2021年12月3日金曜日

NO.354 12月8日を前に

*現在、街中で無作為に道行く人に「12月8日(日本時間)は何の日でしょうか」と問うたとき、何人の人が「1941年日本がハワイの真珠湾のアメリカ海軍基地を奇襲し太平洋戦争に突入した日」と答えるだろうか。 日本の運命を大きく変えた日だが、すでに歴史の彼方に消えかかっている。

今日(12月3日)の毎日新聞は、朝刊夕刊とも、12月8日に関する大きな記事が載った。朝刊11面(オピニオン面)全部を埋める扱い。見出しだけでも書き出しておく。

記事全体のタイトルは「論点」

見出しは「太平洋戦争開戦80年」山田 朗 明治大教授、瑞慶山 茂 弁護士、のお二人への、栗原俊雄記者インタビュウ記事と、古川 健 劇作家・俳優 からの寄稿が載っている。

山田氏のお話の見出しは「成功事例あだ 変化対応できず」瑞慶山氏のお話の見出しは「民間人の補償問題解決を」古川氏の寄稿文の見出しは「演劇を通じ戦争の記憶継承」。3氏の意見はいずれも重要で、じっくり読みたい。ぜひ新聞を手に取って欲しいと思う。

さらに夕刊では、「特集ワイド」この国はどこへ これだけは言いたい で、映画監督片渕須直さんに、金志尚記者がお話を伺っている。2面の3分の2を占める大きな記事。見出しは「戦争思い出す『よすが』必要」「違う道選択できるよう」片渕監督は、アニメ映画「この世界の片隅に』の監督で61歳。この夕刊の記事もぜひ新聞を手に取ってお読みくださることをお勧めします。