😓 昨日、3月11日は、東日本大震災から13年目、マスコミはかなり大きく取り上げていた。今年は、元日から能登半島大地震があったから、一層大きく取り上げられたようだ。13年という時間は長かったのか、あっという間だったのか、それはそれぞれの人のその後の人生によって違うだろう。
しかしながら、そんなことがあったのかと言わんばかりの政治のお粗末さには言葉もない。自然の暴力の前には人間の力の及ばなさを感じるばかりだが、そういう経験を絶え間なくしているはずの人間たちが、自らが作り出した暴力装置を使い、人殺しを続けている。なぜ戦争をしたがるのか、どうしても理解できない。自分たちの放った爆弾やミサイルで幼い子どもや病人を殺していることに何も感じないのだろうか。どうしても理解できない。
なんども書いて申し訳ないけれど、やっぱり「赤いお花になりたい」。昨日、街で、保育園の子どもたちが先生（保母さん）に連れられて散歩をしているのを見た。１列に並んで歩いていた。掛け値なく可愛いなあと思った、と同時に、この子たちの未来はどういう世界なのかと心配にもなった。こんな可愛い子たちが、ガザでは毎日毎日何人も何十人も命を奪われていく。やりきれない。そして何もできない自分が情けなくて、そうしてまた野の花や木々の芽吹きにカメラを向けて、やっと気持ちを落ち着ける。家から数分の公園で、こんな美しい自然がある。
