2021年3月31日水曜日

48.あっという間に3月が終わった!

 * コロナコロナと言っているうちに3月も去っていく。昨日、2回も投稿したので今日はいいやと思ったのだが、ここで休むとずっと休みそうなのでちょっとだけ顔を出して終わろう。

毎日新聞東京新聞1面トップ記事の見出しを書き出して、両紙の違いを見る。どちらが良いとか悪いとかではなく、新聞社の姿勢の問題だと思う。全国紙と地方紙の違いもあろうが。

*朝刊 

毎日新聞 木村花さん死去 テラハ「放送倫理上問題」BPO人権侵害は認めず 母「時代錯誤の判断 2面に「焦点」

東京新聞 非正規女性89万人減 2月前年比 総務省は「昨春宣言ほど影響でず」 実質失業100万人か コロナ禍 どう守る仕事、暮らし

*夕刊

東京新聞 身近な海プラゴミの山 館山の清掃活動同行 好漁場 魚介類が取り込む恐れ 「自分に返ってくること考えて」

毎日新聞 人工呼吸器で通学・1人暮らし 歩の歩んだ道は続く  尼崎の難病女性 35歳で死去


2021年3月30日火曜日

47. IR汚職初公判(今日2回目の投稿)

今日3月30日、毎日新聞も東京新聞も、IR汚職初公判を大きく取り上げた。

(明日まで待てない気分なので、今日2回目の投稿をします)

毎日新聞見出しは 

秋元被告「全て無罪」 贈賄側との面会否定 10分間詳細に反論

東京新聞見出しは

秋元議員無罪主張 証人買収も否定 弁護側「事件はフィクション」

この記事を読んで、2020年1月8日毎日新聞「みんなの広場」に掲載された私の投稿を思い出しました。全文掲載します。新聞掲載のままをコピー。文中、「昨年12月25日」とあるのは、2019年12月25日」のこと

こんな人物が副大臣なのか 無職・村田尚子・80 (東京都杉並区)

 年12月25日、カジノを含む統合型リゾート(IR)事業への参入を巡る汚職事件で、衆院議員の秋元司容疑者(自民党を離党)が収賄容疑で逮捕された。翌26日本紙には、秋元議員の逮捕前一問一答が載っていた。 「あるわけないじゃん」「熱心じゃねえしさ」「あったり前じゃん。だって、もらってないものをもらったなんて言えるわけねえじゃん。んなもん」「はした金は、もらわねえよ」「俺、そんなに貧しくないけど」

 低劣、下品、あまりにひどい言葉遣い。国会では丁寧な発言をしているのかもしれないが、新聞記者に対するこの発言こそ彼の本質だろう。さらに数百万円という金額を「はした金」と言ってはばからない金銭感覚。その何百分の一の金さえなく寒い年末年始を迎えた国民がいることなど、つゆほども想像できないのだろう。こんな人物が本当に国会議員、副大臣なのか。

 桜を見る会の疑惑、大学入試改革を巡る混乱、続く大臣の辞任。一刻も早い内閣総辞職を願うばかりだ。


*この投稿から、1年と3ヶ月、政治の状況はますます混乱、混迷の度を強め、政府の有り様は末期的様相。今すぐ総選挙が行われたらどうなるのか。残念だが、多分大きな変化はないだろう。そして、秋元被告のような人物が一層のさばるのだろう。

46.サンデー毎日4月11日号

 *サンデー毎日を購読(毎週新聞と一緒に配達してくれる)している。この4月で創刊99周年とのこと。(発刊は1922年4月2日日曜日)よく続いている!*ここに連載中の高村薫「サンデー時評」と青木理「抵抗の拠点から〜青木理のカウンター・ジャーナリズム〜」が一押し。高村薫は1992年10月20日新潮社発行「リヴィエラを撃て」を読んでファンになった。青木理は、なにかで高校が私と同じと知って、なんとなく親近感を持って著書を何冊か買い、出演のテレビも時々見ている。ま、そんなことはどうでもいいことだけれど、411日号では、この二人が期せずして同性婚を巡る裁判(札幌地裁判決)を取り上げているのが興味深い。

*高村薫のサンデー時評の今回のタイトルは<同性婚をめぐる画期的判決「法の下の平等」の再認識を*青木理の今回のタイトルは<時代の潮流と陋習>

*両方ともオススメ記事。ほかにも、「息子だけが知っているなかにし礼、最期の闘い 上」も私にとってはいい記事だ(私、なかにし礼のファンです)。サン毎4月11日号は定価450円。

* シクラメンを地植えにしたら春から咲き始めた話はこの前も書いたけれど、14日2輪 咲いたあと、今日は12になりました。 




2021年3月29日月曜日

45.桜見納め(2021.3.29)

昨日の雨で洗われて、空も木々もきれいです。
平日の午前10時過ぎ人影も少なく今年の善福寺川緑地公園のさくらは見納め。

上の写真、親子みたいな白雲がすてきでしょ。
下の写真は、さくらとケヤキの新緑そして青空、
家の近くでこんな写真が撮れる場所があるなんて本当に幸せ



2021年3月28日日曜日

44.何千本よりも1輪が愛しい

 「◯千本の何々が咲いて、まるで〇〇色の絨毯を敷き詰めたよう」とか、丘一面の〇〇の花とか、たくさんあることを愛でる風潮があるけれど、私は、1本、一輪をじっくり眺めるのが好き。公園のお花見に集まった人たちは、本当に桜の花をよく見ているのかな、なんて思う。意地悪バアさんになって「桜の花弁は何枚かな」なんて聞いてみたいな。

