2021年12月31日金曜日

NO.386 2021年12月31日

 🌻 年とともにどんどん時の経つのが早くなる。「1日は長く、1年は短い」どこかで誰かが言ったことだと思うけれど、本当にそう思う。

 やたらに昔のことを思い出すのは、老い先短い証拠でしょうか。一人暮らしも17年目の大晦日。29日のブログは、1961年12月29日のことと、2004年6月29日のことを書いたけれど、今日12月31日は、2004年12月31日午後6時半の日記を。

 ⚪️⚪️さん!(亡夫の名前)東京はまた雪ですよ。29日に雪、昨日30日は晴れたけれど、今日はまた雪。テレビでは1983年から21年ぶりの雪の大晦日と言っています。夕方、雪の小止みの時に、玄関から道路までのスロープの雪かきをしておきました。花ざかりのコケモモや千両万両の枝の雪も払っておきました。ミニシクラメン、ビオラ、水仙は咲いて、沈丁花のつぼみもほんのり紅くなっています。去年と同じように賑やかな庭なのに、あなたがいなことが悲しい。あと5時間余りで2004も終わるけれど、私の人生でもっとも劇的な年でした。22歳の私があなたと出会って43年あまり。あなたを見送ったのが64歳の6月29日。そして大晦日の私は秋に65歳になりました。(ここまで2004年65歳の大晦日の日記から抜粋です)

 そして今日82歳の大晦日には、午前中に年若い親友が、手作りのおせちを届けてくれました。ありがたいことです。午後は、NHK.BSで、映画三昧。偶然にも私の大好きな映画。『ローマの休日』と『ショーシャンクの空に』2本ともアメリカ映画。詳しく書くまでもないでしょう。映画大好き人間だった私はビデオになった名画を買い込み、現在も70本あまり書棚に並んでいます。でも、ビデオデッキは処分してしまい、70本余りの中でDVDになったものを何本か買ってあります。でもわざわざそれを見なくても、結構テレビで放映してくれるので、楽しみ。去年の大晦日は「マイフェアレディ」を見ていました。

 日本をはじめ世界中でホモサピエンスの黄昏を感じる出来事が続いた2021年もあと数時間。去年の大怪我の後遺症もなく、親族や友人やご近所のみなさんに支えられて、なんとか元気に新年を迎えられそうです。皆様ありがとうございました。来年もまたよろしくお願いいたします。暮れのうちの年賀状は数年前からやめました。あす、ブログで新年のご挨拶いたします。

 今年の玄関の花は、庭の花で間に合いました。千両と水仙と松の小枝です。





 

2021年12月30日木曜日

NO.385 12月30日の毎日新聞、東京新聞の社説、赤旗の主張

 <今日、12月30日の購読紙3紙の社説(赤旗は主張)読み比べ>

毎日は二つ。

* 遠山元議員を在宅起訴 法廷で不正の構図解明を *

* オミクロンと大学入試 受験生への配慮欠かせぬ *

東京は、「年のおわりに考える」としてタイトルは

* 心操る火遊びの果てに *

今年の1月6日の米議会襲撃事件から説き起こし、トランプ政権の米社会4年間を例にデジタル社会が人心を弄び、社会の分断を招いたと。要約は難しいので、東京新聞そのものを読んでくださいね。

赤旗の「主張」は、日本の死刑制度を取り上げました。タイトルは

* 廃止に向けた議論をおこす時

 書き出しは<岸田内閣のもとで初めて死刑が執行されました。2019年12月以降2年間執行されていなかったことから、執行停止を求める声が人権団体や弁護士団体などから上がっていました。死刑執行は、世界的な死刑廃止の流れに逆行しています。今回執行された3人には再審請求中の死刑囚も含まれており、その点でも強く批判されなければなりません。>記事中にはつぎの一文もあります。

<経済協力開発機構(OECD)加盟38カ国中で死刑制度が存在しているのは、日本、韓国、米国のみです。韓国は1997年を最後に死刑を執行していません。連邦国家の米国では、23州で死刑を廃止しています。>



*玄関ドアに飾りました*

 (門松は、なしです。)








* 今年もあまりにも多くの考えるべきことがありすぎて、プロテアナオコばーちゃんの頭は、ごった煮状態。80を過ぎて、記憶力も思考力も衰える一方。今年、2月17日から始めたブログも何を書いてきたやら、読み返すのも恐ろしい気がする。しかし、とにかくなんとか今日まで続いた。明日は2021年の最後の日。なんとかまともに1年を振り返りたいものです。暮れのうちに書く年賀状はやめています。1月1日のブログが年賀状ということに。*

2021年12月29日水曜日

NO.384    29日という日

🌻 今日のブログは、全くの私事なので、申し訳有りませんが、私にとっては忘れられないことを書きますので、ごめんなさい。🌻

 * 1年365日ある中で29日という日は12回あるわけですが、私にとっては6月29日と12月29日は生涯忘れられない日になると思います。

 6月29日は、亡夫の命日。2004年6月29日、午後2時42分彼は息を引き取りましたこのブログの6月29日NO.165に 6月29日亡夫の祥月命日<風蘭忌>(没後17年)を書きました。

