2021年3月24日水曜日

40. 障害児の学びの場 (24日毎日新聞朝刊、オピニオン「記者の目」)


* 昨日の山吹の写真、あんまり良くなかったので
 やり直してみました。
  何しろパソコン不慣れで、毎日のブログをアップするのに、文字通り「アップアップ」なんですよ。今日の写真は昨日よりいくらかいいかなと思って、投稿しました。

* ところで、今日の毎日新聞東京朝刊13版12面の
「オピニオン」欄、「記者の目」に 東京社会部田中理知(写真入り)記者の署名記事「障害児の学びの場」(5段抜き)が載りました。
 タイトルは「多様な選択肢確保を」です。
文中には「特別支援学校は『質』求め過密化」
「施設整備進むも教育の分離懸念」というこみだしがついています。

*1962年4月大学新卒で、当時設置されたばかりの区立中学校の「特殊学級(当時の呼び名)」に、担任として着任した私は、当時から「手厚い教育」の名の下に、「普通学級」と分離された教育のあり方に疑問を抱いていました。2年後には、小学校普通学級担任になった私ですが、障害児の教育の現状はどうなったのかと、今日の毎日新聞の記事を熟読しました。ひとくちには言えませんが、一番懸念されるのは、現在進められている「特別支援学級、支援学校」充実の名の下に、一方で進められている「インクルーシブ教育」との兼ね合いはどうなっているのかということです。
 この記事の中で田中記者も「学校は子どもたちが多様な価値観と触れ合いながら個性や能力を伸ばしていく場所だと思う。障害があるという理由で可能性が狭められることがあってはならない。」と言っています。その通りだと思います。新卒で2年間だけともに過ごした子どもたちは、今どうしているかしらと時々思い出します。
(「しょうがい」と打つと、最初に「障碍」と変換される。今日の投稿は新聞記事が『障害」としているので記事のままにした。 ブログ筆者)