2022年6月9日木曜日

NO.562~2022年6月9日(木)〜1年前の6月9日のブログ〜

🌻 このところ過去のブログを再掲 することが多いが、自分でも、1年前のことを忘れていることが多い。去年はどうだったか、1年の間に自分も世の中も、どんな風に変わったのか、あるいは変わらなかったのか、進歩したのか後退したのかなどいろいろ考えることが多くなったので、その結果再掲が増えてきた。

 去年の6月9日のブログは、五輪問題。1年後の今、河瀬直美監督の2021東京五輪の記録映画が問題になっていたり、札幌市が2030年冬季オリンピックを招致するという話がニュースになっている。相変わらず五輪騒ぎだ。

 去年の6月9日は

6月9日(水)の毎日新聞夕刊<特集ワイド> を取り上げている。

以下、去年の6月9日のブログ。

『東京五輪は誰のため?』

スポーツジャーナリスト谷口源太郎さんは問う

理念失い形骸化 政治利用は許されない

2面の半分を占める大きな記事だ。この中に次の文がある。

* 開催の可否を巡って旗幟鮮明ではなかった国内メディアに最近、動きがあった。信濃毎日新聞が523日付の社説で、西日本新聞社は同25日付で、それぞれ中止に言及たのだ。オフィシャルパートナーである朝日新聞社も、同26日付の社説で今夏の開催中止を首相に求めた。

「人間の生命にかかわる大問題だとの声が四方八方から上がり、メディアとしてこれ以上無視できないと思ったのではないか。権力監視がジャーナリズムの原点ですよ。」海外メディアの懐疑論も活発だ。米国の有力紙「ワシントン・ポスト」はIOCのバッハ会長を「ぼったくり男爵」とやゆし、中止を提言している。

ちなみに、信濃毎日、西日本と聞いてピンとくる向きは少なくないだろう。戦前、軍部批判のペンを振るう反骨の新聞人がいた、信濃毎日の桐生悠々(1873〜1941年)西日本(当時は福岡日日)の菊竹六鼓(18801937)。*(ここまで新聞記事引用)

桐生悠々や菊竹六鼓が今の世にいたら、東京五輪に関して何といっただろう。


ここまで去年のブログ再掲


🌻 上記記事が書かれたのは五輪前だったが、結局去年2021年東京五輪は開催された。しかし、費用の点からも競技以外の内容からも、散々だったと私は思う。開催前に、「ぼったくり男爵」と言われていたバッハ会長はその言葉通りぼったくって帰って行った。そして、河瀬監督の記録映画は問題だらけだった。それでもまだ2030年冬季オリンピックを招致するのか???

去年オリンピックで大騒ぎしている時、1年後にロシアのウクライナへの侵攻が世界を揺るがしているなんて、誰も予想していない。さて、来年の6月9日は日本も世界もどうなっているやら。このブログも続いているかどうかもわからないね。(😅)