2021年5月16日日曜日

108.先行き暗い世の中

* カジノを含む統合型リゾート(IR)事業への参入を巡る汚職事件で、衆院議員の秋元司(現在は自民党を離党)の裁判が行われているが、被告側は全面否定という。

*私は2020.1.8毎日新聞「みんなの広場」に秋元議員について投稿し、掲載された。

·    昨年(2019)2月25日、カジノを含む統合型リゾート(IR)事業への参入を巡る汚職事件で、衆院議員の秋元司容疑者(自民党を離党)が収賄容疑で逮捕された。翌26日本紙には、秋元議員の逮捕前一問一答が載っていた。「あるわけないじゃん」「熱心じゃねえしさ」「あったり前じゃん。だって、もらってないものをもらったなんて言えるわけねえじゃん。んなもん」「はした金は、もらわねえよ」「俺、そんなに貧しくないけど」低劣、下品、あまりにひどい言葉遣い。国会では丁寧な発言をしているのかもしれないが、新聞記者に対するこの発言こそ彼の本質だろう。さらに数百万円という金額を「はした金」と言ってはばからない金銭感覚。その何百分の一の金さえなく寒い年末年始を迎えた国民がいることなど、つゆほども想像できないのだろう。こんな人物が本当に国会議員、副大臣なのか。桜を見る会の疑惑、大学入試改革を巡る混乱、続く大臣の辞任。一刻も早い内閣総辞職を願うばかりだ。

*この投書から1年半近く過ぎ、首相の首はすげ替えられたが、私の見るところ国会議員から地方議員、また中央官庁から市町村役所に至るまで、政治家や公務員の劣化はとどまるところを知らずという状況だ。(まともな人もいることは分かっていますが)

 国全体(公職にある人々から普通の国民に至るまで)で、無い知恵を絞りに絞ってでもなんとか明るい方向を見いださねばならない現在、あまりにも酷いことが多すぎる。まず、かの秋元議員だが、今年3月29日 上記秋元議員の初公判が開かれた秋元議員側は、「事件はフィクションだ」と初公判で捜査を批判した。

 さらに、防衛副大臣のトンデモ発言。中山泰秀防衛副大臣は12日、イスラエルとパレスチナの交戦に関し「私たちの心はイスラエルと共にある」と自身のツイッターに書き込んだ。「イスラエルにはテロリストから自国を守る権利がある」とも配信した。(日経新聞サイト)

同年代の友人からは日本も、世界も、各人民、人びとの底力は、もっと、ましな、政権を撰ぶ、ことが、出来るのに?と思います。いずれ、地崩れの、ように、少しずつ、良くなるために、発言、行動していくことは、必須。」 との便りが来ました。全くその通り。齢81になって、四苦八苦しながら(毎日のブログ投稿に数時間ついやすほどノロマなんですよ)それでも発言を続けているのは、やっぱり言い続けなければの気持ゆえ。
* 縦から見ても横から見ても斜めから見ても、どう考えても、7月のオリパラは無理ですよ。本当は去年だったわけですが、去年のオリンピック・パラリンピックだって、嘘の上に召致したのですよね。「アンダーコントロール」よくもこれほどの嘘を一国の総理大臣ともあろう者が、ぬけぬけと言い、世界中を騙してしまった、騙される方も悪いが.........それにしても、国民の大半も騙され、今になって汚染水問題や原発再稼働問題やそして何と言っても予想外のコロナ問題!
* まあ、嘘八百の政府は退陣。オリンピックパラリンピックは中止返上。すべての知恵と財力をコロナ制圧につぎ込んで、ごくごく普通の生活ができる国にしましょう。
 なんて書いている部屋で、つけっぱなしのテレビは、7日間で若返る化粧品、65歳の女性が40代にしか見えないという化粧品の広告に大騒ぎしている女性達。どうでもいいけど、若見えに大騒ぎしているうちに、ある朝目が覚めたら世の中はファシズム一色だったということにならないとも限らない。