2024年6月16日日曜日

再開ブログNO.26〜2024年6月16日(日)〜風蘭〜

 🌻 「風蘭」亡夫が人生の最後に見た花「風蘭」!息をひきとる10日前、2004年6月20日に荻窪衛生病院のホスピスに入院した時、一緒に持っていって、病室の枕元に置いた「風蘭」!そして、永遠の眠りについた夫と一緒に家に帰っってきた「風蘭」!それから今日までずっと玄関まえの大きな岩の上に置いてある「風蘭」!今年は、花芽の芽吹きが遅くて、とうとうお別れなのかと心配していましたが、一昨日6月14日に蕾が見えました。あ〜よかった!と一安心。そして今日6月16日朝、白い花が咲きました。でも、4年前とは比べ物にならない可哀想な姿!

 * 2020年の風蘭
 






* 4年前は上の写真のように賑やかだったのに

なぜか今年は、こんな姿になってしまいました。

 なぜなのか理由は、わかりません。

 「風蘭」は、蘭の中でも、とっても貴重なものらしく、何年か前に見たイギリスのミステリードラマの中で、風蘭の鉢を巡って「殺人事件」が起きるという場面があり、驚いたものです。

 そんな貴重な花なのに、どうして今年はこんな姿になってしまったのか。夫が千の風になってから20年、蘭にも寿命が来たのか、それとも、特に手入れも肥料もせず、水は天から貰い水とばかりに、水やりもしてこなかったのがいけなかったのか、いずれ私も千の風になったら、夫に「ごめんなさいね」と謝らなくちゃいけないな。