2023年7月30日日曜日

NO.933〜2023年7月30日(日)〜7月30日(日)朝刊新聞読み比べ〜

  A   1面見出し

* 毎日新聞

🌻 日曜日のためか、いつもとはかなり違う紙面です。

ラグビー「生きる地」のため  迫るNZ出身ディアンズ選手 19歳で日本代表に

ワグネル反乱1カ月 ベラルーシで活動再開か  周辺国 強まる警戒感


* 東京新聞

都内コロナ「1日8000人規模」推計

感染時割増加 エンデミックか 

高齢者感染増 病院パンク受信断念も

4年ぶり返り咲き 隅田川花火大会

池江世界水泳で7位入賞 サンデー東京けいざい 暮らしのヒント読者から

以下は2面の記事だが、私(🌻)としては、重要な問題と思うので、書いておく。会見での首相への質問に対して、出席各社への指名に大きな偏りがあるということだ。政権発足以来官邸の記者会見室での首相単独会見を21回行ったという。常勤の19社の中で指名が最も多かったのは産経新聞の13回、最も少なかったのは、東京新聞、中日新聞、TBSの4回。この問題は19社すべてが取り上げるべきだと思う。今日の東京新聞2面記事は必読と思う。 

 B   社説

* 毎日新聞 

最低賃金初の1000円超に 暮らしの安定には不十分

中国の水産物輸入規制 処理水対応は科学重視で

* 東京新聞

週の初めに考える 後で閉められるのか

この表題は、何のことかよくわからないと思いますので、社説の最後の部分を書き写しておきます。「私たちは今、何が起こるかわからない世界に通じる扉の前に立っている、と感じています。いったん人間の制御を超えるAIを生み出してしまえば、きっと、後戻りはきかない。人間に不都合だからといって「スイッチを切る」ことなどできないでしょう。あのAI研究者らの声明を読んだ時、真っ先に頭に浮かんだのは<後で閉められない扉は開けるな>というペルシャの諺(ことわざ)でした。十分な準備がないまま本当にその扉を開けるのか、よくよく考えてみるべき時です。

🌻 本当にこの社説の通りだと思う。何らかの形で今日の東京新聞の社説全文をお読みになることをお勧めします。AI 万能社会になって、人間(ホモサピエンス)の人間らしさ(考え、感じ、想像し、創造することなど)は、ますます劣化し、人間であることの意味さえ無くしてしまうのではないか。最近最も痛切に思っていることを、今日の東京新聞の社説は語ってくれました。