 我が家の庭は、シランが花芽を持った。枯れたのかななんて気にしていたドウダンツツジもようやく蕾が。人の世は、もう勝手にしたらと思うくらい嫌な話ばかりだが、植物たちは健気だね。多分ホモサピエンス亡き後の地球は、植物たちの天国になるんじゃないかな。そんなことを思っていて、ふと思い出したことがある。

 地球の生命の歴史は、残るところあと10億年です。   10億年後には、太陽が膨張して地球上の水が全て蒸発してしまうからです。つまり、地球の生命の歴史は全部で50億年、私たちはその中で既に40億年を生き抜いてきたのです。

(「人類5000年史 1 紀元前の世界 出口治明著」ちくま新書 2017年11月10日第一刷発行19ページより)





上はドウダンツツジのつぼみ、

左はシランの花芽




2021年3月27日土曜日

43.東京都立善福寺川緑地公園 http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index021.html

写真と文章をちゃんとした場所に収めたいのに、長時間、悪戦苦闘したけれど
よくわかりません。トホホです。とりあえず、今朝6時前の公園の写真を。
朝日が当たる前なので画面が暗くてすみません。

2021年3月26日金曜日

42.毎日新聞夕刊<特集ワイド>

 以前にも書いたが 私は、全国紙として毎日新聞、地方紙として東京新聞を購読している。東京新聞は木村太郎の「太郎の国際通信」が看板に偽りありで、国際通信と言いながら「トランプよいしょ記事」ばかりだったのに腹を立て「東京新聞やめる!」と喚いた。その途端、東京新聞に素晴らしい記事が連続し、「購読やめるのやめた」ということになってしまった。情けない話。ということで今日まで両紙を読んでいるが、最近は毎日に注目記事が多い。

 昨日は池澤夏樹さんの沖縄辺野古埋め立て問題への寄稿を取り上げたが、きょう26日(金)は夕刊の特集ワイドhttps://mainichi.jp/wide/を取り上げたい。特集ワイドは、「人だかりがする」ニュースを目指して、読み応え十分の記事をラインアップ。ということで、様々な問題を取り上げている。

 今日26日は<この国はどこへコロナの時代に>で、総務省接待を問う原口一博立憲副代表の話。官邸支配のカビ官僚侵食という大見出しだ。

最近の注目記事は、任命拒否、へこたれていませんよ 「相似形の国や時代」から導く普遍性 歴史学者 加藤陽子・東大教授


2021年3月25日木曜日

41. 沖縄での蛮行、中止を

 玄関の飾り(写真と本文は関係なしです)  

「沖縄での蛮行、中止を」は、
昨日3月24日毎日新聞東京夕刊の、
作家「池澤夏樹」さんの寄稿のタイトルです。

このごろ、どうにも腹立たしい、やりきれない、好い加減にしろよと怒鳴りたくなるような出来事が続く現在社会(日本のみならず世界中で)に生きていて、毎日スカッとしない気持ち。私自身は、先のことはわからないからなんとも言えないが、まああと数年この世にいるだけだと思うが、私より若い人たちが、この先どんな世の中に生きていかねばならないのかと思うと居ても立っても居られない気分。特にいわゆる報道関係者ではなく、哲学者とか文学者という人々の発言はどうなのかと思うことが多い。以前はそういう人たちの政治や社会、国際問題などへの発言が多かったように思うが私の勘違いなのかしら。そんな思いでいた時、3月24日の毎日新聞夕刊への池澤夏樹さんの寄稿文が目に付いた。タイトルに感激した。
「沖縄での蛮行、中止を」
これだけで内容を十分に語っている。遺骨の混じった土を辺野古の海埋め立てに使うというあれだ。まさに蛮行であり、即刻中止せねばならぬことだ。このブログで全文を紹介するのは無理なので、最初と最後の一部のみ書き写します。ぜひ新聞で全文をお読みくださいね。
池澤さんの文を書き写したところは、文字色を赤にしました。

<寄稿 遺骨と埋め立て
 
 沖縄での蛮行、中止を       池澤夏樹(作家)

 *人は死者を尊重する。 *その眠りを乱してはならない。 *また死者は速やかに正しく葬られなければならない。 *これは人倫の基本である。 *もしも誰かがあなたの先祖を葬った墓を倒し、遺骨を持ち出して土の上に撒いたら、それを足で踏んだら、あなたは怒るだろう。*これは刑法にも「墳墓発掘死体損壊等罪」として規定されている。*ではきちんと埋葬されていない遺骨の場合はどうか?私的な事情で墓が造られなかったのではない。多すぎて収集が間に合わず、責任ある者のその作業に対する意欲も薄く、彼らの死から76年を経た今も土に混じって放置されている。*言うまでもなく、沖縄戦の話だ。*責任ある者とは日本政府。(書き写しはここまでですが、このあとが本文。新聞紙面では*印のところで改行)。

 この放置された遺骨の混じった土を掘り出して、事もあろうに米軍基地建設のために辺野古の海を埋め立てているその埋め立ての土に使うという。

*ここから採取された土砂が埋め立てに使われ、それでできた辺野古の滑走路を、遺骨となった人々を殺した米軍の軍用機の車輪が踏みつける。「戦没者を二度殺すのか」と抗議の声が上がったのは当然だろう。
*あまりの蛮行に対して具志堅高松さんが3月1日から6日間のハンガーストライキで思いを表明した。(書き写しはここまで)

池澤さんの締めの言葉は「政府、さっさとこの案を撤回しなさい」

<いつものことですが赤字部分も含めて誤字脱字誤変換がある場合はブログ筆者の責任です。すみません。>

 

2021年3月24日水曜日

40. 障害児の学びの場 (24日毎日新聞朝刊、オピニオン「記者の目」)


