2021年5月23日日曜日

116.ワクチン接種システム(杉並区の場合)素朴な疑問

? 接種した高齢者からの 素朴な疑問 ?

74歳、第一回接種を経験した人(杉並区セシオン会場)の感想が寄せられました。

[ 電話予約 ] 

0570のため有料

その都度「録音します」「60秒10円です」が音声で流れる上、とばしたり対応したりできないので、ひたすら待つ。これが終わって、ようやくオペレーターにつながるが「こみあっています。おかけ直してください。」となり、また0570〜から始まる。それで諦めてしばらくたってかけるのはダメ。私の場合は続けて3回かけたところで予約できた。

[受付]

セシオンで10時40分の回。10分前に来るように指示あり対応のスタッフはかなりいたが、研修の不足は明らかで、各人の言うことに乱れが見られた。ボランティア(?)のおじさんは、「オレたちはまだワクチンしてないんだよ」と喋りかけてきた。接種会場でクラスターが起きたらシャレにならない!

[予診票の点検]

私の場合は持病もなくかかりつけ医もない。それで、病気の項目はすべて<イイエ>にチェック。そのためかかりつけ医は接種しても良いと言いましたか」の項目に、無回答だったところ、<ハイ>にチェックを入れるよう要求された。これはおかしい、かかりつけ医はいないと回答しているのに、かかりつけ医が接種OKと言ったなどといわせるのか?

[接種]

医師の問診、接種そのものはスムーズにいった。接種後は、病気や薬の服用中の人は15〜30分待機。その他の人は帰宅。私はすぐ帰宅。

[二回めの予約]

二回目の予約は接種翌日からまた電話やネットで行う。接種会場の人手は十分足りているのだから、その場で予約を受け付けてほしい。もし、また電話やネットでの二回目予約ができなかったら、一回目の接種が無駄になってしまう。二回目の予約は回線を増やしていますとのチラシを配っていたが、帰宅後電話をしたら、4回目の電話でやっと繋がった。

[全体として] 

以上は杉並区セシオン会場での経験だが、杉並区としても手探り状態の感あり。今後修正されていくとは思うが、早く接種をしようと思わないほうが正解ではないかという感想を持った。81歳の姉は6月30日の予約だと言っているが、送られてきた予診票や新型コロナワクチン予防接種についての説明書を見て、すごくわかりにくいと言っている。(以下81歳一人暮らし腰椎骨折の経験ありの姉の感想)

*特に<必ずお読み下さい>という説明書は「ファイザー社製」とあり、ものすごくわかりにくい。なかでも、予防接種を受けることができない人に関する説明はひどい。

「本ワクチンの成分に対し重度の過敏症(*2)の既往歴のある人。」この

既往歴とは<アナフィラキシーや、全身性の皮膚・粘膜症状、喘鳴、呼吸困難、頻脈、血圧低下等、アナフィラキシーを疑わせる複数の症状>という説明。80歳以上の高齢者の、しかも一人暮らしの何%が、これをすぐに理解できるのか。

!姉の言うには、こんなにめんどくさい説明書を読んだり、会場であれこれあったりすることを思うとワクチン接種しても感染しない保証はないのだから、接種はやめようかと思う!姉の予約日は6月30日。それまでに状況はどうなっているか。私も考え込んでしまう。

*さてさて、以上は知人から寄せられた話ですが、私(ブログ投稿者、プロテアナオコ)も考え込んでしまいます。私はインフルエンザのワクチンを大昔一回だけ接種したことがありますが、たしかかなりの熱が出て、金輪際、予防接種なんかしないぞと決意(なんて大袈裟ね)。でも、一度もインフルエアンザにかかったことはないんです。いわゆる風邪には一年中かかっているんですが。さあ、どうしたものかしらね。