2024年2月13日火曜日

NO .1054〜2024年2月13日(火)〜臓器移植について〜

 今日のニュースで、一番驚いたのは「異種移植」用のブタ、国内で初めて誕生 今夏にもサルへ移植の計画 というニュース。いったいこれはなんなのだ!

 ニンゲンさまの命を救うためだけの豚を育て、その臓器をニンゲンさまに移植する。そんなことが許されるのだろうか。ニンゲンさまが食べるために、動植物を育て、必要ない部分はゴミにする。ニンゲンさまはなんとひどいことをする生き物なのだ。ライオンがシマウマの子どもに襲いかかり、むしゃぶりつく。弱肉強食は仕方がない。でも、長い間経ても、ライオンもシマウマも絶滅しない。

 ニンゲンは地球上の他のすべての生き物(動物植物のすべて)を支配し、野生動物の保護などと偉そうに言う。この地球という星は、なぜ、ニンゲンなどという異物を生み出してしまったのだろう。ニンゲンさえ生み出さなかったら地球は平和に存在しえただろうに。寿命が尽きるまであとわずかという時になってやっと地球上にあるニンゲン以外のすべての生き物に対して、また地球を構成している多くの物質に対して、申し訳ないという思いを抱くようになった。それこそ無限大の数の星々の中で、地球のような星は二つとないだろう。ホモサピエンス以前にも無数の動植物が生まれ、生きてきただろうに、ニンゲンという生き物がその数え切れない生き物たちを食い尽くそうとしている。彼らに言葉があったら「ニンゲンさえいなけれえば」と言うでしょうね。

 どうしてもわからない。ブタの臓器を移植された「ヒト」は、「ニンゲン」なのか。ニンゲンの暮らしを助けるために(労働力として)動物(馬や牛など)を飼育することまでは、分かるし、牛の乳や、鶏の卵をいただくことまでは、許容できる。しかし、殺してその肉を食うために豚や羊や牛を飼育することには抵抗がある。ニンゲンさまがうまい肉を食うために、うまい肉になるような餌を与え、十分うまい肉になったと思われる頃殺してしまう。殺される時の彼らの目をまともに見られるのかしら。こどものころ(中学卒業の頃まで)牛肉や豚肉を食べたことはなかった。今で言えば「ベジタリアン」に近い食生活。それでも84歳まで生きながらえてきた。ニンゲンは牛肉や豚肉を食べなくても生きていける。食われるためにうまいものをたらふく食べさせられるなんて。ニンゲンさまは罪深いね。