2024年6月26日水曜日

再開ブログNO.33〜2024年6月25日(火)〜NHKBSシネマ〜「カサブランカ」

 🌻 NHK・BSシネマの大ファン。このところ続けて、若かりし頃夢中になった作品を取り上げてくれるので嬉しい。すでに終わったのが「大いなる西部」グレゴリーペッグ、チャールトンヘストン、二人とも大ファンだったのですが、チャールトンヘストンは、のちに「全米ライフル協会会長」になったとか、風の便りに聞いて、ファンをやめました。ペッグの方はその後も、「ローマの休日」や「アラバマ物語」など、何回見ても感動します。

 今日27日は、これまたテレビですが、何回も見た、忘れられない名画。ハンフリー・ボガードとイングリット・バーグマン(二人とも大好き)、第二次世界大戦下の、悲恋物語。戦時下であってもあんな物語があった。カラーではないだけに、いっそう心に残る。音楽がまた素晴らしかった。学生時代、爪に火をともす貧乏生活の中で、もちろんテレビなど持っていなかったから、食費を削っても「洋画」中心の名画座には通った。NHKBSでそんな懐かしい名画を時々放送してくれるのでうれしい。

 現在は、繁華街には何年も行ってないし、人ごみアレルギーで、電車に乗るのも気が進まない。若い頃には想像もしなかった「隠居生活」で、テレビでは往年の名画と自分でもびっくりするほど「時代劇」ドラマにはまっている。現代劇のドラマでは、腹の立つ展開が多いけれど、時代劇では「そんなもんだよなぁ」と無責任な感想で見ていられるし、往年の名優たちが見られるしね。今ほど機械に頼らないから、俳優の演技にも力が入るし、などと勝手な理屈をつけて楽しんでいます。われながら、「60年安保闘争の闘士」はどこに捨てたのかしらと苦笑。

 カサブランカから話は逸れましたが、84歳7ヶ月の独居老人、昔の映画や時代劇、小さな庭の四季の移り変わりを愛で、時には昔感激した本を取り出したり、まあ、退屈する暇はありません。29日(土)は亡夫の祥月命日。

写真は去年の6月29日の庭。

今年はどうかな。