 そして今日、12月29日は、今から60年前の12月29日、私のその後の運命を決めた日なんです。 なんて、ちょっと大袈裟かもしれませんが、1961年12月当時、東京学芸大学4年生の私は、来年3月卒業のあと、どこでどのような人生を送ることになるのだろうかと、落ち着かない日々を送っていました。東京都の教員採用試験を受験していて一次試験(筆記試験)は受かっていたのですが、二次試験(面接)の結果が分かっていなかったのです。もし、不合格なら、信州の実家に帰って、ともかくなんでもいいから働かねばならない。教員以外にできることなんてないのになどと、悩み多き日々でした。

 そして運命の日(な〜んて大袈裟かな)、12月29日、私と弟が暮らすアパート(4畳半一間、トイレもガス水道の台所も共同)に、速達が届きました。差出人は東京都教育委員会、震える手で開封すると「採用試験合格!」の通知!弟とビールで乾杯したのを覚えています。なんで部屋にビールがあったのかしら(笑)。(その弟は、都立高校の教員だった24歳の時、北アルプスの槍ヶ岳で病死してしまいました。)

 その日の日記は今も取ってあります。60年前、1961年12月29日、22歳の日記。

 街は、そして街行く人々は、年の暮れで忙しそう。毎日ノイローゼ気味だった私も、今日でそれから解放された。合格したのだ。東京の教員試験二次もパス!つきすぎている感じ。到底ダメだと諦めていた。すべてがこの秋、教育実習でご指導を受けたM先生のおかげという気がしてならない。15倍という競争率の教員試験に到底受かる気がしなかった。そんな悩みを話して相談した時に「どうしても成し遂げたいという執念の勝るものが勝つ。最初から諦めの気持ちでいたら受かるものも受からない」と言われた。その言葉に励まされて臨んだ結果だった。全ては先生のおかげだ。今年はもう、お会いすることもないが、3学期が始まったら、結果の報告に伺い、教師としてのありかたなど、いろいろお話を聞けると思う。

 今夜の星は一段と輝きを増している。私はこれで東京の公立中学の教師への道を進むことができるのだ。ほんとに夢のような気持ちだ。M先生!ほんとにほんとにありがとうございました。

* 82歳になった今読み返しても、当時の高揚感が伝わって来る。この結果がなかったら、私の今はない。どんな人生になっていたのかしら。

* じつは、この日から8年後30歳の私は、M先生と結婚したのです。運命というのは不思議なものです。そして、結婚から34年、2004年6月29日、64歳の私は、夫となったM先生と永の別れとなりました。6月29日12月29日私の忘れえぬ日。

2021年12月28日火曜日

NO.383 新聞記事より二つ

 

12月28日(火)東京新聞夕刊

『ベネチア大でアイヌ語講座』

欧州初というこの記事。

この記事は、(ベネチア・共同)とあるから、共同通信の配信記事なのだろうが、他紙にも載っているのかしら。素晴らしいことだと思う。

日本の大学でアイヌ語講座やアイヌ文化全体についての講座を設けている大学はどのくらいあるのかしら。いまだにアイヌ差別があるという話を聞くが。

この記事は、多くの新聞でもっと大きく扱ってほしい。

                  *

左の記事は、昨日12月27日の毎日新聞朝刊記事。教科書検定に関して思い出すことがある。

 亡夫は、公立中学の社会科教員として、教科書執筆に情熱を傾けていた。そして、教科書検定官とやりあっていて、病気入院中の時でも、病院から文部省(当時は文科省ではなく文部省)に呼び出されて出かけて行ったこともあった。

雑誌教育1984年4月号の「よい教科書とは何か」という特集号に彼の文章が載っている。

<愛と希望と探究心と➖教科書30年の思い➖>というタイトルで。

その文章の結語は

<子どもたちと共に、人生のすばらしさに共感したい。人間とその世界への、愛と、希望と、勇気ある探究心を育てるような教材を、提示したい。親がその子に与え得るものは、「生きることへの愛と、生活を守る勇気」だけだという(ロマン・ロラン)。教科書もまた、そのようでありたいのだが。>

文科省というところは、ほんとうに子どもたちを愛し素晴らしい教科書を作ろうとしているのだろうか。亡夫の苦闘を見ていた限りでは、全くそうは見えなかった。今も変わりないだろう。

2021年12月27日月曜日

NO.382  コロナも大雪も制圧できない核兵器

 2021年12月27日(月)

1️⃣ 核兵器何万発持っても、コロナも大雪も制圧できない愚かさ

 朝キッチンとお風呂の水道が凍って水が出なかった。幸い玄関脇のトイレ洗面所の水道は出た。水道局に電話しようかなと思ったが、しばらく我慢して10時過ぎにチョロチョロと出始めたので、電話はしなくて済んだ。一晩中水を出していればいいと聞いてはいたが、それもなんだかなあと思う。今夜も冷え込むそうだが、まあ、明日朝の様子を見てからのことにしよう。

 高校卒業まで過ごした、ふるさと信州佐久。最も寒かった年の寒中は、零下20度ということもあったが、そのなかで、暖房は囲炉裏とこたつ、雨戸の隙間から縁側にうっすらと雪が吹き込むこともあった。それを思えば東京の寒さなんて、寒いうちには、入らないのに、18才から東京で64年も暮らしてきたら、すっかり信州の寒さを忘れて、オロオロしている。

