2022年12月3日土曜日

NO.721〜2022年12月3日(土)〜今日の朝刊1面トップ記事比較(毎日と東京)〜

 今日2022年12月3日の毎日新聞と東京新聞の1面トップ記事が大きく違ったので、びっくり。今までも1面トップ記事が違うことはあったが、きょうほどその違いが大きくて驚いたことはない!著作権問題を指摘されたあと、私はブログに新聞記事の写真や記事の引用は避けてきたが、今日だけは避けて通れないと思った。写真を載せたいが、それはNGと言われているので、1面トップ記事の見出しを書き写しておく。なぜこんなに違ったのか、新聞社の考えをじかに聞きたいが、想像するしかない。

毎日新聞

日本 2大会連続決勝T 

スペインに逆転2➖1 カタールW杯2022

29年前の悪夢脳裏に


東京新聞

専守の歯止め失う

敵基地攻撃能力保有 自公が合意

続く安保政策大展開 自公抑止力強調


 毎日新聞は、1面左側に「反撃能力」保有 自公合意の見出しで 3面にクローズアップとして、大きな記事を載せているし、 

 東京新聞は、1面左下に大きな写真入りで、強国再び撃破 日本16強、W杯カタール大会という記事を載せている。

 しかし 、記事の大きさ、紙面における位置を見れば、一目瞭然、。毎日、東京の二つの新聞社の考え方が大きく違っていることがわかる。

 私は東京に軍配を挙げる。サッカーW杯で、日本が16強になったのと、専守防衛の憲法を踏みにじって、敵基地攻撃能力保有を合意したのとどちらが重要か。新聞1面トップ記事の重みは大きい!サッカーに狂喜乱舞した若者たちがやがて敵基地攻撃(外国との戦争)に、徴兵される下地を作ってしまったことは、サッカーよりも何十倍も重要なことなのだ。本当にそれでいいのか。これから先、万一戦争が始まれば、敵味方を問わず地球上にあるすべての核兵器が炸裂し、地球そのものが破滅する。そんなことも想像できないのか。人間が地球そのものを破滅に導くことが許されるのか。地球は人間だけの所有物ではないのだ。人間以外のすべての生きとし生けるもの、動物も植物も、生きる権利がある。それらをすべて破壊して何が残るというのか。

 なお、たった今(17時50分)夕刊を見たら、夕刊にも大きな違いが!東京(E版)は7面右側4分の1を使って、「アフガン銃撃3年、中村さんの遺志 着実に」の大きな見出し。しかし、毎日(4版)は中村さん関連の記事は見当たらない。明日は、3年前の12月4日、中村哲さんが銃撃された日なのだ。

私にも生きる権利があるのよとルリトウワタちゃん(12月3日)