2021年5月11日火曜日

100. 記念すべき100回投稿は、毒舌婆ちゃん復活か???

 💢一寸先は闇(プロテアナオコ)ばあちゃんが、花守りになってどうする!ドクダミの悪口言ってる場合かと、ブログ愛読者からお叱りのお言葉を頂戴し、まさしく世の中、末期的状態だと姿勢を改め、ほんらいの毒舌ばあちゃんに戻らなくてはと大いに反省。で、60年安保闘争時代、東京都の教員を目指して東京学芸大学生だったばあちゃんは、いわゆるノンポリ同級生にこんな皮肉を言われたのを思い出しました。「君は世の中について不平不満ばかり言い立てているけれど、でも、不平不満は革命の原動力なんだそうですね」 その彼は後年「校長先生」になりました。今、80歳を超えて、どこでどうしているかしら。「不平不満ばあちゃん」は、あれから60年後の今も世の中のあれこれに「不平不満」だらけ。いくらブログで毒舌吐いても、あんまり効果ないけれど、でも、あの世への旅立ちの時に、「言いたい事、言わねばならぬ事」を言いそびれた、と後悔の念を引きずりながら行きたくない。先に行った夫に「兎にも角にも言いたい事、言うべき事は言ってきたよ」と報告したいと思っています。

* いろいろあるけれど、やっぱり日々いちばん腹立たしいのは政治家と名のつく人々の言動。そして、そのひどい言動を追いきれない、批判しつくせないマスメディアの姿勢、中でも新聞の論調。朝日は今読んでいないからわからないけれど(時々無料のニュースメールが送られてくるが、「ここからは有料です」という事が多く、せいぜい見出しとリード部分しか読めない。しかしまあ、何を取り上げているかは、わかる。)沖縄タイムスも無料配信登録していて、今週最も読まれた記事の一覧表が配信される。東京、毎日は購読中。二紙だけでも、見比べると同じ出来事でも新聞社によって扱いが違うのがわかる。

* 今日5月11日の朝刊1面の見出しは、

毎日 <高齢者ワクチン本格化 各自治体7月末完了方針> <「奄美・沖縄」世界自然遺産へ> <経団連中西会長退任へ 後任に住友化学の十倉氏> 「余禄」は、ワクチンの特許問題を取り上げた。

東京 <高齢者接種本格化 予約・担い手 難航> <首相「1日100万回7月完了」自治体の態勢裏付けなく 可能な市区町村6割どまり> <横浜市またトラブル ネット予約25分で上限 電話つながらず> 「筆洗」は、住宅街にカラスが増えたようだという話。

* 社説はどうか

毎日 <10年で物価2%未満 頬かむりするのは無責任><参院の選挙制度改革 また先送りするするつもりか>

東京 <入管収容で死亡 許されぬ人権軽視だ><経団連会長交代 存在意義から問い直せ>

* 続いて2面の記事はと見ると、毎日と東京ではかなり違ってくる。両紙に共通するのは国会予算委員会での論戦の焦点になった東京オリパラ開催に関して。

毎日 <首相、五輪改めて意欲><感染爆発時 明確答弁避ける> 紙面の半分。

東京 <首相 五輪へ決意ばかり><「安心安全な大会」繰り返し><中止・延期言及タブー視か><開催条件 最後まで答えず> 紙面の3分の2。

2面の他の記事は、毎日はスコットランドの独立問題が紙面の半分近く。東京はマイナンバーカード問題とワクチン接種問題。

* 毎日は全国紙で東京は地方紙という違いもあるかもしれないが、新聞社のあり方が微妙に違うのがわかる。私たちは今、ものすごい情報の洪水に流されているいる状態。よほど自分の信念を強固に持たないと、何が何だか分からなくなってしまいそうだ。私は少なくとも、政権に対しては常に眉に唾をつけてみていたい。また、オリンピックは今年はもちろん中止。その上で、オリンピックそのものを考え直す時期に来ていると思っている。