 それにしても、新型コロナにふりまわされている現在、世界中で核兵器を持ち、敵基地攻撃能力をなどと言っているが、どんなに性能のいい核兵器を持っても、コロナも寒波による大雪も制圧できない。核兵器に大金つぎ込むよりは、コロナや寒波にオタオタしないために金を注ぎ込もうとは思わないのか、世界のリーダーたちは。


2️⃣ 毎日東京両紙の今日の社説

東京  皇位継承策 論点先送りするとは 

    外国人投票否決 多様性熟議の出発点に

毎日  東京五輪・パラの経費 肥大化の反省が足りない

    皇位有識者会議の答申 安定継承への議論早急に

両紙とも皇位継承問題について書いているが、天皇制そのものに関しての議論はしないのね。もう、そろそろ天皇制そのものに関する議論がなされてもいい頃だと思いますがね。旧宮家の男系男子を養子に云々などという話に至っては、全く時代錯誤も甚だしい。お笑い種だ。男系男子云々などという話になる天皇制という制度がある限り、男女平等は実現しえない。「天は人の上に人をつくり、人の下に人をつくる」のね。全国民に「天皇制」がある方がいいか、なくてもいいか、聞いてみたい。


2021年12月26日日曜日

NO.381 2021年12月26日 東京新聞5面の記事ほか

* 今日のブログは、変な取り合わせですが、私にとっては大事なことなのでご勘弁を。それから、昨日のブログにスマホの具合が悪くて写真が撮れないと書きましたが、今日、娘が来て直してくれました。ばーちゃんは全く機械に弱い!!!

* まず、今日の東京新聞朝刊5面

「時代を読む 民主主義サミットに思う」東大教授宇野重規さん

ご存知のように宇野教授は、菅前首相によって、学術会議会員への任命を拒否され、岸田現首相によっても回復されなかった。時代を読むの結語を以下に。

 2021年は、依然として民主主義の危機が続いていることを強く感じる1年であった。日本においても民主主義の危機が進んでいるという岸田文雄首相がいかなる覚悟と対応を示すかを含め、来年こそ民主主義の1年になることを願う。

 この記事の左側には、社説が載っている。「週のはじめに考える」として、ソ連崩壊30年後の閉塞というタイトルでの社説だ。写真では全文を読むのは無理でしょうから、是非、新聞を手にとってお読みくださいませ。

 今年もあと5日。プロテアナオコとしては、来年こそいい年にとは到底思えません。世界中の人間世界の今年の惨状を思うと、ますますひどい年になりそうな気がしています。しかし、嘆き節はやめて、どんなことが起きても動じない人間でありたいと、まあ、多分叶わぬ望みでしょうが。

 昨年7月30日午前0時過ぎの、寝たきりも覚悟せよとの医師の診断が下された大怪我から奇跡的に(これも医師の言葉)立ち直り、1年5ヶ月がたった今、人生の締めくくりへの覚悟はかなり確かなものになったが、それでも、今日、明日のことになるのかどうかは、神のみぞ知るということで、なんとなくこのまま新年を迎えられそうな気もしています。

* 次は、大昔のセーターの話 *

上は、今から28年前にお正月用に購入したもの。これを着た54才の私の写真もあります。下は、健在なら来年1月7日には95才になる亡夫の古希(25年前)の祝いに私がプレゼントしたもの。夫の古希の祝いに娘や孫たち私の親族などと一緒に70本の赤いバラの花束を抱えた夫の写真もあります。二つとも、毛糸製品にありがちな毛玉がないし、両方ともちょっと緩んでいるけれど、色あせてもいないんですよ。お正月の晴れ着にしてもいいなと思っています。



 

2021年12月25日土曜日

N0.380 せっちゃん便り

💐 せっちゃん便り 💐

昨日のブログで紹介した鷲田清一さんの<骨太のまっすぐな言葉 政治の酷薄に抗うには>を読んでのせっちゃんの感想。

 私も、あの記事を読んで、これが、国民の多くの人の思いなら、どんなに良いだろうと、思いました。ただ、多くの国民は、政治は政治家任せ、めんどくさいことは避けようとしている。どん底の悲劇を味わい、気が付くのかな。でも、全国民が自己中心では、歴史は変わらないが、自分が損をしても、犠牲を覚悟で楔を打つ人達がいるのが、また、歴史の示すところ!

 私達は、黙らず、根気よく政治に目を向け、判断力を磨き、呼びかけていくことが大事でしょうね。ベロ出しチョンマを、思い出しつつ。
生きることへの愛、 生活を、守る勇気      ロマン  ロラン

🌻 せっちゃん、ありがとう!
ロマンロランのこの言葉は、大昔学生時代に教育実習をした中学校で、指導教諭だった先生から聞いて、深く感動したことを思い出す。
今、ロマンロランは若い人に読まれているのかしら。
それはともかく、私はまだこの夏の東京オリンピックに、こだわっている。納得がいかない。とくに、金の使い方ね。それで、きのう、家には積ん読が崩れるほど未読の本があるのに、またまた買ってしまった本。それは、

ちくま新書1620  2021年12月10日 第一刷発行
<東京五輪の大罪➖政府・電通・メディア・IOC
 本間龍著  
ウソと借金まみれの祭典の真実

以上は表紙カバーより(スマホの調子が悪くて写真を載せられなくて残念)
表紙カバーに書いてある言葉を以下に書き写す。

......ほとんどすべてが絵空事の虚飾であったことが、誰の目にも明らかになったのだ。肥大化した図体を動かすために巨額のカネを集め、広告宣伝と翼賛報道であらゆる虚飾をまとい、善意の人々をタダで労働させてきた。そのグロテスクな実像が完全にさらけ出されたのが、今回の東京五輪であった。.......................



