アイヌについては、なかなかメディアに取り上げられない。腹立たしい限りだ。
2面「特集ワイド」
最近の政治面の記事は、怒りを通り越して、もう、どうでもいいという心境。ということは、敗北宣言ににているかな。が、この記事の河野さんの意見には賛意を表する。だが、岸田首相には届かないだろう。
💐 元気なセッチャンからのメール 💐
私は、画家ゴヤについては、あの有名な、着衣のマハ、裸のマハしか、知りませんでした。最近、子どもへの虐待、ネグレクトをテーマにした、桐野夏生さんの゛砂に埋もれる犬 ”を読んで、その、題名が、ゴヤの、同名の絵画からとられたと知り、美術誌を探して、不思議なその絵を知りました。
そして、スペインに、生まれ、ナポレオンの時代を生きたゴヤが、怜悧な眼で戦争の無残、悲惨を描いていたことを、知りました。
ナポレオン以前、戦争は支配者同士の戦いであり、農民、一般人は、避難していればよかった。だが、近代は大量殺戮の戦争とともに始まると書いてある。
ゴヤの姿勢は、19世紀以降の画家たちに引き継がれていった。
ゴヤの告発は、今もなお生きている。美しく、悩殺的な絵の、他の、真実。
🌻 せっちゃん、冴えてるね! 私は若い頃行ったスペインのプラド美術館で、ゴヤの黒い絵とマハ両方を見ました。一番印象に残っているのはマハの薔薇色の頬が、たったいま塗ったかのように鮮やかだったこと。「砂に埋もれる犬」は、ゴヤの「黒い絵」の中のひとつで、プラドにあります。プラドもルーブルもいつかまた行きたいと思いながら、夫も元気で二人で行った88年のヨーロッパ旅行が、最後になってしまいました。今後は、ヨーロッパどころか国内旅行もしないでしょうね。思い出に生きるということかな。