* 昨日の山吹の写真、あんまり良くなかったので
 やり直してみました。
  何しろパソコン不慣れで、毎日のブログをアップするのに、文字通り「アップアップ」なんですよ。今日の写真は昨日よりいくらかいいかなと思って、投稿しました。

* ところで、今日の毎日新聞東京朝刊13版12面の
「オピニオン」欄、「記者の目」に 東京社会部田中理知(写真入り)記者の署名記事「障害児の学びの場」(5段抜き)が載りました。
 タイトルは「多様な選択肢確保を」です。
文中には「特別支援学校は『質』求め過密化」
「施設整備進むも教育の分離懸念」というこみだしがついています。

*1962年4月大学新卒で、当時設置されたばかりの区立中学校の「特殊学級(当時の呼び名)」に、担任として着任した私は、当時から「手厚い教育」の名の下に、「普通学級」と分離された教育のあり方に疑問を抱いていました。2年後には、小学校普通学級担任になった私ですが、障害児の教育の現状はどうなったのかと、今日の毎日新聞の記事を熟読しました。ひとくちには言えませんが、一番懸念されるのは、現在進められている「特別支援学級、支援学校」充実の名の下に、一方で進められている「インクルーシブ教育」との兼ね合いはどうなっているのかということです。
 この記事の中で田中記者も「学校は子どもたちが多様な価値観と触れ合いながら個性や能力を伸ばしていく場所だと思う。障害があるという理由で可能性が狭められることがあってはならない。」と言っています。その通りだと思います。新卒で2年間だけともに過ごした子どもたちは、今どうしているかしらと時々思い出します。
(「しょうがい」と打つと、最初に「障碍」と変換される。今日の投稿は新聞記事が『障害」としているので記事のままにした。 ブログ筆者)

2021年3月23日火曜日

39. 陽光と山吹

 *我が家から100メートルほどのところにある善福寺緑地公園もサクラが満開*

* 今日の東京新聞「筆洗」に、「陽光桜」について書いてありました。全文紹介はできないが、以下の部分は全く知らなかったので、書き写します。

* 品種名は「陽光」。別に「非戦のサクラ」とも呼ばれる。愛媛県東温市の元教員、高岡正明さんという方が私財をなげうち、およそ30年かけて、生み出した新品種のサクラである。 

 戦争中の教員時代、教え子たちを戦地に送り出し、死なせてしまった。その後悔から、教え子を鎮魂するサクラを作りたいと考えた。映画監督、高橋玄さんの「陽光桜」(集英社ビジネス書)に詳しい。

 極寒の地、炎熱の地で亡くなった教え子がいるのでどんな気候でも花を咲かせるサクラにしたい。害虫にも強くなければ。人工交配を繰り返した。濃いピンク色にこだわったのは平和のシンボルとして海外でも愛される色にしたかったからだそうだ。1981年に品種登録され、全国に広がった。(中略)

 「この美しい桜の姿を見ているだけで、人類は争いなどする気もなくなるわい」。高岡さんはそうおっしゃっていたそうだ。(後略)(ここまで筆洗の書き写しです。ここまでの中に誤字脱字があったらブログ筆者の責任です)

* 高岡さんの願いはいつになったら叶うのでしょうか。*

* 下の写真は満開の陽光と散っていた花びらを陶器の皿に並べたもの。*

  下の写真の山吹は、近所の空き家の庭に咲いていたもの。塀を越えて道路に枝を垂らしていたので一枝摘んで玄関に飾った。

年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず】

 毎年毎年、は同じように咲くが、

の身は変わって同じではないという意味。 

の世の移り変わり、の命のはかなさをいったもの。

 唐の詩人劉廷芝(りゅうていし)の「代悲白頭翁」より。

(ネットで検索)


2021年3月22日月曜日

38. イカリソウ(碇草)

 我が家の庭にいくつかある山野草の中で、イカリソウも自慢できるかな。今年は芽生えが遅くて心配したけれど、3月はじめにそれらしい芽が出てきてホッとした。3月15には、はっきり花芽が見えて、今日はついに開花!今年も咲いてくれたかと嬉しかった。

ウイキペディアによると次のような説明が。

イカリソウはメギ科イカリソウ属の落葉多年草。低い山地の雑木林に生え、茎の先が3本の葉柄に分かれて、3枚の小葉がつく。春に淡紅紫色の錨形の花を咲かせる。観賞用や薬用に栽培もされる。










2021年3月21日日曜日

37. お正月の柳?の枝から葉が出てきた!


お正月玄関に飾った花。(下の写真)
菊や梅やかカーネーションなど、彩りを添えた花々は、
しばらくして取り除いたが、松の緑と銀色に塗られた柳
(多分柳だと思うが、違っていたらすみません)の小枝は
時々水を変えて、そのままにしていた。
ところが、3月に入って柳の小枝から緑色の芽のようなものが出てきた。
何だろうと思ってそのままにしておいたら、紛れもない新芽になった。
今日3月21日素敵な葉になったのでパチリ!(上の写真)
植物の生命力に驚きと感激!
お正月明けに捨ててしまっていたら、こんな素晴らしい生命の神秘に
出会うこともなかった!毎日水をかえてこの後の成長を楽しみたい。
この花束を贈ってくれた親友に感謝!!!