2021年12月24日金曜日

NO.379 12月24日 東京新聞夕刊3面


































写真の2段目後半〜3段目前半

 これまでもえげつない政治はあまたあったけれど、戦後政治を振り返るに、この9年間ほどに酷薄な時代はかつてなかったようにおもう。首相の姿勢がそうだが、それ以上に、それに同調、もしくはそれを黙認してきた政権与党の議員に、あるいは一部の自治体首長に、わたしは「残念」ということではとても済ませられない思いを抱いた。
 不幸なことにこれにコロナ禍が被さった。医療関係者やいわゆるエッセンシャルワーカーへの対応においても、休業者への給付金の、度を超えて煩瑣な手続きにあっても、政治の酷薄さは今なお続く。

5段目後半、結びの言葉

政治の酷薄に抗い、それを押し返してゆくには、骨太のまっすぐな言葉が要る。思い起こせば、陸前高田で母と家を失くした写真家の畠山直哉も、震災直後、同じ烈しさで次のように書いていた...。
<大津波や原発事故をもし「未曾有の出来事」と言うなら、それに対しては「未曾有の物言い」が用意されなければならないはずだ。>

2021年12月23日木曜日

NO.378  東京新聞12月23日夕刊3面「大波小波」


 今日の「大波小波」は、久しぶりにスカッとしました。

 3段落目以降。

 そうだ、あの愚劣な東京オリパラについて、政治家もメディアもいまだまともな総括をしていないではないか。このまま札幌にも誘致しようというのだから開いた口がふさがらない。

 なぜ総括できないのか。同誌が指摘しているように、国内の新聞六社(朝日、毎日、読売、日経、産経、北海道)がスポンサーとなったことが大きい。スポンサーが客観的に批判できるわけがない。報道機関としての責任放棄だ。

 スポーツはいつも政治と結びつき、オリンピックや国体を名目に多額の税金が土木建設事業に注ぎ込まれてきた。もしもまたこの愚を札幌で繰り返すなら、新聞は死ぬ。(鈍足)





2020年12月24日の玄関

今年はどうしようかな。

2021年12月22日水曜日

NO.377 毎日新聞12月22日夕刊「特集ワイド」熱血 与良政談 〜与良正男〜


 *今日2度目の投稿ですがどうしても書かねばならぬと思って*

左の写真がボケちゃったので、全文書き写します。

熱血!与良政談

与良正男

なんて、ひきょうな国に

「引き続き真摯に向き合っていきたい」という岸田文雄首相の言葉がむなしく響く。

「森友学園」をめぐる財務省の決済文書改ざんに関与させられ、自ら命を絶った近畿財務局職員、赤木俊夫さんの妻雅子さんが国などに損害賠償を求めた訴訟で、国は突然、請求を全面的に受け入れて裁判を終結させた。

 「夫の死の真相を知りたい」と訴えてきた雅子さん側は、今後、裁判で赤木さんの上司らを証人として呼ぶ予定だった。それを封じる形で国が終結を急いだのは、よほど真相が解明されるのを恐れていたとみるほかない。雅子さんが「不意打ちでひきょうだ」と憤るのは当然だ。

 方針は13日に財務省が決定し、翌日、岸田首相に報告された。首相が強く異論を唱えたフシはない。つまり首相も、この方針決定に責任を負っているといっていい。

 そもそも国有地が安値で売られたのは、森友学園と安倍晋三元首相の妻昭恵氏が親しかったからなのか。財務省が改ざんに手を染めたのはなぜなのか。問題の核心は今も解明されていない。

 2018年6月、財務省が報告書を公表した際、改ざんの動機を記者に問われた当時の麻生太郎副総理兼財務相は「それが分かれば苦労せん」と言い放った。一方では雅子さんが否定しているにもかかわらず、「野党やマスコミが問題を追及したから赤木さんは追い詰められた」といった言説が、今も一部でまかり通っている。

 それでも解明に後ろ向きなのはなぜか。自民党総裁選を思い出そう。首相は出馬表明した直後、森友問題の再調査を否定はしなかった。ところが、その発言が「再調査に前向き」と報じられ、「安倍氏が怒っている」と伝えられると、たちまちトーンダウンした。

 大派閥の会長に就任し、自民党内での力が増している安倍氏を敵に回したくない。そんな意識がさらに強まっているに違いない。

 一億円の賠償金(税金!)の支払いも、彼らには安いものかもしれない。政治権力側の都合を優先し、追及を阻止するためなら何でもする。なんて卑劣な国に成り下がってしまったのだろう。

 総裁選当時、語っていた「民主主義の危機」という言葉も、首相は最近、あまり使わなくなった。今回の対応こそ危機的だとは思わないのか。(専門編集委員)


NO.376 2021年12月22日(水)冬至〜我が家の上空は快晴〜だけれど、人の世は!

