2022年4月21日木曜日

NO.501 投票率5割を切ったら再選挙

🌻  参議院議員選挙が近づいてきたからか、政党のポスターが目につくようになった。20歳で選挙権を得てから今まで何回投票しただろう。そして自分の投票した人が当選したのは何回だろう。いつも与党支持じゃないから、多分私の1票は、死に票になった場合がほとんどじゃないかな。それはさておき、選挙のたびに思うのは、投票率の低さだ。前から思っていたが、投票率が5割を切ったら再選挙とするべき。時間も金もかかるのは承知で言う。有効投票の最多票を獲得して当選したとしても、投票率が4割ならば、有権者全体を10人とすると4人が投票しただけ。そこで当選したと言っても、多数の支持を得たことにはならない。

 もちろん選挙に行かない有権者が悪い。しかし、投票率5割に満たない現実を、放置しておいて「民主主義」とは言えない。5割を超えるまで何回でもやり直す。棄権する自由があっていい。という声を聞くが、民主主義の根幹は選挙だろう。国会議員から市区町村議員、はたまた各種団体の各種選挙などなど。棄権の自由を尊重して、選挙を捨てたら、それは民主主義の否定。独裁者を生む。もちろん、投票率100%に近い選挙で選ばれ候補者もその地位に着いた途端に「独裁者」になることもある。それは選挙民が、選んだ後は知らないという態度だからだ。選挙では「白紙委任」をしたのではないのだから、その後の活動には常に目を光らせ、選挙したものの責任として異議申し立てをする。そうして初めて民主主義は成り立つのではないか。

 ともかく投票率が5割を切ったら選挙やり直しを徹底すべき。税金の無駄遣いというなら棄権しないことだ。税金の無駄遣いは、他にももっとたくさんある。今話題になっている国会議員の「文書交通費』など最たるものだ。議員報酬の中から捻出すればいい。議員になって金を残すなどありえない。身銭を切って人民のために働く覚悟がなければ、議員などになってはいけない。それに、議員を「先生先生」というのもやめるがいい。議員は先生じゃない。国民のために働く使用人くらいの気持ちをもたなければならない。選挙の時だけ「みなさんのために汗をながします。』などとカッコつけておきながら、当選した途端に『先生先生』と呼ばせてふん反りかえっている。そんな議員にペコペコする有権者も悪い。

 日頃もやもやしていることを言いたい放題言ったが、選挙前だけ「お願いお願い』と頭を下げて、当選した途端に先生と呼ばせて踏ん反り返るような人間が多いので、つい。それからついでに言うと、議員の数も考え直したほうがいいね。居眠り議員なんかは税金泥棒もいいところ。会議中に居眠りした回数の多い議員は任期途中でも辞めさせるという決まりを作らせよう。以前真面目に区議会傍聴に行っていて、本会議中の居眠り議員の多さに驚き呆れた。学校の先生が授業中子どもに作業させておいて、教卓で居眠りしていたらどうなる!?許されることではない。しかし議員の会議中の居眠りを議長は注意もしなかった。しかも傍聴席で区民が見ているといううのに。あまりにも区民を舐めている態度に呆れて腹が立って、途中で帰宅した。ま、そんなことから、今日のブログになったわけ。(写真は去年のセッコク)