2021年5月31日月曜日

126.だから本は捨てられない!

* 最近「時代を撃つノンフィクション100」佐高 信 著(岩波新書2021年3月19日第1刷発行)定価(本体820円+税)を買いました。

 その中で最初に取り上げられているのが「永山則夫著 無知の涙」。永山則夫の著書は幾つかあったなと思いながら書斎の書棚を探したら、以下の3冊がありました。発売順に。本の奥付の表記のままですが、捨て子ごっこの奥付は縦書き。

*  動揺記1 

  発行所 辺境社 発売所 勁草書房 第1刷発行 1973.11.30. 

  ¥780

* ソオ連の旅芸人 パロール・パロディストの一日 

  定価1200円 1986年3月15日 第1刷発行

  発行所 言葉社 発売 株式会社昭和出版 

* 捨て子ごっこ

  昭和62年7月10日初版印刷 昭和62年7月15日初版発行

  発行所 河出書房新社

* 代表作「無知の涙」もあったはずですが、誰かに貸したままなのか、見当たりません。処分したはずはないのですが!永山則夫事件は、亡夫の大学時代の親友(2002年没)が、弁護人の一人だったこともあり、忘れられない事件です。でも亡夫も逝ってすでに17年、私の記憶もかなり不鮮明になっていますが、上記3冊が残っていたのは良かったな。また読み返したいと思います。こんなこともあるので、本の断捨離?はなかなか進みません。

 古い本もたくさんあります。変わったところでは昭和16年発行「ギョエテ研究」文学博士 茅野蕭々著 定価二圜八十銭 縦21センチ横15センチ重さ900グラムの代物!1927年生まれの亡夫が中高生時代愛読していた蔵書の一部ですがギョエテとはおれのことかとゲーテ言い」という戯れ句を思いだしました。