2021年5月10日月曜日

 99.どくだみ(ドクダミ科ドクダミ属)とミズヒキ


 ハート型の葉っぱ、白い花、これからしばらくの間、見ているだけなら可愛いと言えなくもないのだが、これが、狭い庭じゅうにはびこってくるとやっかいな嫌われ者になる。なんで毎年こんなに増えるのかと思ってちょっと調べたら「太い地下茎を伸ばして増える」とのこと。地下茎で増えるとは知らなかった!とにかく、ほんとにもう「ドクダミ屋敷」。やっと「ナガミノヒナゲシ」という、これも1輪や2輪は可愛いけれど庭中となると憎らしくなるのが、そろそろおしまいかと思っていたら、今度はドクダミ様。これも調べたところによると、薬草に分類されている。花が終わった後、葉のついた茎を根元から切り取って逆さまに吊るして乾燥させ、ドクダミ茶として売っているらしい。国産無農薬、135グラム2000円なんて書いてあるのもあった。その気になったら我が家のドクダミ茶も売れそうだ。もちろん国産無農薬ですよ。でも、そんな気はなく枯れて終わるまでそのままほったらかし。もう一つドクダミと勢力争いをしているのがミズヒキソウ、秋には可愛い花をつけるけれど(下の写真)今は葉っぱばかりが増えて、他の山野草をおおいつくす勢いなんですよ。といっても、根こそぎ抜いてしまうのは勿体無いし。秋まで待つしかないかな。