2022年3月21日月曜日

NO.465 2022年3月21日 春分 女男混合名簿(杉並区中学校ひどい!)

 東京新聞 3月20日朝刊記事  上は1面記事。下は23面記事。二つの記事とも、奥野斐の署名記事。斐さんは、社会部記者で、ツイッターには、、東京新聞記者|社会部|LGBTQ、ジェンダー、保育、教育問題などを取材|子育てサイト「東京すくすく」sukusuku.tokyo-np.co.jp|ポッドキャスト「新聞記者ラジオ」anchor.fm/shimbun もやってます| 最近の記事はwebリンクに。>と、書いてあります。🌻私はアカウントは持っていませんが、斐さんのツイートは読んでいます。🌻

女男混合名簿については、このブログでも以前書いたが、
3月20日の東京新聞記事で、東京都の実態を知って驚き呆れた。
小中の導入率100%の自治体(23区と多摩地区)は以下の通り。
千代田区、港区、新宿区、文京区、江東区、品川区、目黒区、世田谷区、渋谷区、中野区、豊島区、足立区、江戸川区、立川市、三鷹市、昭島市、町田市、小金井市、小平市、日野市、国分寺市、狛江市、東大和市、西東京市。

呆れたのは、杉並区!小学校は100%導入だが、中学校は、たったの8.7%!!! さらに、2022年度から小中全校で導入予定にも入っていない。杉並の中学校の教員たちは、どんな理由で混合名簿の導入に後ろ向きなのか。(東京新聞の記事の数字を100%信じての批判です!)
 

 


東京新聞の記事には以下のような記述もある。

東京都は02年の行動計画に、公立小中学校での男女混合出席簿の導入推進を明記。ところが04年、「『男らしさ」や『女らしさ』をすべて否定するような誤った考え方で男女混合出席簿を作ってはならない」という趣旨の通知を出し、その後、行動計画から「推進」を削除した。
「ジェンダーフリー」へのバッシングが及んだ形だった。都内では今も男女別出席簿を使う中学校が4割ある。(奥野斐)

🌻へそ曲がりプロテアナオコばーちゃんはわざと「女男」と書くのですよ。小さい時から「男」が先という刷り込みをしないためには、ことばから変えていかないとダメ!「男女」は「女男」に変える。「夫婦」は「婦夫」と書く。「夫妻」は「妻夫」と書く。「男尊女卑」や「夫唱婦随」などとという概念も言葉も追放する。などなど、今後の課題はた〜くさんありますよ。そんなの変だよという方に一言。「やばい」の意味はついこの間まで「不都合である」「危険である」などの意味だったのが、今では若者の間では、「肯定的な意味〜おもしろい、おいしい、などなど」に使われるようになったでしょ。「言葉は世につれ」で、私のような年寄りが聞くと変だよと感じる言葉も今では、市民権を得ているようです。このまえ、テレビのアナウンサーだったかコメンテーターだったかが、『二つ返事で断られた』といったので、ひっくり返りましたよ。という具合に、人間の性を表す言葉も長年、男を先に持ってきたから「女男」は変だと思うだけで「女男」を使う人や場面が多くなれば「女男」が定着しますよ。ジェンダーやLGBTという言葉や表記が市民権を得てきたのもごく最近のことだけれど、今では「ジェンダー平等」ということばが新聞の見出しになっています。それなのにま〜だ「女男混合名簿」に抵抗する人がいるなんて!