2021年12月25日土曜日

N0.380 せっちゃん便り

💐 せっちゃん便り 💐

昨日のブログで紹介した鷲田清一さんの<骨太のまっすぐな言葉 政治の酷薄に抗うには>を読んでのせっちゃんの感想。

 私も、あの記事を読んで、これが、国民の多くの人の思いなら、どんなに良いだろうと、思いました。ただ、多くの国民は、政治は政治家任せ、めんどくさいことは避けようとしている。どん底の悲劇を味わい、気が付くのかな。でも、全国民が自己中心では、歴史は変わらないが、自分が損をしても、犠牲を覚悟で楔を打つ人達がいるのが、また、歴史の示すところ!

 私達は、黙らず、根気よく政治に目を向け、判断力を磨き、呼びかけていくことが大事でしょうね。ベロ出しチョンマを、思い出しつつ。
生きることへの愛、 生活を、守る勇気      ロマン  ロラン

🌻 せっちゃん、ありがとう!
ロマンロランのこの言葉は、大昔学生時代に教育実習をした中学校で、指導教諭だった先生から聞いて、深く感動したことを思い出す。
今、ロマンロランは若い人に読まれているのかしら。
それはともかく、私はまだこの夏の東京オリンピックに、こだわっている。納得がいかない。とくに、金の使い方ね。それで、きのう、家には積ん読が崩れるほど未読の本があるのに、またまた買ってしまった本。それは、

ちくま新書1620  2021年12月10日 第一刷発行
<東京五輪の大罪➖政府・電通・メディア・IOC
 本間龍著  
ウソと借金まみれの祭典の真実

以上は表紙カバーより(スマホの調子が悪くて写真を載せられなくて残念)
表紙カバーに書いてある言葉を以下に書き写す。

......ほとんどすべてが絵空事の虚飾であったことが、誰の目にも明らかになったのだ。肥大化した図体を動かすために巨額のカネを集め、広告宣伝と翼賛報道であらゆる虚飾をまとい、善意の人々をタダで労働させてきた。そのグロテスクな実像が完全にさらけ出されたのが、今回の東京五輪であった。.......................