2022年9月28日水曜日

NO.670〜2022年9月28日(水)そして一夜明けた

 🌻 酷い国葬!だった。参加者4200人、国葬反対デモ15000人(東京新聞より)

 今日の朝刊は国葬記事がデカデカだったけれど、さっき届いた夕刊には国葬の「こ」の字もないみたいだ。なんともまあ、あっさりしているね。

🌻 去年の今日のブログはと見てみたら、面白い(私感ですが)ので再掲します。

NO.284(2021年9月28日)〜権力に対するメディアの姿勢

😡 自民党総裁選に絡むメディア(テレビ、新聞、週刊誌など)の姿勢は、全く情けない。これらメディアは権力監視が最大の仕事なのではないか。しかし、現在は興味本位の扱い方で、本当に国民のため、あるいは国の未来のための報道をしているのか甚だ疑問だ。

 それにつけても思うのは、アメリカの二つの映画。 1976年4月7日公開のアメリカ映画「大統領の陰謀」(日本公開は1976年8月7日)と、2017年12月22日限定公開2018年1月12日拡大公開のアメリカ映画「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」(日本公開は2018年3月20日)のこと。

 両方ともテレビ放映された時に見たのだが、「大統領の陰謀」はDVDを持っていて、繰り返し見ている。そして2018年3月29日の東京新聞発言欄「森友問題に思う」特集に、この映画に関する私の投稿が載った

報道の自由と国の未来守れ」 

 森友問題が起きてから、1976年の米国映画「大統領の陰謀」のDVDを繰り返し見ている。心ある新聞人が脅迫やどう喝の中で大統領の陰謀を暴き、大統領を辞任に追い込んだ。40年以上も前のことだが、いつの時代、どこの国においてもあり得る話で、権力者の陰謀や理不尽に立ち向かうのは、メディアの使命と思う時、この映画は、示唆に富む。映画のラスト近く、命の危険もある中で取材を続ける二人の記者を励ます編集主幹が、「守るべきは合衆国憲法修正第1条で保障されている『報道の自由』とこの国の未来だ」という場面は、心を打たれる。「報道の自由とこの国の未来」がかかっている森友問題。メディアの皆さんの奮闘を願ってやまない。   (この中の心ある新聞人とは、ワシントンポストのこと)

 なお、この特集には、私の投稿のほか3人の読者の投稿が載っており、そのタイトルは、次の通り。「公正欠く政治 有権者反省を」「真相の究明と行政の改革を」「国難起きても対応不能政権」 

😡 これら投書から3年半経った今、メディアに関わるみなさんは、今、現在の自民党総裁選報道をどう考えていらっしゃるのか。<もりかけさくら>が、何一つ解決されず、<もりかけさくら>そのすべての主役ともいうべき人物「安倍晋三」に対する追及もなく、総裁選の「キングメーカー」などと持ち上げている。ニクソン大統領を辞任に追い込んだワシントンポストや、ニューヨークタイムズのようなメディアは日本にはないのか。現在の小学生たちが、選挙権を得る年になった頃、もりかけさくら問題の主役、時の首相を政界から追放できたと胸を張って言えるメディアは出ないのか。(ここまでが1年前のブログです)

🌻 それにしても、このブログから1年後の2022年9月28日に、安倍晋三の『国葬』が行われようとは、まさに「一寸先は闇」ですね。