2021年10月7日木曜日

NO.289  なかまのお便り、二つ

 10月7日(木)

11日に眼鏡ができてから再開と思いましたが、みなさん心配してくださるので、ぼちぼちと。自分でパソコンに打ち込むのは目が疲れますが、お便りのコピーは、いくらか目の負担は軽いのです。という訳で、お便りを。

💐 せっちゃん

(60年前、安保反対!と国会前でデモをした大学の同級生)から 💐 

とりあえず、専門家の診断が出て一安心ですね。高齢になると、いろいろな原因で視力低下などが起きるので、お互い注意ね!

ところで、なおちゃんのところのアジサイは、まだ、枯れていないの?

うちのシクラメンも、まだ花が咲いて、ご近所のでも咲いているのがあって、ちょっと心配。花が、季節を間違えていない? 日本では、シクラメンは、冬のお花だと思いますけど。異常気象?と気にしています。

 頭に来ることが、日常だけれど、まぁ、健康のため、長患いしないため、笑っています。笑うことがなくとも、顔筋運動として、笑っていまーす!(10月6日)



🌻 以下のお便りをくださったのは、

  障害のあるお子さんと共に暮らすお母さんです。🌻

🌷 105久し振りにブログ拝見しました。原因が分かってよかったですね。

 診察して白内障も緑内障もないなんて素晴らしいですね。私は、眼科の先生に白内障の手術をすすめられているところです。手術は現在の技術では5分で終わるそうですが、術後は2時間おきに何種類もの目薬を点眼しなければならないなど、煩わしいなあと思ってしまい二の足をふんでします。

  

ところで、数日前から金木犀の香りが漂ってきています。東側のお隣さんのお庭に金木犀の大木があり、毎年幸せな気分を味あわせてもらっています。が、不思議なのです。なぜって先月10日頃からすでに金木犀が香りだして、1週間近く楽しませてくれて今年は例年になく早く咲いたなと思っていました。花も香りも今年はこれでお終い、また来年、と思っていたので、ここに来てまた金木犀が小さな黄色い花を咲かせ香っているのです

 

NHKの天気予報士さんもこれを指摘して、「9月に咲き残っていた花が、今咲いているのでしょう。」と言っていましたが、前回も今回もいっぱいの花を咲かせていますよ。奇跡なんて思うのは、オーバーかもしれませんけど、金木犀を愛でる私にはうれしいことです。🌻うちのまわりの金木犀も9月に咲いて、今また盛んに咲いています。咲き残りじゃないと思うわ。ナオコ🌻

 

ところで、naokoさんがお休みの間に大騒ぎの自民党総裁選が終わりました。開けてみれば、安倍さん麻生さんに忖度した岸田総裁の人事だと言われ、この政権が続けば日本の政治は変わりなしと目されますね。これでよしと有権者が思わず、今までのさまざまな安倍・菅の犯した不正を追求する政治の枠組みを構築するような国会になるよう政党議員選びをしてもらいたいものですね。

 

先週みた映画「みなまた」ですが、ユージン・スミスを演じたジョニー・デップが味わい深かったことはいうまでもありませんが、一番の気がかりどころは胎児性水俣病の智子さんの場面をどう撮ることかと思いました。私はかつて彼が撮影した「入浴する智子と母」の写真をみて、窒素の会社から海に排出する毒性に衝撃を受けました。酷すぎる、ひどすぎる思いは真っ先にあるのですが同時にひどく神聖なものを感じ、まるで「聖画」をみるような敬虔な気持ちに打たれました。

 

智子さんのご家族は智子さんのことを宝子と思っていたそうです。胎盤をとおして窒素の毒を全部吸ってくれた。お母さんも智子さんの後にうまれた3人の兄妹にも毒は及ぼさなかったそうです。「智子はうちの宝子ばい。」そうお父さんはこころを込めて語っていました。イエス・キリストがすべての罪を背負って磔刑され神格化された聖画がいくつもありますが、私には智子さんが、全ての毒を背負って身代わりになってくれたように思えて畏敬の念に打たれました。

 

みなまたの映画では、その入浴シーンを大切に心をくばって撮ってくれたなと思いました。智子さんは興味本位のみせものではないので、とてもデリケートな演出が必要だと思います。

 

智子さんは21歳まで生きられました。私達が「入浴する智子と母」の写真を目にすることが出来ないのは、ご両親の「智子を休ませてやりたい。」という思いからだそうです。多くの人たちの感動と衝撃を与える智子さんの写真ですが、好奇の目に我が子を晒させたくないという親御さんの思いをユージン・スミスのお連れ合いのアイリーンさんが了解なさったからだと思います。

 

すっかり長くなりました。  

またnaokoさんのブログ、楽しみにしています。 N.S