昨日また地震があったり、コロナやオリンピックやミャンマーや
原発再稼働や米中会談や、イライラすることばかりなので
しばらく世間から離れて隠遁生活なんてね。





2021年3月20日土曜日

36.読者投稿 美しい写真をありがとうございます

<昨日の空の写真への、読者の方からの感想です>

私の部屋は東南向きですが、一階なので地べたに這うような景色しか

目にできません。

京都在住の友人は、このコロナ禍の時を、

京都盆地の縁の山々をマンションの高みから

眺め暮らして、

すっかり老眼が良くなったと、

あなたもそうせいと言ってきましたが、

私にはそんな風景を眺めるすべはありません。


それでも

夜明けの色の変わりゆく空を知ってはいます。

ベットに寝たまま、真冬の明けゆく空を見ているのが大好きです。

魔法のようないろへんげ、幸せを感じます。
                                                   
虹も素晴らしい瞬間を捉えてのショット。おみごと!

自然は一瞬にして、人をこうふくにしてくれます。

人は自然をふこうにばかりします。

ありがとうございました。

上の写真は2018年1月23日7時12分の東の空。地上には昨夜の雪が残っている。
我が家の二階から撮影。


2021年3月19日金曜日

35.空(そら)

 きょうは、野暮用でバタ

バタしているうちに、

歯医者に行く時間になり、

結局ブログ投稿できなくて

現在、午後9時、

文章は無理なので、

以前の写真から空3題。


 上は2019年4月15日午前5時12分東の空

 下は上の写真から4分後。

 日の出近くなって雲の色が変わってきた。

 







 2020年5月28日17時50分

 夕方にわか雨の後

 東の空に虹が。

 東京で虹を見るのは珍しくて

 思わずパチリ。

2021年3月18日木曜日

34.同性婚否定は違憲

*毎日新聞3月18日(木)朝刊14版による*

<同性婚否定 初の違憲>

<札幌地裁賠償請求は棄却> 

同性婚訴訟判決骨子

・同性婚を認めないのは、法の下の平等に反し「違憲」

・同性カップルに、婚姻の法的効果の一部ですら与えないことは、

 立法府の裁量権の範囲を超える

・違憲性を国会が直ちに認識することは容易ではなく、国家賠償

 法上、違法とは言えない

・原告の賠償請求は棄却   (以上新聞の書き写し)

私は、かねてより現憲法24条に問題ありと思っていた。24条の1は「婚姻は、両性の合意のみに基づいて成立し、」といっているが、わざわざ「両性の合意のみ」といったのは、新憲法以前の日本社会における婚姻は家同士やその他の要素が大きく影響し、結婚する当人同士の意思が軽んじられた傾向が強かったことによるのだと思う。新憲法(現憲法)24条は「両性の合意」や「個人の尊厳、両性の本質的平等」とも言っている。現在は、性別に関してもLGBTが一般的な言葉として広く知られ、性的少数者の存在も認知されてきた。だから、根本的には憲法24条の文言を変えたほうがいいと思うが、憲法を変えるとなると、24条以外のことで、またもや大変なことになるから、婚姻に関しては、24条はそのままでも、今回の札幌地裁の判決に沿って同性カップルの諸権利を認めていって欲しい。

*今日の東京新聞一面に大きく取り上げ、社会面(27面)にも、この判決に関する記事が載っているのでその見出しを書き写す。

家族観に一石「夢のよう」  

はためく虹色の旗 原告に涙

奥野斐記者の署名記事も載っている。

「国は差別解消に努めて」「東京の原告らも喜び」


33. 今年初めてのタンポポ

3月18日    

東京杉並の空は真っ青

8時過ぎ

我が家の小さな庭にも

朝陽がさんさんと!

その陽を受けて

タンポポがニッコリ!

植えた覚えはないけれど

いつからか

タンポポが顔を出すように



新聞もテレビも嫌なニュースばかり

小さな春に

慰められる


同性婚否定は「違憲」については、後ほど書くつもりです。

 


2021年3月17日水曜日

32. 友人からの投稿


 

世界の本屋さんめぐり」               公園のソメイヨシノ開花
                                                                                                                    ナカムラクニオ・著
産業編集センター1,500円       

上記の本がとても面白いのでご紹介。
著者のアナログタッチのイラストと共に
自身が巡った国々の本屋、館が紹介されている。
いやあ意外にも面白かった。
(男性著者の本を信用していない私なので)。

台湾、中国のIT化の凄さ、本の無い国(ラオス)の本屋さん事情、
文字の無い国(パプアニューギニア)の本屋さん。                           

特に、スイスの下記の図書館が気に入った                                    
「本は魂の病院」
中世では教養の無いことは病気と考えられ、図書館はそれを癒す場所、
とのこと。私も教養ある人間とはいえないが、
アベやアソウやガアスウの教養の無さと言ったら、やはり病気でしたか!
スイスのザンクト・ガレン修道院の附属図書館(8世紀に創られ18世紀に改装された!)の入口には「魂の病院」という看板が掲げられているそうだ。
超納得の記述でしたが、 
魂が病気の人が為政者というのは考えたら恐ろしい!

欧州では特に修道院附属図書館が、目に付きました。
日本の寺や神社では考えられない。知らしめず統治、が歴史でしたもんね、日本は。
あらためてこの期におよんでもなお自公支持が40%近いという、惨憺たる状況は必然なのだなあと、絶望と共に納得。
なかなかの本です。私は杉並区立図書館借り出しで読みました。

本についてもうひとつ。
東北震災の地からのこの言葉に、私は強く同感。これがわかるなら、為政者であってもいいかな。
『町にとって、本屋はあった方がいいものではなく、絶対に必要なもの、と言い切る田口さんは、「一冊の本には苦しみや悲しみの只中にある人の意識を、苦しみと悲しみの外へと連れ出す力があるということを知っています。」』
柳美里「南相馬メドレー」 

2021年3月16日火曜日

31. ちょっと一休み


 毎日ブログを更新するのがこんなに大変とは!