 ☀️ 風は強いけれど、本当に雲ひとつない青空!東京には本当の空がないと言った智恵子さんに見せたいくらいです。

 その青空のもと庭の水仙が4輪になり、千両の実もつやつや。あと10日新年までもつといいけれど。

 

 そんなのんきなことを言っている場合じゃないぞと、今日12月22日送られてきた沖縄タイムス電子版。ひどい話。

「国の沖縄関係予算」のグラフを見てください。今、沖縄は様々な面で、国からひどい目に遭っています。この予算一覧表を見ても、国の姿勢がよくわかります。琉球王国だった沖縄を琉球処分という凄まじいやり方で日本のものにし、太平洋戦争中は沖縄の言葉を使わせないということまでした挙句、沖縄戦で住民をアメリカ軍に殺させた。その遺骨が眠る土を掘り返して、アメリカの軍事基地造成のための辺野古の海の埋め立てに使っている。さらに、沖縄に関する予算を減らし続ける。日本という国は、ほんとうに「民主的な独立国」なのか。

2021年12月21日火曜日

N0.375 明日は冬至ですって


☀️ 明日は冬至だそうです。

冬至の1日前の朝の空。

上は、2021年12月21日午前6時58分

下は同日、午前7時4分

太陽がまさに

ちょこっと顔を出したところ


 

               




同日、6時59分西の空を見たら、月齢16日の月が見えました。電線のすぐ上に見えるんですが、どうでしょうか。

2021年12月20日月曜日

NO.374 天皇制について

 * 12月15日、NO.367の「一寸先は闇」に、サンデー毎日の以下の記事を載せた。

 今日のおまけ記事。サンデー毎日12月26日号18ページ *

新・皇室論 (上) 皇室は反論権を持つべきなのか 

眞子さん結婚問題、秋篠宮会見の歴史的深層 特別寄稿 保阪正康

今日配達のサンデー毎日2022年1月2日9日合併号に、その続き「新・皇室論(下)」が載っている。

眞子さんの結婚問題をめぐって延々と書き続けた多くの週刊誌は、その後どうしているか知らないが、保阪正康氏の「新・皇室論」(下)の結語は<いまこそ、新・皇室論の論点を整理して国民が深く考える時だということになるように思う。>となっている。それは、「天皇制」そのものを考えるのではなく、「天皇制」を認めた上での話。天皇制そのものについての議論は、どうなっているのか。私の手元にある天皇制関係の本の中から2冊を紹介する。


左は2020年11月20日第一刷発行

右は1975年5月30日第一刷発行


「反天皇制論」は、1975年(昭和50年)、戦後30年という区切りの年に出版され、はっきりと「反天皇制論」としている。この本の出版から45年後に出版された「これからの天皇制」は、様々な視点から天皇制を論じているが、「反天皇制論」ではない。45年の間に「天皇制問題」はどう変わってきたのか。読み比べると実にたくさんの問題が浮かぶ。「天皇制問題」は、今や「眞子さん結婚問題」に矮小化されてしまった。今回の保阪氏の「新・皇室論」も、「反天皇制論」ではない。天皇制(皇室)は、なくそうということにならないものか。

*おまけは、金柑の甘煮*(昨日収穫した全てを昨日の午後甘煮に)



2021年12月19日日曜日

NO.373 金柑の収穫!

 12月19日午前中に金柑の収穫をしました。近所に住む妹が主で私はお手伝い。去年痛めた背骨をまた痛めるといけないといって、妹が助けてくれました。

 妹も76歳、来年は喜寿。でも、6歳違いは大きい。なにしろ、私が2年生の時の作文帳に、「赤ちゃん」 という題の作文が載っているんですよ。赤ちゃんをおんぶした話や、赤ちゃんに折り紙でお人形を作ってやったら、大喜びしたなどなど。それが今では大逆転。去年私が大怪我をした時には、よくて車椅子、悪くすると寝たきりかと、心配したそうです。幸い、寝たきりにも車椅子にもならずに1年半が経ちましたが、妹は毎朝、様子を見に来てくれます。徒歩15分ほどのところに住んでいるとは言え、ほんとうにありがたいことです。

 話がそれましたが、金柑の木は年々大きくなって、実もたくさん付きます。今年はご近所にもおすそ分けをして、今日はうちの分を収穫。でも、まだ今日の収穫分くらいは残っています。東京杉並に住んで。金柑の収穫をすることになろうとは、50年前住み始めた時には思いもしませんでした。

 

今日の収穫は1950グラム。
実の大きさは大中小に分けられますが、
小でも近所の八百屋さんで売っているものより大きい。
施肥もせず水は天から貰い水なのに
よく育っています。
一番いいのは日当たり。
朝日から昼過ぎまでよく日が当たるので、
それがいいのでしょうか。
左の写真は12月9日。

 


この写真は我が家の金柑の最大のもの。かなり大きいでしょ。





全体量。1950グラムあります。


2021年12月18日土曜日

NO.372 💐 せっちゃん便り 💐

😡😢ビル火災とネオリベラリズム(せっちゃんより)

