2022年7月30日土曜日

NO.621〜2022年7月30日(土)3回目(今日の朝刊切り抜きの2回目)

 🌻 本当に今日の朝刊はいろいろありました。政治関連では東京新聞「こち特」が今日もまた見逃せないので、写真を載せます。自民党がこれだけ失点が多いのだから、野党はしっかりしてよね!









🌻 情けない政治の現状とは全く違う話。昔の人は偉かった。

「五日市憲法」の話、ご存知ですか。今日の毎日新聞「読書欄」で、とり上げています。我が家の蔵書(な〜んて威張れるほどじゃないけれど)の中にあるんですよ。それが。





亜紀書房ってほんとにいい本を出していますね。

手元に1975年9月15日第1版第2刷発行とある亜紀書房の「反天皇制論」(新日本文学会編)著者は錚々たるメンバー。天皇制に関する私にとっての最も大事な本で、赤での傍線と書き込みとで、各ページ真っ赤です。

ところで、五日市憲法ですが、今日の毎日の読書欄の中島岳志先生の書評を読んで、書棚から、写真の本「多摩の五千年 市民の歴史発掘」を取り出しました。色川大吉編、多摩史研究会著 平凡社発行。

こんな本はもちろん夫の蔵書のひとつ。我が家には本当に珍しい本があります。古本屋の、娘に生まれた私は、本だけはなかなか始末できません。宝石なんか全く興味がないけれど、本だけは捨てられないし、読みもしないのに買い込む。でも、手元に置いておけば何かというときに役に立つ。今度だって、五日市憲法の話を新聞で読むなんて思っていなかったので、いそいそと書棚から取り出したというわけです。

太平洋戦争という筆舌に尽くしがたい国民の犠牲の上で手にした「日本国憲法」を足蹴にするような愚かな政治屋たちに言いたい。五日市憲法を始め全国で民衆が立ち上がって「草の根の憲法」を考え出した、そのご先祖様に顔向けできるか。