81歳という年を実感する日々です。

昨日は、小学校以来の親友の誕生日。少しばかりのお祝いのプレゼントを送ったら、今朝届いたと電話がありました。中学卒業後、県外へ就職し、その後、郷里信州の高原地帯で高原野菜中心の農家に嫁いで60年、農業一筋。現在もお連れ合いと共に現役の彼女。高卒後、東京の大学に進学。都内の小学校教員として56歳で夫の病気のため退職し、介護生活8年、64歳で夫を看取り、一人暮らしとなった私。
 中学卒業までの日々を共に過ごしたとは言え、その後の人生はまったく別の道を歩んできたが、現在まで変わることのない友情を育んできた。本当に親友とはこういう関係を言うのだろうと思う。この前彼女にあったのは、10年以上も前だけれど、時々電話で話すその声は、若い頃と少しも変わっていない。話し始めるとあっという間に子ども時代にタイムスリップする。彼女は人生の支え。懐かしくありがたい存在。
 去年の夏大怪我をした私だが、今ではまあ普通に歩ける。歩けるうちに郷里に彼女を訪ねたいが、残念ながら「コロナ」という難敵が現れ、会いに行けない。早くなんとかならないものか。もう一度会いたい人のトップなのに。

 きょうの写真は、思い出話の写真。
 76年から88年まで、夫と共に4回のヨーロパ旅行をしましたが、1979年の旅は、フィレンツエとパリがメイン。7日間滞在のフィレンツエでは、ウフィツ美術館でボッチチェリの部屋を探して走り回りやっと見つけた「プリマメーラ」や「ヴィーナスの誕生」の前で大感激。
 その後、サン・マルコ修道院で「フラ・アンジェリコの受胎告知」に出会いました。複製を買ってきて、現在も我が家の玄関に飾ってあるのを写したのがこの写真です。


パリは10日間滞在、ヴェルサイユやセーヌ川上流のケルト歴史博物館など二人だけの旅の良さを満喫。写真もたくさんありますがここではお見せできないのが残念。4回の旅の記録は、98年に小冊子として100部ほど発行しましたが、現在手元には1部しか残っていません。


2021年3月15日月曜日

30. 新聞休刊日は生活のリズムが崩れる

 *新聞休刊日の意義は認めるけれど、1日の生活リズムが崩れちゃう。

今日は所用があって、去年夏の腰椎破裂骨折入院加療40日という怪我以降

初めて30分ほど歩いたら、かなり疲れて、今頃やっとパソコンに向

かっている。というわけで、今日はスマホ写真だけでお茶を濁します。


去年の3月29日、朝から

こんなに雪が降ったのね。

午後は止んだと日記にある。

今年はどうかしら。

玄関から道路に出る庭のスロープ






2018年3月23日の善福寺緑地公園の桜

今年はもう少し早く咲きそう。



 庭の紫陽花、今年の新芽、

新芽は色も美しく、勢いがいいですね。

2021年3月14日日曜日

29. 東京新聞日曜版 福島原発事故被災地の今


 🌺 2月25日の記事にシクラメンの写真を載せて、つぼみが二つ見えると書きましたが、今日その二つが並んで開花。双子ちゃんみたいね。朝早く写したので、まわりは他の木の陰で暗くなっています。それだけに白が綺麗に見える。

 昨日も書きましたが、やっぱり原発の問題をもっともっと伝えてほしい。

今日の東京新聞日曜版は1面と8面

福島原発事故から10年 

被災した地域として、

飯館村 葛尾村 富岡町 楢葉町 浪江町 双葉町 大熊町

現在を伝えている。

人口の推移・人口ピラミッド 水稲の作付け面積の推移 

企業などの事業再開状況 汚染度の搬出 を各町村別

詳しい表やグラフで伝え、

福島の沿岸漁業の状態や県内全体の汚染度状況なども詳しく載せている。

これも大変な労作、力作、要保存だ。

これらの記事を見るだけでも胸が詰まる。

2021年3月13日土曜日

28.東京新聞13日(土)21面「あの人に迫る」

 小泉純一郎元首相登場、聞き手は望月衣塑子記者

<かつて原発政策を推し進めた政権のトップだった小泉純一郎元首相(79)は、東京電力福島第一原発事故を機に「原発ゼロ」への転換を訴える。一方、菅義偉首相は成長戦略の柱として「経済と環境の好循環」掲げ、「安全最優先で原子力政策を進める」と原発の新規増設を示唆し、資源エネルギー庁は国の基幹電源として原発を2030年までに20〜22%にする方針だ。なぜ原発ゼロに向かえないのか。小泉氏に思いを聞いた。>

 記事は21面の半分以上にわたる分量なので、記事の一部を抜き書きします。インタビューの詳細は是非新聞をお読みくださいね。そこで語られたことの中で、「あなたに伝えたい」とされたのは、次の言葉。

「大事なのは過去に築いたものを守ることでなく時代の変化に応じて未来を築くこと。そのためには諦めることも必要だ。」この言葉は、以下の流れの中で語られた。

 インタビュウの最後の質問「原発ゼロを進められる政治家はいるか」との問いに答える中で、次のように語った。

「信なくば立たず」だ。国民に信用されなければ政治は成り立たない。志がある人間がトップに立ち、民衆の信頼を得られれば、必ず実行できるはずだ。電力会社や経産省が原発にこだわるのは、戦前、陸軍が満州(中国東北部)にこだわっていたのと似ている。連合軍は日本に満州撤退を求めたが、日本にとって満州国は、関東軍が占領して以来、多くの犠牲を払いながら守ってきた生命線。陸軍は撤退しないと固執し、内閣が押し切られ「必ず敗れる」とされた戦争に突入し、負けた。大事なのは過去に築いたものを守ることでなく時代の変化に応じて未来を築くこと。そのためには諦めることも必要だ。