大阪のビル火災、専門家が、すぐ、これは放火だろうと言っていた。私は、あ、格差、貧困、自助、共助、公助、消費税が、いちばんの、国の収入源の政治とつながると思い、このような惨事は、まだ続くと思いました。


  100年以上前、東大生、藤村操が、華厳滝に投身自殺したのは、時代の、矛盾を、自己に、求めたものでしょう。
  今、自殺に巻き添えが出てしまう絶望の矛先が、他人、社会に、向いてしまうのは、もがいても、もがいても、先が見えない、社会への、絶望、怒りがあるのでしょう。

 他人の、プライバシーに、踏み込まない、自由に、生きられるのは、心地よくは、あるが、それは、経済に、不安が、ない幸せな、時の、特権。
 
 1日二食、貯金がなくなったら、この国で、どう生きればいいのだろう?一億円で、不正に蓋をする国で、なんとか、生きていくことは、難しい。 

🌻 せっちゃんの言う通りね。話は違うけれど、ホモサピエンス全体に劣化が忍び寄っているというのが、最近ことあるごとに🌻の感じているところ。
 今日の毎日新聞に、2021年日販・年間ベストセラーが載っている。第1位は「人は話し方が9割」(永松茂久著・スバル舎)。これは、人に好かれる話し方のコツを解説しただって。ちょっとびっくり。82年の人生で、人に好かれたいとか好印象を与えたいとか考えたことはなく「嫌いで結構、好かれちゃ困る」で生きてきた。そういえば、若いころ、職場の同僚から、初対面から数年後に「あなたっていい人だったのね」って言われてびっくりしたことがあったし、「好かれる努力」なんてしたことないのに、お陰様で小学校以来の親友や、40年以上親友であり続けている人も複数いる。恋愛結婚も夫があの世に行くまで続いたし、生まれ変わっても彼と結婚したいと思っている。彼の最後の言葉は、意識が朦朧とする中での、私への「感謝の言葉」だった。人と人との関係は、話し方のコツなんかじゃなく「嘘偽りのない真実の姿」で接することなんじゃないかしらと思いますけれど。

😆 なお、ベストセラー1位から10位までに、ことし私の買った本は1冊も入ってなかったわ。年間20冊くらい買ったんだけれど。私という人間は世間標準からみると超少数派!

最近買ったのは、

2021年12月17日金曜日

NO.371 〜12月17日(金)しんぶん赤旗より〜


 アメリカにも様々な問題点があるが、このような記事を見ると、日本はまだまだだなあと思うね。


















メルケルさんが去って悲しいなと思うけれど、ドイツにしても

アメリカにしても、日本よりはマシかな。




NO.370 ~ 2018. 2019. 2020 .2021~

 









2018年10月30日



2019年12月6日









2020年12月28日











2021年12月9日






2021年12月16日木曜日

NO.369 もの言わぬ花たちに慰められます



















NO.368  森友改ざん訴訟、国の恥知らずに怒り

😠森友改ざん訴訟、国の卑怯な幕引き😠

左は今日12月16日しんぶん赤旗。

今回の「森友改ざん訴訟」のあまりにも汚い幕引きについては、購読3紙とも大きく取り上げ、各紙とも、真実の追求を逃れようとする国の姿勢を糾弾している。雅子さんのはらわたが煮えくりかえるような思いが、私は痛いほどわかる。「お金では済まない」という優しい言い回しは、本音ではないだろう。私だったら、怒りくるうが、彼女は公的な場では、そんな態度は見せてはならないと自制したのだろう。それにしても、国のやり方、岸田政権の卑劣なやり方は、言葉では言い表せない。真実を金で消し去ろうとするとは、あまりにも、国民を馬鹿にしている。自分たちが「今だけ、金だけ、自分だけ」という情けない人間だから、他人もそうだろうと思っているのだろう。金を積めば黙るだろうと。<怒、愚、恥>の3文字を叩き付けてやりたい。

毎日新聞の27面ベタ記事。<佐川氏側文書で「請求の棄却を」>の見出しで<大阪地裁であった15日の非公開協議では佐川宣寿・元理財局長の代理人も準備書面を提出し、「裁判所は直ちに佐川氏に関わる審理を終わらせ、一刻も早く請求を棄却すべきだ」と訴えた。佐川氏側は「公務員個人は責任を負わないとする判例が確立されている」と強調。「(雅子さん側が)独自の主張を展開するのみで、佐川氏が責任を負うとの主張は当たらない」とした。(松本紫帆)


きょうの新聞は権力の汚さを証明するものとして永久保存





2021年12月15日水曜日

NO.367 12月15日今年もあと半月あまり

😃 上天気の朝に相応しい(?!)笑い話

忙しい家事の最中(え?そんなことあるの?って言われそうね!私でも年末は幾らか家事に勤しむんですよ😙)電話が鳴った。タオルで手を拭き拭き「ハイ!ハイ!」と慌てて受話器を取る。「〇〇さんですか」と言う。「そういうあなたはどなた!?」というと「❎❎出版と申します。」「どんな御用?」「自分史などの出版のお手伝いをしております」と言う。さて、それに対して「一寸先は闇のプロテアナオコさん」は、何と言ったでしょう。答えが当たった人には、賞金を差し上げますじゃなかった、差し上げませんが、当たるといいですね。その答えは「まだ死ぬつもりはありませんから、自分史は書きません」相手は無言で電話を切りました。どうですか、大笑できましたか?

