

🌻 毎日新聞昨日(11月15日)の夕刊一面に、「暴力避ける知恵 中世の教訓」という示唆に富む記事が載った。なぜ人は殺人まで犯すのかというテーマに向き合った英ケンブリッジ大学犯罪学研究所の研究だその末尾、研究員のブラウン博士の言葉が強く印象に残った。

以下、記事の引用。「暴力というものは小さな出来事が感情の高ぶりによってエスカレートするケースが大半です。それは今も昔も変わりません。生死を分けるのはやはり武器の有無です。武器の携帯は、結局は多くの人の安全を損なうことになるのです。

この指摘は、人間個人の話だが、国同士の争いにもそのまま言えると思う。現在世界中に地球を何回も破滅させるほどの武器が溢れている。どんなに「防衛装備品」などといいくるめても、それは「人殺しの道具」だ。近い将来どこかで誰かが「核のボタン」を押すだろう。核戦争に「防衛」などという行動はありえない。自分の寿命が尽きてこの世におさらばするのは望むところだが、核戦争の犠牲にだけはなりたくない。

2023年11月12日日曜日

NO.994〜2023年11月12日(日)〜朝令暮改(われながら困ったちゃんです😂)

 🌻 辞めると言ったばっかりで、もう始めるなんて、まさしく「朝令暮改』を絵に描いたようなもの。全く困った性格です。辞めてみたら、その日から「全くもう!ホモサピエンスは一体何やってるの!」と怒りまくるニュースばかり!!!これで、花鳥風月に逃げていたんじゃ、生きてる甲斐がないでしょ!とお叱りの声が聞こえ続けて、結局「恥ずかしながらまた出てきました」ということに。お笑い下さい!

 「まあ、これは自分の日記帳に、忘備録として書くものだから」と言い訳しつつ、家族、友人知人に、なんとか生きていますとお知らせする手段ということで。

 目下一番怒り心頭なのが「戦争」。ホモサピエンスは、種が絶滅するまで戦争を止めないのかもしれませんね。全くどうしようもない種です。でも、ホモサピエンスが絶滅すれば地球上の他の生き物たちは(動植物を始め、細菌にいたるまで)喜ぶのではないかしら。人間というおかしな生き物がいなければ、地球温暖化や核戦争の脅威などなくなるでしょうから。次にどうしようもないなと思えるのが、岸田内閣の惨めな姿。1日も早く内閣総辞職せよ!

 現実に戻って、今日の新聞記事から。一番「そうだね!」と共感したのは、「東京新聞朝刊5面」。「時代を読む」の中央大学教授 目加田説子(めかたもとこ)さんの説<中南米発のイスラエル批判>。

 今回のイスラエルによる「ガザ攻撃」が始まって以来、たくさんの人が様々なメディアで発言してきたが、いまひとつ全くそうだなと思えるものに出会わなかったが、きょうの目加田さんの発言は、全くそうだなと思えた。この記事は切り抜いて保存する。同じ東京新聞朝刊5面、目加田さんの左側に載っている「社説<福田ドクトリンの理念〜週のはじめに考える>」も、本当にそうだと思えた

🌻 日記帳に書くのもいいけれど、保存も読み返すのも手間がかかる。でも、こうしてパソコンに載せておくと、何年か前の何月何日を見ようと思えば、すぐに見ることができる。例えば、6年前、2017年11月13日のブログには、どんなことが書いてあるのかと見てみたら、だいぶ色づいたキンカンの写真 が載っているということがすぐにわかります。(下の写真がそれです)

ひと月もたたないうちに再開した「朝令暮改」の言い訳!お恥ずかしい次第です。今年の今日のキンカンはまだまだ緑一色。

📕 今、読んでみたい本 📘

「デジタル社会の罠」生成AIは日本をどう変えるか

著者 西垣 通  毎日新聞出版発行 定価1980円(税込)

発売日 2023年10月31日