2023年4月8日土曜日

NO.831〜2023年4月8日(土)〜毎日新聞4月7日(金)夕刊「特集ワイド」〜

 🌻 最近のAI  社会には、違和感だらけ。もう一つ違和感いっぱいなのは他人事という漢字ににわざわざ「ひとごと」とカナを振っていること。カナを振ってなければ「タニンゴト」と読むのかな。また、私なんかは自分のことを「我がこと」と言っていたけれど、いまでは「じぶんごと」と言うらしいね。「ジブンゴト」と「タニンゴト」、いつからそんな風になったのかしら。

 このことに限らず、日本語そのものが変質しているね。自分のことを「我輩」という表現の仕方があったけれど、それが消えたとするとかの有名な「我輩は猫である」は、どうなっちゃうのかな。ともかく言葉が変質しちゃって、ついていけないな。

 そんな気持ちでいた時に、昨日4月7日の「毎日新聞夕刊」の「特集ワイド」に、「我が意を得たり」(おっとこの言い方も、今時の若者には通じないかな)と思える記事が載った。

 <この国はどこへ「これだけは言いたい」>という記事。

タイトルは「形だけのDXが分断加速」情報学者・東大名誉教授 西垣通さん 74歳のお話です。

「社会のデジタル化は急激に進むが、肝心の未来が見えない」という書き出し。そして結語。「デジタル化で効率は向上しますが、その土台となる理解が浅いまま、今の日本は迷走している。デジタル技術の本質的な限界を見極めずに突き進めば、いずれ民主主義は破壊されます」

 何度も読み返し、本当に空恐ろしくなりました。ぜひぜひ4月7日(金)の毎日新聞夕刊「特集ワイド この国はどこへ これだけは言いたい」をお読みになることをお勧めします。

 <庭の花達>2023年4月7日




上から、

ツツジ「おおむらさき」のつぼみ

太陽ツツジ開花

シロバナタツナミソウ二回目の登場

シラーカンパニューラ