2021年11月15日月曜日

NO335 せっちゃん便り

💐 せっちゃん便り 💐

 終活で、息子の、5年の記名がある、のらくろ探検隊がでてきて、改めて読んで、ああ、昭和中頃、子ども漫画まで、国策に、沿った、美々しい、満州進出、軍国主義が、描かれていたんだ、と驚きました。のらくろ、元気な面白い犬が、大活躍する漫画は、有名だったのでしょう!

昭和44年復刻、50年までに、10刷、発行980円、講談社です。こんな、面白く可愛い漫画を読んで、現実の戦争と、満州進出を、隠されていた
戦前の子どもたちが哀れ。

以下は、ブログ「一寸先は闇」作者の投稿。

のらくろの作者は「田河水泡」昭和初期の代表的漫画家。
漫画も童謡も、文部省唱歌も、なにもかも戦争を美化し、子どもたちを戦争に駆り立てる道具として使われた時代。

私は、1946年4月に国民学校1年生となり、翌1947年からは教育基本法によって、小学校となった時代の子ども。信州の山村ではあったが、東京からの引揚者だったので、田畑はなく、とにかく貧乏でお腹を空かせていた。小学校4年生の時の「通知票」がとってあるが、身長119.6センチ、体重22.5キロとある。現在の4年生女子平均は、各種統計を見ると身長133.4センチ、体重30.0キログラムくらいのようだ。ちなみに82歳現在の私は、150センチ50キロで、BMIは「普通体重」とのことですが適正体重は49.5とのことです。500グラム痩せるといいそうです。まあ、デブじゃないみたいですね(😝)

* おまけに私の4年生通知票(通知じゃないですよ)の学習の記録は
<−2−1 0 +1+2>というもので、5段階評価をこんな風に表したのですね。翌年5年生の時は、<大へんよい、よい、ふつう、ややおとる、おとる>にかわり、中学1年になると、特にすぐれている、すぐれていて平均より上にある、良い、大多数を含む、平均より下にある、おとっているとなり、この方式は中学3年間同じだ。高校3年間は数字の54321だった。大学の卒業時の学業成績証明書は「優良可」表記になっている。現在の小学校から大学までの成績表記はどうなっているのか知らないが、とにかく、私の年代の教育界は様々な意味で混乱していたようですね。