🌻 以下は、本当は昨日(6月25日)のうちに投稿すべき内容なのですが、昨日は、夕方外出する用事があってちょっと疲れたので、早寝して、投稿が今日になってしまいました。今日の分は後ほど書きます。🌻
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石川啄木(1886年2月20日〜1912年4月13日)は、明治43年(1910年)日本が韓国を併合して統治下に置いたとき、
地図の上朝鮮国にくろぐろと墨を塗りつつ秋風を聴く
と詠んだ。日本と韓国、北朝鮮に関する様々な出来事を考える時、私はいつも啄木のこの歌を思い出す。
* 韓国併合(かんこくへいごう、英: Japanese annexation of Korea)とは、朝鮮半島の権益を巡る日露戦争後の1910年(明治43年)8月29日に「韓国併合ニ関スル条約」へ基づき、大日本帝国(日本)が大韓帝国[注釈 1]を併合して統治下に置いた出来事を指す(111年前)。朝鮮併合、日韓併合、日韓合邦などとも表記される[1]。厳密には日本による朝鮮半島の統治は、大日本帝国がポツダム宣言による無条件降伏後も続いており、1945年(昭和20年)9月9日に朝鮮総督府が連合国軍への降伏文書に調印するまで実質的には約35年間続いた。(ウイキペディアより)
* 上記のように、日本が朝鮮半島を統治下においたことから、太平洋戦争後、朝鮮半島は38度線によって韓国と北朝鮮とに分断され、その結果が72年前(1950年)の今日6月25日の朝鮮戦争勃発につながっている。朝鮮戦争は1953年7月27日に「休戦協定」が結ばれ現在に至っている。現在の日本政府は、何かにつけて北朝鮮の言動を問題にし、北朝鮮が我が国にとっての脅威であるかのように振舞うが、歴史を辿れば、北朝鮮という国を生み出した大もとは、1910年の「韓国併合」にある。今現在、朝鮮半島の二つの国とその国民を差別し、非難してはばからない日本人が少なくないが、啄木が知ったらどう言うだろう。やはり現在は歴史の上にあることを思い、常に歴史を振り返り、歴史に学びたいと思う。啄木の一首は、日本の負の歴史をきちんと教えてくれる。
中学生以後、啄木の短歌をよく読んだ。今でも心に残っている何首かがある。
下の写真は、私の宝物の一つです。
石川啄木歌選集
新日本歌人協會編
石川啄木
没後三十五年
記念出版
縦13センチ横9センチ5ミリ厚さ8ミリ
昭和21年1月10日印刷
昭和21年1月15日発行
発行所新興出版社
定価は書いてなくて
奥付の最後に
配給元 日本出版配給 株式會社
とある。昭和21年の出版事情を
調べてみないと。