2024年5月23日木曜日

再開ブログ NO.12〜2024年5月23日(木)〜54回目の結婚記念日〜

🌻 タイトルどおり、今日は私と亡夫の結婚記念日です。1970年の今日、結婚しました。22歳の女と34歳の男が知り合い、紆余曲折を経て8年目に結婚しました。昨年、2023年5月23日のブログを再掲します。

 N0.878〜2023年5月23日(火)〜53回目の結婚記念日〜

 🌻 1970年5月23日、私たちは結婚しました(本当の結婚記念日は69年12月6日ですが、公式の結婚記念日〜つまり役所に婚姻届けを出して夫の戸籍に妻が入籍し、妻は夫の姓を名乗るという公式の結婚記念日)が70年5月23日なのです。

   今から53年前の世相は、25歳過ぎの独身女性は「クリスマスケーキ」と揶揄され、「嫁の貰い手がない」などと馬鹿にされる、そんな時代でした。私も含めて、当時の人々にとって、50年後の現代社会や人間の有り様を想像できた人はいなかったと思います。それにしても、50年後の世の中が、まかり間違えば核戦争になりかねない、そんな馬鹿げたことになっていようとは!我が人生の最終コーナーが、核戦争の脅威にさらされるとは、あまりにも意外、どれほど想像力を駆使しても予想もできないことでした。人類は進歩向上はしても、過去の悲惨な歴史を繰り返すほど、愚かだとは思わなかったし、思いたくなかった。しかし2023年5月現在のホモサピエンスは、ホモサピエンス自身の破滅だけでなく、地球そのものをも破壊しかねない愚かな様相を呈しているような気がしてなりません。

🌻 さて、婚姻届をともなういわゆる結婚式の半年前、1969年12月6日に夫と私は、親族だけを前に「結婚式」を執り行い、同居生活を始めました。もちろん役所への婚姻届は、上記のように翌年の5月23日でしたから、私は職場の同僚や受け持ちの子どもたちには、旧姓のままで、夫の姓に改姓したのは翌年の5月23日だったわけです。最近、日本の戸籍制度に疑問を持つことが多くなり、結婚によって独身時代の姓を夫の姓に変えたことを残念に思うことしきりです。当時は、結婚して姓を変えたことで、何となく一人前になったような気がしていたのですね。来年の5月23日、この世にあって、ブログなど書いているかしら。

🌻 以上が1年前、2023年5月23日、つまり去年の結婚記念日のブログでした。それから1年私生活においては、小さなあれこれはありましたが、概ね平坦な悩みの少ない日々を送り、きょう2024年5月23日、54回目の結婚記念日を迎えることができました。とは言え、夫がこの世に別れを告げてから、早くも20年の時が流れ、この世の人間さまの行いは、目を覆うばかり。なぜ「戦争」をするのか、全く理解できません。今現在の「人の世」の有様を見ずに彼岸に行けた夫が羨ましい。

🌻 人の世のひどい有様の一つに袴田さんの再審のことがある。今までの経過の中で、今度また「死刑判決」が出るようなら、もう、日本の裁判所は全く信頼できない。

カラーがようやく姿を現しました。

こんな姿に
なるのは
いつかしら