 日本国民の幸福を追求する総理は、目先の損得勘定に振り回されてはいけない。百年、二百年後の国の繁栄を見定め「いま何をすべきか」を判断するのが総理たる者の役目。国の統治者として誰よりも国を愛さなければいけない。人間として何を守るかを考えて、こう宣言してほしい。「国土と国民を守るため原発の即時ゼロを決断する。自然エネルギー100%の社会に向けて一歩を踏み出す」

* 小泉さんずいぶん変わったんですね。願わくば、現内閣で原発ゼロ宣言をするように環境大臣を務める進次郎さんに働きかけてほしいと思います。(ブログ筆者より)


2021年3月12日金曜日

27. 小さな庭の花たち


 ヒトリシズカ

亡夫は

山野草が

好きで、

さな庭に

色々植えて

いました。





どこの岩山かな。

岩山どころか、

小さな庭の

大きな岩。

そのくぼみに

何年か前から

ユキヤナギの花が。



26. 東京新聞大特集記事(12日朝刊14面15面)

* きのうは、石原の発言を思い出して怒りの投稿をしたが、あの発言を思い

出したメディアは、なかったみたい。ま、それはそれでいいけれど、大地震、

津波と同時に原発事故があったのに、原発問題の扱いはあまり大きくなかった

ようだ。

 だが、東京新聞は日頃から福島第一のその後をずっと追っていて、今日の朝

刊では、見開き2面(14面と15面)にわたって

「老朽原発 危うい未来」という大特集をしている。

これは大変な力作で要保存だ。

リード部分を書き写す。

 地震大国と言われる日本で、電力会社が原発を建て始めて60年余になる。

2011年3月の東京電力福島第一原発の事故は、放射線による深い爪痕を

被災地と人々に残し、歴史に汚名を刻んだ。原発とどう向き合うかが、

国内外で問われ続けてきた10年。いま事故後に設けられた40年での

廃炉原則を超えた原発が続々と動こうとしている。老朽化はますます進み、

宿命的な課題は何も解決しないまま、私たちはどんな未来へ向かうのだろう。 

 以上新聞書き写し


* 地震や津波は悲しいけれどこれからも起きる。

  しかし、原発事故は原発がなければ起きないのだ。

  なんとしても原発はやめなけらばならない。


2021年3月11日木曜日

25. 10年前の石原発言を忘れない

* きょう、3月11日東日本大震災から10年目ということで、メディアは様々なことを伝えているが、あのとき私が一番怒ったのは石原慎太郎都知事の「天罰・我欲」発言だった。当時の日記を読み返したら、3月14日の項に、大文字で「石原の天罰発言!「原発炉心溶けている!」との記述がある。当時の朝日新聞デジタルを以下に。

 朝日新聞DIGITAL

「大震災は天罰」

「津波で我欲洗い落とせ」

   石原都知事

2011年3月14日19時34分

 石原慎太郎・東京都知事は14日、東日本大震災に関して、「日本人のアイデ

ンティティーは我欲。この津波をうまく利用して我欲を1回洗い落とす必

要がある。やっぱり天罰だと思う」と述べた。都内で報道陣に、大震災へ

国民の対応について感想を問われて答えた。

 発言の中で石原知事は「アメリカのアイデンティティーは自由。フランス

は自由と博愛と平等。日本はそんなものはない。我欲だよ。物欲、金銭欲」

と指摘した上で、「我欲に縛られて政治もポピュリズムでやっている。それ

を(津波で)一気に押し流す必要がある。積年たまった日本人の心のあかを」

と話した。一方で「被災者の方々はかわいそうですよ」とも述べた。

 2011年3月15日12:41の 日本経済新聞サイトによると

14日の発言について、「言葉が足らずに被災者の皆様、

国民、都民を深く傷つけたことをおわびし、発言を撤回する」と述べた。

             *

今でも、日常茶飯事といっていいほど、政治家や官僚や権力者と言われる

人物の発言が批判されるごとに謝罪したり撤回したりされるが、最初に口か

ら出た言葉こそ、その人物の本音なのだ。批判されてから撤回や謝罪などし

ても、「覆水盆に返らず」だ。謝罪や撤回をした口の下で本音は(うるさい

から、謝っておきゃいいんだろ。そのうち忘れるだろう)じゃないのか。

メディアや私たち国民は決して忘れてはならない。最近の例では、森発言に

代表される「女性蔑視」発言。絶対忘れたり許したりしてはならない。


2021年3月10日水曜日

24. 東京大空襲そしてチャップリンとヒトラー




 今日3月10日は76年前、東京大空襲があった日だが、第二次世界大戦に関する、たくさんの映画の中で、私が一番印象的なのは、チャップリンの「独裁者」という映画だ。 今日午後1時からNHK/BSプレミアムで放映したのを見た。テレビ放映も何回もあり、私も何回も見ているが、いつ見ても感動する。特に最後の演説は最高傑作だと思う。ところで、チャップリンとヒトラーは同じ年、同じ月の4日ちがいの生まれ。すなわち1889年4月16日にチャップリンが20日にヒトラーが生まれている。写真の本は大野裕之(おおのひろゆき)著 2015年6月25日岩波書店から第1刷発行。
カバーの内側に次の文が。
1889年4月 
20世紀の世界で、
もっとも愛された男ともっとも憎まれた男が、
わずか4日違いで誕生した。   
やがて、二人の才能と思想は、歴史の流れの中で、
巨大なうねりとなって激突する。   
知られざる資料を駆使し、
映画「独裁者」をめぐるメディア戦争の実相を
スリリングに描く!


