2021年9月5日日曜日

NO.255 今日2回目の投稿。女性首相と天皇制。

😡 今日最初の投稿で、 女性首相のことを書いた中で、「天皇制の呪縛」と書いたけれど、私の考えは必ずしも的外れじゃないと思う。というのは、さっき、ネットで、加藤陽子さんについて調べていたら、次のサイトを見つけた。

 声をつないで 

「どうせ女は…」加藤陽子さんが今も許せない「グロテスク」な言葉

 
2021年3月12日の毎日新聞のサイト記事(有料記事だが、私は購読者なので、サイトでも読める)その中で、加藤さんは私にとっては、初めて知る歴史上の重要な事実を述べている。
 
* 夫婦別姓論者が、なぜあれほど別姓を嫌がるのか。その理由の一つは、歴史的な経緯から説明可能です。明治政府が大日本帝國憲法と皇室典範を起草するにあたっては、女帝を容認した案も途中まで準備されていました。実質的に憲法を書いたといえる内閣法制局長官の井上毅(こわし)が、女系による皇位継承は、天皇の姓が変わること(易姓)を意味するとして強く反対し、結局、明治憲法は女帝を認めず、男系による皇位継承を決定しました。この、姓が変わっては万世一系(ばんせいいっけい)という観念が崩れるとの無意識ゆえの呪縛こそが、別姓を望む他者の選択をも制限すべきだとの意識を支えているように思います。家族制度が崩壊するという理由づけも、「別姓を認めればこの国のかたちが変わる」という、意識せざる危機意識ゆえとみえます。

この話は納得がいく。やっぱり天皇制の呪縛なんだと。一刻も早く天皇制をなくしたいものだ。もう一言言うと、結婚したら二人で新しい姓を作るのがいい。同性婚でも異性婚でも、結婚後は二人の旧姓は捨てて、新しい姓を作っていくというのがいいと私は思うけどなあ。)


  おまけの写真。玄関の主役は今まではゲルニカでしたが、
  オーストラリアの先住民族アボリジニのアートも飾りました。
  今まで居間にあったもの。「虹色の蛇の伝説」のアート作品。