 笑い話はこれこれくらいにして、今年の漢字は「金」だとか。とんでもない、私に言わせれば、今年の漢字は今までで最も「怒」がふさわしい。次に「愚」3位は「恥」かな。まったくもう、今年2月17日、親友の一周忌という厳粛な日に始めたこのブログ、振り返れば「愚かな恥知らずの政治家じゃなく政治屋たち」のどうしようもない有様に毎朝毎晩怒り狂った年です。あと半月も多分同じでしょう。

* 今日の新聞にも「怒、愚、恥」を並べたいニュースばかり。

 朝刊1面トップ記事

東京新聞

借家追われる危機急増「家賃払えず」給付金件数34倍

毎日新聞

所得制限なし給付容認10万円相当 自治体財源で

社説

東京 コロナの後遺症 治療体制を拡充したい

   試練の民主主義 まずは足元を固めよう

毎日 核兵器禁止条約と日本 岸田首相が覚悟示す時だ

    HIS子会社の不正 GoToの悪用許されぬ

*恥知らずは、政治屋ばかりではない!官僚たちも*

夕刊では、毎日、東京2紙とも、

国交省の恥知らずな行為を!!!

毎日「国交省、基幹統計書き換え」

建設受注2013年から二重計上

東京「国交省、建設統計書き換え」

8年間二重計上し過大算出


* 今日のおまけ記事。サンデー毎日12月26日号18ページ *

新・皇室論 (上) 皇室は反論権を持つべきなのか 

眞子さん結婚問題、秋篠宮会見の歴史的深層 特別寄稿 保阪正康

という4ページの記事の中にこんな一節がある

 例えば結婚の申し込みをした小室さんの側には、眞子さんを皇室の一員と見る目がないことがわかる。いわば同級生の1人にすぎないということにもなる。普通、大学で同級生であり、授業のたびに顔を会わせるにしても、そう簡単には恋人関係にならない。ましてや結婚を申し込むという関係にまでは進まないものだ。(普通と書き出しているこの箇所。何をもって普通というのか。保阪さんの個人的見解なのだから、普通などと言わないでね!一目見て結婚を申し込むことだってあるんだよ!)特に男子の場合、結婚はそのまま家庭を持ち、経済生活を維持するための人生設計を明確にすることなのだが(全く私と同い年なのに、何言ってるの!特に男子の場合って何よ。女子の場合は経済生活を維持するための人生設計をしなくていいのか。夫に養って貰えばいいのか!)

 ところで、私は、専業主婦という立場が理解できない。新聞に投稿しようとすると職業を書く欄があり私が「無職」と書くと元教員なんだから職業欄に「元教員」と書くように指示された。現職の時は小学校教員と書いたが退職後は「無職」と書いていた。「元教員」なんて言う職業はないのだから。それ以来新聞投稿はやめた。今ではブログで言いたいこと言わねばならぬことを言う。専業主婦という立場が職業ならばそれなりの給料が必要で、扶養家族になどならない。だから専業主婦は職業ではないと思いますね。

2021年12月14日火曜日

NO366  セッチャン便り

💐 セッチャンのお便り  「石原ブランド失墜、当然でしょう!」  💐

今度の伸晃氏より、あの、慎太郎さん、「子ども生み終わった、ばばあは、無用の長物、何で生きているの?」とかなんとかほざいた芥川賞作家、伸晃さんのお父上だよね。まだジェンダーとか、自覚が、低かった時代だったけれど、唖然として、自分の、奥さん、は、どうだったんでしょうね。

伸晃さんたちを生んで、~~あぁ、お気の毒、無用の長物になっちゃったのね。

ま、今の時代、少子化で、女性の負担、すごく少なくなったかもしれないが、最後にのこる闘争は、男と、女の、戦いと、云った人がいたなぁ。科学の、力で、夫婦別姓と共に、どちらが、子どもを、生むか、選択出来るといいなぁ!私の、夢!

🌻 せっちゃん!すごい夢を見ているのね。そのうちどちらも子どもを生まずに、人造人間を作り出すんじゃないかな。今のままで行くと、ホモサピエンスは何をしでかすかわからないね。

今日の新聞(朝刊記事)も何とも言えない、頭の痛くなるようなことばかりです。 東京新聞27面   毎日新聞29面   東京新聞29面


2021年12月13日月曜日

NO.365 注目記事

🌻 11日(土)13日(月)私の注目記事(なお、13日月曜日は朝刊なし
 11日(土)毎日夕刊5面 週間テレビ評  13日(月)東京夕刊8面 首長九条の会総会  *13日毎日夕刊9面憂楽帳 13日(月)毎日夕刊2面特集ワイド

🌻 なお、12月12日(日)の毎日新聞「迫る」という1面と3面に大きな記事。アフガン「水は命」志継ぐと題して、中村医師を30年にわたって支え続けた藤田千代子さんを斎藤諦三さんが取材した。



 