2021年3月9日火曜日

23.元始、女性は太陽であった

 昨日3月8日が国際女性デーだったので、夫の蔵書に「平塚らいてう自伝」(大月書店刊)があったのを思い出して書棚を探したら、左の写真の本が見つかった。上巻は1971年8月20日第一刷発行、下巻は同年9月6日第一刷発行。上下とも定価850円。50年前の850円はかなり高価な本だったんじゃないかな。


表紙上巻の帯には瀬戸内晴美の、下巻には美濃部亮吉の推薦文が載っていて、懐かしい。

現在、性差別問題に関心がある人や、積極的に取り組んでいる人々の間で、平塚らいてう「青鞜」はどのように扱われているのかしら。


「青鞜」の創刊号に載った与謝野晶子の詩が、上巻の312〜13ページに載っている。最初の一行は <山の動く日来(きた)る> 

この言葉は、1989年参院選挙で社会党が大勝し、当時の土井たか子委員長「山が動いた」と言って人々に知られた。

平塚らいてう「青鞜」はもちろんのこと、与謝野晶子土井たか子も、現在の多くの若者には「who?」かも なんて言ったら、若者に「若者をなめるなよ」って叱られるかな。叱られる方が嬉しいな。

2021年3月8日月曜日

22. 国際女性デー


* 国際女性デー*

国際女性デーと日本

「おじさん政治と」決別を

今朝の毎日新聞社説は上記のタイトルで

<きょうは国連が定める「国際女性デー」だ。1904年のこの日、米国の女性たちが参政権を求めてデモをしたことを起源とする女性差別のない社会に向けて行動することを呼びかけている。>と書き出し<だが、その理念と大きくかけ離れた現状が日本にはある>と続く。

 全くその通りだと思いながら、新聞の世界はどうなのかなと思って、今日の

紙面に女性記者の署名記事がどのくらいあるのかなと興味を持った。私は、

毎日と東京を購読している。日頃、東京の方が女性記者の署名が多いよう

に思っていたので、東京の朝刊全紙面を調べてみた。(間違い見落とし

があればごめんなさい。指摘してくださるとありがたいです。)

 1面 渥美龍太 柚木まり 小野沢健太 2面 坪井千隼(北京)

砂本紅年 太田理英子 3面 宮尾幹成(聞き手) 瀬野木作 

4面 坂田恵(聞き手)越智俊至(聞き手)大森雅弥(聞き手)

5面(私説論説室から)小嶋麻友美 6面 吉田通夫(ワシントン)

岩田仲広(ワシントン)中沢穣(北京)相坂穣(ソウル)

8面 佐橋大 広田千悦子(文)広田行正(写真)

9面 出田阿生(聞き手)12面 編集委員・吉田薫 13面 北爪三記

16面 花井勝規 井上幸一 林朋美 17面 森合正範 兼村優希

18面 対比地貴浩 唐沢裕亮 19面 兼村優希 20面 中沢佳子 

木原育子 21面 デスクメモ・千  22面 奥野斐  編集日誌・瀬 

23面 山下葉月 小野沢健太 近藤晶(撮影 ベルリン)

24面 中村真暁(文)日比忠司(紙面構成)


<デスクメモのと編集日誌のは記者の頭文字と思われます。ブログ筆者>

*写真はデンドロビュームキンギアナム。小さな花芽が出ている。

 

2021年3月7日日曜日

21. ハナニラ

 

* 庭のハナニラ

  咲き始めました。

  あちこちに見られる

  珍しくもない花ですが

  よく見ると可愛い。

 

* 今日みたいに

  暗く寒い日は、

  元気が出ません。

  積んであるけどまだ読んでない本を3冊紹介します。

* 『奪われたクリムト』 エリザベート・ザントマン 著

    永井潤子・浜田和子 訳   梨の木舎発行 

* 『評伝 島成郎』 佐藤幹夫 著  筑摩書房発行

* 『女たちのテロル』 プレイデイみかこ 著  岩波書店発行

2021年3月6日土曜日

20.言わねばならぬこと

 今朝投稿したのは「言いたいことがありすぎ」の書き出しで、誤変換に関す

る言い訳でしたが、あっと言う間に早くも午後2時を回ってしまって、言いた

ことの前に、言わねばならぬことができてしまいました。それは、毎日新聞

朝刊14版26面の記事のこと。記事は紙面の4分の1強を使った大きな記事。

そのなかの、手記のみを全文転載します。記事全体もとてもいいと思います。

ぜひ何らかの形で記事全文をお読みになることをお勧めします。

(転載した文字の大小や文字色は、ブログ筆者による)

大見出しは 

森友改ざん事件 忘れないで   

次の見出しは 

赤木さんの死から3年 妻、本紙に手記

手記のタイトルは

『公的な場所で話すのは、次はあなたの番です』

(このブログをご覧になっている方々の何%が、毎日新聞購読者なのかわかりませんが、

手記全文を転載します。改行などはブログ筆者による。)

