♬ あかりをつけましょぼんぼりに お花をあげましょ桃の花…
♬ 赤い毛氈敷き詰めて お内裏様は上の段…
ナオコばーちゃんは、ひな祭りが好きでした。
今日のブログの「その１」に書いたように、私の初節句（1940年3月）の７段飾りの素晴らしいお雛様は、1945年5月の東京山の手大空襲で灰になり、疎開先の信州では、折り紙で手作りのお雛様を飾っていました。が、中学1年の夏休み、母に連れられて母の郷里、群馬県に行った時、祖母が「お前のお母さんの初節句のお雛様」と言って一対のお内裏様を蔵から出してきて、それをもらって母のお雛さまが我が家に来ました。その後、母と共に東京の我が家に来て、今日まで、365日我が家にかざってあります。祖母も母も「千の風」になり、私も夫が逝ってしまって早くも20年！ 昨日親友が持ってきてくれた桃の花は、玄関に飾りました。
