2022年12月2日金曜日

NO.720〜2022年12月2日(金)〜明後日は中村哲さんのご命日(2019年12月4日没)〜



😠  中村哲さん  😢
 年ごとに、怒り、悲しみが増してきます。私は、2020年の大怪我の際、このままこの世とおさらばになるかもと思い、身の回りの様々なことを始末せねばと、ペシャワール会も退会し、その後もカンパなども中止していましたが、明後日の哲さんのご命日を思い、ペシャワール会への協力を復活することにしました。先ほど、ペシャワール会事務局にその旨電話をしました。
 現在のアフガニスタンのことを思うと、中村哲さんがご存命ならと返す返すも残念です。残念というより怒りがこみ上げてきます。哲さんが凶弾に倒れた時の日本政府の仕打ちを忘れることができません。哲さんこそ、日本国民の総意で葬儀を行なうべきだった。
 今もアフガニスタンの現地では、哲さんの遺志を継いで、活動が続いているとのことですが、それにしても、日本という国は、なにを考えているのか。現政権の閣僚たちで、12月4日は何の日か聞かれても、答えられる人はいないのではと思う。
 私はただ一度、哲さんと食事をご一緒した。それは、2012年6月7日、セシオン杉並で「中村哲さん講演会」があり、そのあと夕食をご一緒したのだった。10年前のことだ。この世から消えてほしい輩は数多くいるが、中村哲さんや前の沖縄県知事翁長雄志さんなど、絶対に健在であってほしい数少ない人が、活動の途上で命を失う。理不尽だ。せめて忘れることだけはしないでいたい。(この号外はずっと枕元に掲げてあります)