 3年前の3月7日、夫は仕事に行く私を玄関まで送り、「ありがとう」って

言葉をかけてくれました。

 その日の夕方、決済文書の改ざんをしたことを悔やみ、苦しみ、「この事

実を知り、抵抗したとはいえ、関わった者としての責任をどうとるか、ずっと

考えてきました。事実を公的な場所でしっかりと説明することができません」

と手記に残し、自ら死を選びました。あの時の孤独と絶望に満ちたつらい顔は

一生忘れることができません。

 2年後、夫の悔しい気持ちをバネに、夫が近畿財務局の中でどのように改ざ

んをやってしまったのか知るため、そして今後、改ざんという不正行為が起き

ないために、国と佐川さんを相手に裁判を起こしました。裁判の中で今、

『赤木ファイル』の提出を求めています。夫は改ざんの経緯を職場に残して

いると私に話してくれました。この夫の残した『赤木ファイル』には夫が

何を誰に指示され、どう抵抗し、何を改ざんし、何に苦しんでいたのかが

書いているはずです。

 近畿財務局が改ざんしたのは本省の指示だったことは明白です。本省の

誰の指示だったのか、本省に誰が指示をしたのか再調査が必要です。

 財務省、財務局の改ざんに関わった人たちが本当のことを話してほしい。

そして夫のような悲しいことが二度と起きないようになってほしい。その

ために私は闘います。そしてそれには国民の皆さんの厳しい目が必要です。

どうか夫のことを忘れないでください。この改ざん事件のことを忘れない

でください。

 公的な場所で説明することは、改ざんに関わった人たちの責任です。

                      赤木雅子(全文)

 

 19. 言いたいことがありすぎ

   言いたいことを言うのは権利の行使

  言わねばならぬことを言うのは義務の履行(桐生悠々のことば)

  ブログを始めた時は週一回ないし二、三回の投稿かなと思っていたが、

  新聞を読み、テレビを見、本を読み、庭を眺め、公園を散歩し、など

  などでの経験の中で、毎日書いても書ききれないほど言いたいことが

  出てくる。

   だが、寄る年波には勝てず、メガネをかけている上に天眼鏡も使って

  パソコン画面と引用文献を交互に見ながら、言いたいことを言う。その

  結果、誤字(つまり誤変換)が多くなり、プレビュー画面でもそれを見

  逃し、投稿した画面を読み返して初めて誤字誤変換に気づく。まったく

  困りものだ。言い訳めくが、ペンを持って書くときには絶対間違えない

  字なのに、誤変換に気づかないのは、どういうことかな。

   と、前置きが長くなるのも私の悪い癖。で、今朝起きてすぐに投稿画面

  を見たら、一昨日の中に、やっぱりすごい誤変換あり!

   イギリスがイレスに、天皇機関説が天皇機関になっていた。

  慌てて直したけれど、まだあるかも。今までの投稿文全部を見直すのは

  大変なので、気づいた時に順次直したいと思います。今日の中にも誤変

  換ありかな、

  とここまで書くのにも目が疲れてきたので、今日の言いたいことは、

  のちほど。まだ、朝食やゴミ出しが済んでいないのでね(笑)


2021年3月5日金曜日

18. 人新世の資本論

 人新世の「資本論」(集英社新書)。2月24日(水)に、紹介しましたが

手に入れました。375ペイジの分厚い新書。すごい売れ行き!2020年9月22日

第1刷発行。2021年2月13日に第8刷発行ですって!

私のような白髪のばあちゃんでも興味を持つのですから、やっぱり

読んでみようという人が多いのでしょうね。ぱらぱらとながめてみてら、

やっぱり難しそう。

 そこで、著者が(1987年生まれ 若〜い!!!)どんな思いでこの本を

書いたのかしらと思って、まず、「はじめに」を読んでみました。

 <はじめにーSDGsは「大衆のアヘン」である!>と書いてある。

もう、ここからしてわからない。この分厚い新書を読み通せばわかるのか。

そこで、今度は「おわりに」を読んでみた。(こんな読み方は多分邪道ね)

 <おわりにー歴史を終わらせないために> う〜ん難しい!

<はじめに>と<おわりに>のあいだが16ペイジから358ペイジまで。

きょうは、ここまで。中身はそのうちにというどうしようもない私です。

でも、わかってもわからなくても、ともかく読み通さなくちゃね。

公園の人目につかない

ところに咲いていた

ムスカリ

紫色が美しい


2021年3月4日木曜日

17. 3月4日 今日は何の日?

 * 若い頃は昔を振り返るようなことはしなかったが、年とともに、

  きょうはどんなことがあった日かなと

  「歴史年表」を見て楽しむことが多くなった。

  最近は、手っ取り早くパソコンで「ウイキペディア」で検索している。

  ということで、今日3月4日は、どんなことがあったのかなと

  「ウイキペディア」で調べてみたら、なかなか面白かった。古い順に

*1582年 パリのレストラン トウール・ダルジャンが開業

*1665年 イギリスがオランダに宣戦布告し、第二次英蘭戦争が勃発。

*1877年 チャイコフスキー作曲のバレエ作品「白鳥の湖」が

     ボリショイバレエ団により初演

*1933年 フランクリン・ルーズベルトが第32代アメリカ合衆国大統領

     ルーズベルト大統領がフランシス・パーキンスを労働長官に任命。

     アメリカ初の女性閣僚。

*1935年 天皇機関説事件。

     岡田啓介首相が議会で天皇機関説への反対を表明。

*1935年 特高警察が日本共産党中央委員・袴田里見を逮捕。

*1944年 宝塚歌劇が戦時下不適とされ休演となり、

     最後の公演が行われる。

*1952年 十勝沖地震

*1994年 衆院選の小選挙区比例代表並立制導入などの

     政治改革関連4法案が成立。

    (以上は、ウイキぺディアから私が興味を持ったものを抜き書き。)

 こう見てきてびっくりしたのは、アメリカでは1933年にすでに初の女性閣僚が誕生していたこと。日本の初入閣は1960年7月第一次池田勇人内閣の厚生大臣として入閣した中山マサ氏。しかも今になってもまだ、女性初の何たらかんたらって言ってるんだからね。まったく日本の男社会は安泰だね!


*庭に咲いたユキヤナギ*

信州の実家の庭には大きなユキヤナギの木があって、真っ白な花が本当に美しかった。その光景が忘れられなくて、東京の我が家の庭にもユキヤナギを植えた。