2023年8月20日日曜日

NO.953〜2023年8月20日(日)〜憲法関連付け加え〜

 🌻 昨日、2年前のブログ再掲の最後に、日本国憲法に触れて、天皇条項削除と書きました。他にもあるかもしれませんが、私が今緊急に、もう一つ削除して新たに書き直したいのがあります。それは、第3章「国民の権利及び義務」の中にある第24条です。24条の条文は次の通りです。

第24条  [ 家族関係における個人の尊厳と両性の平等]

「1婚姻は両性の合意のみに基づいて成立し」 とありますが、この表現は、「同性婚」を全く考慮していません。日本国憲法制定時は、現在のようなジェンダーフリーの考えが想定されていなかったのでしょう。この文面は、公布された1947年5月3日時点では、歓迎されたでしょう。そのころは、婚姻は家と家の関係であって、結婚する当事者の意思など無視されることも多かったのですから、両性の合意のみに基づいて成立」という憲法は、泣く泣く意に反する結婚を強いられた人にとっては、強い味方になったでしょう。しかし、時移り、結婚のかたちも大きく変わってきた現在は、「両性の合意のみによって」ではなく「結婚しようとする当事者の合意のみによって」と書き換えなければなりませんね。

 憲法はその時々によって改定されるべきものです。24条のみならず、21世紀も4分の1になろうとしている現在、考え直さなければならない条項は色々あるはず。しかし絶対に変えてはならない条文もある、たとえば「第9条」の戦争放棄、平和主義。

 ところが、現政権や右翼思想の人は、第9条「戦争放棄」をなくすことを声高に言い、自衛隊を軍隊に改め、軍備増強や軍備輸出を狙っているようですが、とんでも無いことです。

 憲法は、私たちの日常生活に直接かかわってきます。日々憲法を読み直すことが必要ですね。