🌻 1958年4月23日に、何があった!? 🌻
そんなこと言われても、わからないよね、今となっては、きっとそういう人の方が多いでしょうね。しかし、私の人生においては、その後の生きる道を決定付けたと言ってもいいほどの日でした。そのことをここで詳しく書くことはしません。興味のある人は、調べてみてね。
その日私は18才、その年の11月26日には19才になる、つまりあと1年と7ヶ月ほどで20才、いわゆる成人になる、そんな時でした。この年3月、信州の高校を卒業して、4月に東京学芸大学に入学したばかりの4月23日でした。これで、小学校の先生になれる第一歩を踏み出すことができたと、喜びに胸躍らせていたのでした。そんな時に、4月23日のあの大きな事件に遭遇したのでした。
あの日から66年が経ち、18才の私は84才の白髪のばあちゃんになりました。過ぎてしまえば、あっというまの66年。でも、66年前の私は、84才になった自分の姿など、全く想像もできませんでしたし、4年後無事に卒業して、東京都の小学校教員になれるかどうかさえ、確信は持てませんでした。
全ては一瞬の夢だったかと思えるような84年の人生。しかし、人生の最終コーナーにおいて、核戦争の恐怖に怯えるかもしれない日々を迎えるとは、それだけは全く夢にも思わなかったことです。
そんな現実から離れて、命尽きる前にどうしても確かめたかった、きちんと知っておきたかったそんな思いに応えてくれそうな本を手に入れました。
137億年の物語
宇宙が始まってから今日までの全歴史
WHAT ON EARTH HAPPENED?
クリストファー・ロイド著 野中香方子訳
文藝春秋刊 定価(本体3100円+税)
という本。
新聞の書評欄で知って、これはどうしても買おうと、書店に注文し、購入。
縦24・5センチ、横19センチ、重さ920グラム という重厚な本です!
でも、本のカバーに
理系と文系が出会った初めての歴史書
小学校高学年から大人まで
とあったので、迷わず買いました。全文読み終わることはできないでしょうから、辞書みたいに、知りたい部分を開いて読むということになると思います。でも、手元にあれば、いつでも手に取ることができます。楽しみが増えました。それにしても137億年とは!!!そんな想像すらできない、長い長い時間の中で、私という人間はたった一人しかいない、過去にもこれからも現れない、そんなことを考えるとなんとも不思議で、そして愛おしい気がします。もうすぐ、23日午後11時になります。今日はここまでにします。おやすみなさい。