2022年3月13日日曜日

NO.455  人権意識ゼロ!

🌻 3月13日(日曜日)午前1時 🌻

考えていたら眠れなくなって起き出して書いています。昨日(3月12日)の東京新聞朝刊7面に大きく「不合理な校則5項目全廃」という記事が。5項目の中に、「下着の色の指定」というのがあって、ひっくり返ったわ!今まで下着の色を指定していたわけ!?

 指定していた色って何色だったのかな?毎日服を脱がせて調べていたのかな?全くあまりにもバカバカしくて話にならない。

あってはならない校則が何十年も放置されていたとは!

人権意識ゼロ。

  校則関連で書いている、「一寸先は闇」の 

 去年、2021年2月21日の記事を再掲します。 

NO.5 「黄色い髪」(2021年2月21日)

 * 「東京新聞購読やめるのをやめた!」と言った途端に2日続けて東京新聞の記事を取り上げるなんて。きょうは「こちら特報部」(今後は略して「こち特」と書きます)の、「本音のコラム」(前川喜平。コラムのタイトルは「髪の色は個人の自由だ」

 それでまたまた恐縮だが、私の以前の新聞投稿を引用する。2017年11月17日(金)毎日新聞投稿欄「みんなの広場」に掲載された<「黄色い髪」を読んでください>だ。

 <12日に日曜版の松尾貴史さんの「ちょっと違和感」(東京本社版)や「みんなの広場」の大学生の投稿「がんじがらめの校則に疑問」を読んで、干刈あがた著「黄色い髪」(1987年12月、朝日新聞社)を思い出した。この本の274ページに「東京の区立中学で、制服とか髪型規制なんかなくて、体育祭も文化祭も生徒の自主運営でやっている学校があるんだそうです」という箇所がある。この学校は東京都杉並区に実在する公立中で、当時、亡夫が勤務していた。久しぶりに亡夫の遺品から84年3月(亡夫退職の年)のその中学の卒業アルバムを取り出した。クラスごとの記念写真、3年間の授業や学校行事、修学旅行などすべての写真に写っている生徒たちのカラフルな服装。33年前にこんな公立中学が存在したのに、なぜ今頃頭髪検査だの黒く染めろだのスカート丈規制だのというばかげたことが行われているのか。このような校則のある学校の先生方には、ぜひ「黄色い髪」をお読みいただきたいと思う。>

 「黄色い髪」から34年、私の投稿が載ってからも4年後の今年、いまだに前川さんのコラムにあるようなことがまかり通っている。全く話にならない。

🌻 以上が去年の「一寸先は闇」2月21日の記事です。そして、ようやく1年後の今年、2022年3月12日に、「不合理な校則5項目全廃」の記事が。ちょっとまった、「不合理」というが、そもそも校則とは何だ!?「合理的な校則」ってあるのか? 🌻

🌻 3月13日日曜日午後7時を回りました。
 校則のことでもう一言。私は制服絶対反対です。衣食住は基本的人権。学校から制服を押し付けてはならない。制服が必要なのは軍隊や警察など、またスポーツで同じチームだあることがわからないと困る場合、私立の学校などで、その学校であることを宣伝したい場合。公立学校でその学校であることを宣伝することは必要ない。むしろ今のように公立学校が序列化されていると制服で偏差値いくらの学校のように見られないとも限らない。大迷惑だ。衣服、髪型その他、持ち物など、個人に属するものを校則で決めつけるなど絶対にしてはならない。私は82年の人生で、ただの一度も「制服」を着たことも着せられたこともない。本当に良かったと思う。