2021年12月12日日曜日

NO.364「12月12日(日)東京新聞朝刊25面「本音のコラム〜前川喜平」

 東京新聞12月12日(日)25面 「本音のコラム 前川喜平(現代教育行政研究会代表)」


この問題について「一寸先は闇」は、11月22日の NO.341に取り上げた。タイトルは「せっちゃん便り〜化石のような!? 指導者たち」以下、NO.341再掲

 九州国際大学学長、元、自民衆議院議員、西川京子さんが、10月、熊本御船高校での講演で、太平洋戦争は、アジア解放の、大東亜戦争であると話したことで、いのちと平和を守る熊本ネットワークと共産党県議は、県教育委員会に、事実詳細調査、高校生への、是正指導、再発防止を、申し入れたとの22日、赤旗を読み、とても、驚きました!私と、あまり、変わらないお年の、でも、戦後の、新しい小学校から、教育を、受けた、西川さん、どんな、生育環境だったのでしょう?憲法改悪、自民党、公明党?維新?本気なんだ!と、寒気が、マジ、シテキマシタ‼️うーん、そうは、させないぞ!

 西川京子とは Wikipediaによると、配偶者: 西川裕(元熊本県葦北郡津奈木町長) 所属政党: 自由民主党(麻生派)現職: 九州国際大学学長

🌻 いやはや、大東亜戦争だなんて、幽霊みたいな輩が、国際大学学長!?びっくりだよ!?
彼女のホームページもあるので、興味のある方は検索してみてね。まったく、こんな学長のいる大学の学生たちは、どんな人間になるのか。
(以上は、「一寸先は闇 NO.341」の再掲です。

*  きょう、12月12日(日)の前川さんの本音のコラムは、最後の段落で以下のように述べている。
<ただし、元衆議院議員で文部科学副大臣も務めた西川氏のような人物がこのような問題のある歴史観を抱いているという事実を生徒たちが知っておくことは悪いことではない。同類の政治家は現に権力の中枢にたくさんいるのだから。>

🌻全くその通りですね。ただし、生徒たちが、そのような現実を知った後で、自分の歴史観や戦争についての考えをどう作り上げていくかは、その後の教育のあり方に関わってくるでしょうね。それにしても、現実として「敵基地攻撃」を言う高市自民党政調会長のような人物が現政権の中枢にいるのですから、全国の教育現場にいる教師たちは大変でしょう。でも、全身全霊で奮闘してもらいたいと思います。太平洋戦争に駆り出され無意味な命の落とし方を強要させられた、悲惨な若者を二度と生み出さないために!(気分転換にクロッカスの芽と水仙の花)



2021年12月11日土曜日

N0.363~2021.12.11(土)敵基地攻撃能力「保有」は「違憲」!




















*上の写真は11日の東京新聞社説 の一部*

<敵基地攻撃議論の勇み足>とあるけれど、勇み足なんていう、

生やさしいものではない。敵基地攻撃論は完全に憲法違反です。

日本国憲法 第九条

[ 戦争の放棄と戦力及び交戦権の否認]

1 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国威の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。


* 次に下の写真は、例の石原伸晃内閣官房参与辞任に関する、毎日新聞11日の記事。全くみっともない話!





 

2021年12月10日金曜日

NO.362 石原伸晃さん、あなたの行い、決して忘れませんよ!

!!!!!12月10日夜、 ニュース速報あり!!!!!

!!!!!石原伸晃 内閣官房参与辞任!!!!!

(12月10日23時50分記す)

 以上は10日の本文を投稿した後の出来事。ベッドに横になってテレビの最終ニュースを見ていたら、飛び込んできたビッグニュース!あと数分で日付が変わるので、大急ぎで書き足した次第です。

                 *

 きのう、斎藤美奈子さんの「本音のコラム」で、石原さんの「裏口入学」まがいの行いを紹介したばかりですが、今日10日、またしても石原伸晃さんの恥知らずな行為が明らかに!

杉並区民が、さきの選挙で、彼を落選させたことは快挙でしたね。しかし、「裏口入学まがい」の行いや、税金が原資の「コロナ助成金」の「詐取」まがいのことをしていたとは!次回の選挙でまた議員に復帰できるなどと思っていないでしょうね、石原さん。

写真はしんぶん赤旗12月10日5面より





















写真がボケていて申し訳有りませんが、要するに、コロナ助成金というものは「コロナで収入が減った人に補填するもの」。しかし、石原伸晃さんの「第8選挙区支部」の20年の収入は、19年より増加している上に、繰越し金もあるという。

写真の記事には以下のように書いてある。

同支部は、20年、前年より約232万円多い約4204万円の収入があります。うち1300万円は国民の税金である政党助成金。政党交付金使途等報告書によると、同支部は同年、使い残した政党助成金145万7469円を基金として積み立てています。石原氏の内閣官房参与就任は、盟友である岸田首相による「身内の失業対策だ」との批判があります。コロナ禍で国民が苦しんでいるのに、税金が石原氏の側に…。(藤沢忠明)


2021年12月9日木曜日

NO.361 善福寺緑地の秋、我が家の秋(2021.12.9 木曜日の昼下がり)







 神宮外苑の人混みに行かなくてもすぐそばの緑地公園で秋まっさかり。

金色の小さき鳥のかたちして
     銀杏散るなり夕日の岡に 
                与謝野晶子