2022年6月26日日曜日

 NO.579〜2022年6月26日(日)1回目の投稿〜72年前の6月25日、朝鮮戦争勃発〜

🌻 以下は、本当は昨日(6月25日)のうちに投稿すべき内容なのですが、昨日は、夕方外出する用事があってちょっと疲れたので、早寝して、投稿が今日になってしまいました。今日の分は後ほど書きます。🌻

                🌻

石川啄木(1886年2月20日〜1912年4月13日)明治43年(1910年)日本が韓国を併合して統治下に置いたとき、

 地図の上朝鮮国にくろぐろと墨を塗りつつ秋風を聴く

と詠んだ。日本と韓国、北朝鮮に関する様々な出来事を考える時、私はいつも啄木のこの歌を思い出す。

* 韓国併合(かんこくへいごう、Japanese annexation of Korea)とは、朝鮮半島の権益を巡る日露戦争後の1910年明治43年)8月29日に「韓国併合ニ関スル条約」へ基づき、大日本帝国日本)が大韓帝国[注釈 1]併合して統治下に置いた出来事を指す(111年前)。朝鮮併合日韓併合日韓合邦などとも表記される[1]。厳密には日本による朝鮮半島の統治は、大日本帝国がポツダム宣言による無条件降伏後も続いており、1945年昭和20年)9月9日朝鮮総督府連合国軍への降伏文書に調印するまで実質的には約35年間続いた。(ウイキペディアより)

* 上記のように、日本が朝鮮半島を統治下においたことから、太平洋戦争後、朝鮮半島は38度線によって韓国と北朝鮮とに分断され、その結果が72年前(1950年)の今日6月25日の朝鮮戦争勃発につながっている。朝鮮戦争は1953年7月27日に「休戦協定」が結ばれ現在に至っている。現在の日本政府は、何かにつけて北朝鮮の言動を問題にし、北朝鮮が我が国にとっての脅威であるかのように振舞うが、歴史を辿れば、北朝鮮という国を生み出した大もとは、1910年の「韓国併合」にある。今現在、朝鮮半島の二つの国とその国民を差別し、非難してはばからない日本人が少なくないが、啄木が知ったらどう言うだろう。やはり現在は歴史の上にあることを思い、常に歴史を振り返り、歴史に学びたいと思う。啄木の一首は、日本の負の歴史をきちんと教えてくれる。

中学生以後、啄木の短歌をよく読んだ。今でも心に残っている何首かがある。

下の写真は、私の宝物の一つです。

石川啄木歌選集

新日本歌人協會編

石川啄木

没後三十五年

記念出版

縦13センチ横9センチ5ミリ厚さ8ミリ




昭和21年1月10日印刷

昭和21年1月15日発行

発行所新興出版社

定価は書いてなくて

奥付の最後に

配給元 日本出版配給 株式會社

とある。昭和21年の出版事情を

調べてみないと。