2022年3月15日火曜日

NO.457 小学校以来の友の誕生日 82歳

🌻 今日3月15日は、小学校以来の友の誕生日。彼女は、私たちの故郷の村の分校に4年生までいた。私は国鉄(私たちの小中学時代は国鉄だった)の駅のある村の中心部の本校にいた。村に3箇所ある分校の生徒は、5年生から本校に来た。1時間以上も歩いて!彼女とはそれ以来の親友だ。彼女は中学卒業後県外の織物工場に就職した。私は汽車で40分、下車駅から30分歩いた所にある高校に通って、卒業後は東京学芸大学に行き教員になった。彼女は20歳過ぎて、故郷に帰った後、高原野菜で有名な近くの村の農家に嫁ぎ、夫の両親、兄弟などと同居の大家族の嫁となった。それから60年お互いに82歳になった。二人の友情はその間途切れることなく続いた。

 私が東京都の教員採用試験を受けたとき、小論文の課題は「友情について」だった。私は迷うことなく、彼女との間に育んできた「友情」について書いた。その結果採用試験に受かったと、今でも思っている。彼女には去年の秋、何十年ぶりかで会うことができた。そのときのことを去年の11月6日、ブログNO.324に書いた。以下再掲。

 NO.324 高原野菜の贈り物  ☺️今日は嬉しいことがあった。信州の小学校からの友人が、お連れ合いといっしょに娘さんの車ではるばる訪ねてきてくれたのだ。友人夫妻は娘さん一家とともに、高原野菜を栽培している農家。採りたてのたくさんの野菜を車に積んできてくれた。白菜、セロリ、ねぎ、玉ねぎ、大根、人参、カボチャ、ジャガイモなどなど、八百屋さんが開けるほどのたくさんの新鮮野菜!本当にありがたいことだ。

 今日はその彼女の誕生日だった。昨日のブログをプリントして昨日の午前中に近所の郵便局から速達で送った。親しいお茶屋さんからは彼女の好きなお茶も送っておいたら、お茶と郵便が同時についたと、彼女から電話があった。お互いに82歳まで元気に過ごしてくることができてよかったねと話し合った。あっという間に小学生の二人に戻れる。おさななじみの良さ。中学卒業後の歩みはずいぶん違ったけれど、友情の糸は途切れることなく繋がっている。嬉しい。🌻

  今日の庭、スイセン、花ニラ、スズランスイセン開花第1号