2021年6月29日火曜日

165. 6月29日亡夫の祥月命日<風蘭忌>(没後17年)

* もう何回も書いているので、夫のことはもういいんじゃないのって言われそうですが、きょうは、祥月命日なのでまた書いています。 17年前の今日今頃(午後5時過ぎ)夫を病院から連れて帰り、いつものベッドに寝かせて、明日のお通夜の準備をしていました。無宗教なので、お寺やお坊さんはなく、生前彼が言っていたように🌺に囲まれたお通夜にしました。

* 今日17回目の祥月命日の様子を少々。

お仏壇には、今日の風蘭とヤブカンゾウの写真のセット、友人たちから届いたユリの花やお香、毎年必ず命日にはお便りをくださる夫婦共通の友人からのハガキ、季節の果物(メロン、さくらんぼ、温室みかん)、彼の従妹が今日持ってきてくれた彼の大好物のゴディバのチョコレートを供えました。


共通の友人は、一句詠んでくれています

既にして 戦時下なれど 風蘭忌

地獄道へ真っ逆さまの現世を

いかに正すべきかを

考える1日にしたいと思います

          <S.Z>





最近の世相を思うと、まったくSさんの詠まれたとおり、

すでに戦時下という感覚になります。

それでも、なんとかこの世を正していかねばなりません。

どうすればいいのか、本当のところ正解が見つかりません。

次々に思いもよらない障害物が現れて行く手を阻まれます。人類は滅亡に向かっている。ホモサピエンスの劣化、黄昏、そんなことを言ってもなんの解決にもなりはしないとわかっていても、ではどうすれば希望を持てる未来像を描けるのか。夫が存命ならば「どうしたらいいの!?」と聞きくのにと思います。彼はなんと答えるかしら。