2022年6月17日金曜日

NO.570〜2022年6月17日(金)〜東京新聞6月17日朝刊奥野斐さん署名記事〜

写真は1面から続く3面の記事。

「女性を意思決定の場に」と言うけれど、いったい何年言い続けなくてはならないかと思う。私の存命中には実現しないんじゃないかな。

この記事を載せた東京新聞はどうなのかな。いわゆる経営陣や幹部記者(編集局長以下、各部の部長とか社説担当とか)、ようするに東京新聞を代表する人たちの女男比率はどうなのかしら。東京新聞に限らず、新聞やテレビ、週刊誌などの雑誌の世界、いわゆるメディアの世界での意思決定の場に女性はどのくらいいるのかな。

 もっとも、女性が意思決定の場にいればそれでOKということにはならない。根強い性差別がいつまでも続くのは、性差別意識が男性の専売特許なのではなく、女性の中にも男性をたてるというか、一歩下がって男性のあとについていくというような意識が残っているんじゃないかしら。女性同士で足の引っ張り合いをしていないかな。「根強い性差別意識」を家庭で、学校で、社会のすべての場でなくしていかなければね!専業主婦などという言葉やジャンル?がなくならないうちはダメね。

 そうそう話は飛ぶけれど、新聞の読者の投書欄に職業を書かせるね。私はいつも無職と書いたけれど、その職業欄に「主婦」というのがあって、ずっと前からおかしいと思っていたが、どうなんですかね。広辞苑第7版には、「職業」は、日常従事する業務、生計を立てるための仕事、生業、なりわいとある。「主婦」は、一家の主人の妻、一家を切り盛りしている婦人、女あるじとある。というわけで「主婦」は「職業」じゃないのよね。だから、新聞社が投書者の職業欄に「主婦」と書くことはやめにしてほしい。ましてや「専業主婦」などという言葉は無くさないと、女男平等は実現しないね。まあ、とにかく差別の歴史が長かっただけに、亡くしていくのも時間がかかるんでしょうね。奥野斐さん!東京新聞が、メディアで働く人たちの中の差別解消の先頭に立つように、頑張ってください!

女男平等、女男比率と書いたのは、誤植じゃないのですよ。何でもかんでも男が先に来る日本語の習慣を意識的に変えて書いているのです。「なんだか変」と感じる人は慣れてないからでしょう。男女でなく女男に慣れましょう!

🌻 カラーの花芽が出てきました 🌻