2024年1月27日土曜日

NO.1041〜2024年1月27日(土)〜東の空と西の空〜

 🌻 今日、1月27日(土)6時20分、日の出前の東の空と、6時23分の西の空、西の空には月齢15・4(ほとんど満月)の月が輝いていました。こんな写真を撮ることができる機会はなかなかないと思いますがどうかしら。今朝は快晴でした。

 話変わって、昨日の私は84才と2ヶ月。実は、私の母は10月30日が誕生日で、その2ヶ月後12月30日の6日前、つまり12月24日に亡くなったのです。あと1週間で84才と2ヶ月という日でした。私は、11月26日に84才になったとき、母の生涯と同じくらいは、生きたいなと思いましたから、きのう、84才と2ヶ月になり、母の生涯を超えることができて、ホッとしました。これからは、母に「お母さんより長生きしたよ」と言えるなあと。

 関東大震災、太平洋戦争、を経験し、生涯で8人の子どもを産み、3人の子に先立たれ、夫の郷里での慣れない百姓仕事をしながら大病をした夫の看病をし、などなど、思えば波乱万丈と言える人生を送った母でした。でも、最後の2年間は、我が家で私たち夫婦と楽しく過ごしました。私は、兄や姉もいるのに、いろいろな理由から私が母を引き取ったことに、夫に対して気兼ねをしましたが、夫は本当に母に優しくしてくれました。夫が倒れたとき、私はそのことを思い、54才で早期退職をして夫の看病をしました。一人暮らしになって足かけ20年、過ぎてしまえば、苦しかったことや辛かったことなどは忘れて、夫との人生や母を交えての暮らしなど、楽しかったことだけを思い出します。

 しかし、これからの日々は、楽しい思い出の中にのんびり過ごすことは許されないと思っています。人類の成れの果て「核戦争」が、かなり現実味を帯びてきました。戦争放棄、戦力不保持という崇高な憲法を持つ日本が、全くどうしようもない政治家(むしろ金儲けしかない「政治屋」というべき)によって、ミサイルだの航空母艦だのに、国民から絞りあげた税金を使っている。そんな現実に対して、いったい何ができるのか、お先真っ暗な気分になりながら、庭の小さな芽吹きに一瞬、心弾ませる私です。