🌻 去年の8月6日のブログを読み返している。あっという間に1年が過ぎた!この1年間のあまりにも大きな変化に驚く。まず、去年の今日広島原爆投下76年という日に、世界中の誰が1年後、核戦争の危険が迫るという現実を予測できたか。人間の浅知恵、たった1年後のことさえ的確に予測できない。全く1寸先は闇だ。そして、去年の広島の日の大きな話題は、当時の菅首相が挨拶原稿を読み飛ばしたこと!それというのも緊張感に欠け、本気で核なき世界を作るのだという決意も何もなかったことを示している。
NO.216 8月6日(その2)広島原爆忌〜首相挨拶読み飛ばし
先ほど来た毎日新聞夕刊を見て、どうしても記録しておかなくてはとの思いが強く、2回目の投稿。
まったく言葉もない!
菅首相は、広島原爆記念式典で、挨拶を二箇所も読み飛ばしたという。亡くなった人、生き残った人々、いや、日本国民全体への侮辱!
しかも読み飛ばしたという部分は、挨拶の中でも、肝心要の部分だ!(以下挨拶文の一部)「私の総理就任から間もなく開催された国連総会の場で、ヒロシマ、ナガサキが繰り返されてはならない。この決意を胸に、日本は非核三原則を堅持しつつ、核兵器のない世界の実現に向けて力を尽くします、と世界に発信しました。我が国は、核兵器の非人道性をどの国よりもよく理解する唯一の戦争被爆国であり、核兵器のない世界の実現に向けた努力を着実に積み重ねていくことが重要です。近年の国際的な安全保障環境は厳しく(この後に続く言葉は、新聞には書いてない)
上記挨拶の中で、文字色青の箇所を読み上げた後、その後の文字色赤の部分を読み飛ばしたという。赤の部分は最も重要な箇所だ。そこを読み飛ばしたのは、故意によるのではないか。まったく話にならない。「お詫び」で済むことではない。侍の世であれば「切腹」ものだ。今日、6日のうちに、「お詫びの辞職」をしてもいいくらいの大事件だ。私は、彼が、式典後の記者会見で「先ほどの式典のあいさつの際に一部を読み飛ばしてしまいまして、この場をお借りしておわびを申し上げる次第でございます。失礼いたしました。」と述べたという、そのことばを拒否する。挨拶の中でも最も肝心な部分を読み飛ばしたことは「失礼」などというお詫びで済むことではない!居合わせた記者の皆さんは、それで引き下がったのだとしたら、国民の気持ちをわかっていない!しっかりしてもらいたい!
全国の有権者の皆さん、このような人物を総理大臣と認めますか。
🌻 ここまでが去年の8月6日のブログ再掲です 🌻
🌻 さて、この時、菅首相自身1年後には首相の座を失っていることや、世界中の人々が、核戦争の恐怖を現実のものとして感じなければならないなどとは夢にも思わなかったでしょう。ほんとうにこの先どうなるのか。故安倍晋三の国葬問題どころではない。そんなことより何より、絶対に核戦争だけは起こしてはならないことを世界中の為政者たちは血眼になって考え実行せよ!