2022年7月30日土曜日

NO.619〜2022年7月30日(土)〜2年前の今頃は!〜

🌻 2年前、すなわち 2020年7月30日朝、私は救急病院のベッドで寝返りもできず、痛い痛いと喚いておりました。そして、とにかくこの痛みだけはなんとかしてほしい、と、願いはただそれだけでした。2年後パソコンに向かって、世の中の理不尽や政治の悪に対して、けしからん、いい加減にしろなどと怒っている姿など、まったく夢にも思えませんでした(😄)

 さて、「腰椎破裂骨折、捻挫」という病名がつき、40日間の入院生活を終えて、9月10日に妹の付き添いで退院。入院直後、妹は主治医から「よくて車椅子生活、悪くすると寝たきりになる」と脅かされていたとのことで、杖も突かずに歩いてタクシーに乗って帰った私に、私以上に喜びました。さらに、今後の暮らしについて「介護保険」の適用をと検査を受けたところ『要介護はもちろん、要支援にも該当せず」とのことで、喜ぶべきか残念に思うべきか複雑な気持ちでした。

 以後の私の生活は2年前とは大違い。入院のちょっと前に、前屈で両手のひらが床に着くと威張っていたのに、お辞儀は禁止と言われ、胸から背中に回る大げさな器具をつけ、階段の上り下りはダメと言われてがっくり。妹や娘の意見で、2階の寝室は1階のリビングにベッドを置き、寝室に。リビングは、亡夫が10年近い闘病生活で、ここにベッドを置いて病室としていた部屋。夫亡き後、元のリビングに戻したのですが、今度は私の寝室になりました。亡夫のベッドも別室にしまっておいたのを持ち出し、全く亡夫の闘病生活時代の部屋に戻りました。懐かしいような悲しいような。

 そして、それから2年、もう寝室を2階に戻すのは無理と退院以来ずっとリビング兼寝室はそのまま。ということで、来客時もベッドサイドの椅子に座っていただいています。食事は、隣のダイニングルームで。ですから、お食事を共にという来客(親族や親しい友人たちですが)の場合は、ダイニングルームで。

 それにしても、2年後にごくごく普通の生活ができているなんて我ながら驚き。亡夫や今は亡き父母、きょうだいたちや多くの人々が、見守ってくれているんだなと、みなさんに感謝です。もちろんそれ以上に、この世にあって、生活の多くを助けてくれている妹を始め、親族や友人たちに感謝感謝です。さらに、内科や外科のクリニックが近所にあってその先生方にも本当によくしていただいています。ありがたいことです。その他、生活のあらゆる面で何かと言うと電話一つで駆けつけ、あるいは相談に乗って下さる人々の存在が本当に心強く、ありがたいのです。若いときには実感できなかった人と人とのつながりの尊さ、ありがたさ、大切さが、80を超えた今になって心底、思われます。

 それにひきかえ、人々の幸せを思って働くべき「政治家」と称する人々の、あまりのひどさに怒りが収まりません。昨日もブログに、彼らと対極にある中村医師の記事を載せましたが、今日の朝刊を開いてまたまた酷い記事を見つけました。きょうの2回目投稿にその件を。1回目はこの辺で。