2022年8月19日金曜日

NO.655〜2022年8月19日(金)その3〜せっちゃんだより〜

 💐 母は、終戦の年、32才。末の、妹は、昭和23年生まれの団塊の世代です。

  母は、私は貝になりたい に、とても心を打たれたらしく、涙ながらに、戦争の恐ろしさ、規律に従わざるえない、下っぱの惨めさを、何回も、口にしていました。
  
  ドイツでは、まだ、ナチスの!言いなりに、下っ端の看守、役人として、ユダヤ人殺害に関わったドイツ人を、徹底的に探しだし、裁判にかけているそうです。
  昨日の、東京新聞、夕刊で、知りました。
もう、彼等も超高齢。なかには、100才の容疑者もいて、そこまで?と、疑問もあるそうですが、殺害されたのは、乳児から年寄りなんだ、と、徹底して探しだしているそうです。
  収容所の看守、役人も、命令に従わざるを得なかった人もいるでしょう。
裁判の判決では、禁固などらしいです。たとえ、命令でも、非人間的な行為を裁くのは、大切でしようね。
当時は、フランスのビシー政権が、粛々とナチスの命に従い、収容所送りに協力したとのこと。
 貝になりたいの下級兵士は、確か、外国での裁判で、死刑だった。
やはり、戦争は理不尽で、恐ろしい。
8月に流れた沢山の汗は、理不尽に、国家によって殺された、沢山の人たちの、涙かも、しれません。 💐

🌻 私やせっちゃんは、かろうじてあの太平洋戦争を実感として語れる年代ですよね。現職の頃は、こどもたちに、戦争中や戦後の話をしていましたが、今では、小中学校でそんな話ができる先生はいないわけで、よっぽど意識的に計画しないと戦争の話など子どもたちはわからないでしょうね。この先世界はどうなっていくのかな。せっかく生まれてきた子どもたちが、わけもわからず、戦争で命を落とすなんて、ひどすぎる話。でも、今、世界の権力者たちは、そんな子どもたちのことなど考えたこともないのでしょうね。日本では、幼子を抱えた親たちが反戦のデモ行進をすることなどないのかな。🌻