2022年7月3日日曜日

NO.586〜2022年7月3日(日)〜三二軍壕と松代大本営壕・本音のコラム<前川喜平>

 🌻 今日2022年7月3日(日)東京新聞、こちら特報部の「本音のコラム」前川喜平さん(現代教育行政研究会代表)のタイトルは『32軍壕と松代大本営壕』だった。


 

 写真では見にくいので、全文書き写します。

 沖縄の慰霊の日に合わせて琉球新報と信濃毎日新聞が、那覇市にある「第32軍司令部壕」と長野市にある「松代大本営地下壕」について合同でアンケートを行い、その調査結果が両紙に掲載された。

 第32軍司令部壕は首里城地下に築かれ、牛島満司令官らが沖縄戦を指揮した壕だ。沖縄戦は本土決戦の準備のための時間稼ぎだった。第32軍は首里を放棄したあと沖縄本島南部に撤退し、多くの住民を犠牲にする持久戦を行った。

 松代大本営地下壕は、本土決戦にあたって皇居や大本営、政府機関などを移転するために造られた大規模な壕だ。その工事では多くの朝鮮半島出身者が過酷な労働を強いられた。

 第32軍が壊滅状態に陥った1945年6月21日夜、陸軍大臣阿南惟幾らから届いた電報には「貴軍の奮闘により今や本土決戦の準備は完整せり」とあったという。

 信濃毎日新聞によれば、昭和天皇は敗戦後の47年10月に長野市を訪れた際、当時の知事にこう尋ねたという。「この辺に戦争中無駄な穴を掘ったところがあるというがどの辺か」と。

 アンケート結果では、第32軍司令部を全く知らない長野県民が46%、松代大本営地下壕を全く知らない沖縄県民が63%だった。多分東京都民の半分は両方とも知らないだろう。

🌻 百合は白もピンクも蕾はあと一つずつ。すべて開花したら、白は5輪ピンクは6輪。


4輪開花 蕾一つ


ピンク

5輪開花

真ん中の蕾がピンクのもの

右側は白の蕾