2021年9月4日土曜日

NO.250 菅政権(ガースー首相)最大の悪政は

 😡 昨日9月3日、菅義偉内閣総理大臣(通称ガースー)は、次期自民党総裁選に立候補しないとの声明を出した。(毎日新聞夕刊大見出しは「辞意表明」)

 この1年、1日も早く辞めて欲しいと思ってきたので、やれやれようやく辞めるかと喜んだが、後に出てくると予想される顔ぶれを見る限り「同じ穴の狢」。現野党が一時的にでも統一候補を立てて自民党に立ち向かい、政権交代が実現すれば、幾らかは日本の政治も変わるかもと、儚い望みを抱くが、果たしてどうなるか。

😡 それにしても、わずか1年の間に随分と悪政を行ったものだ。さまざまあるが、私が最も許せないのは「日本学術会議新会員候補6人の任命拒否」だ。去年の日記帳にコレに関する新聞の切り抜きが挟んである。

😡 2020年10月14日東京新聞夕刊記事 「学術会議任命拒否の波紋、広がる思想統制、ナチス台頭の教訓、ニーメラーの警句学問は最後の砦」  青山学院大教授 羽場久美子 「大波小波 権力不可侵の域」

😡 2020年10月14日毎日新聞夕刊 特集ワイド「熱血!与良政談 与良正男 任命拒否問題の核心」(専門編集委員)

😡 2020年10月15日毎日新聞夕刊 特集ワイド 「花谷寿人の体温計 学者の本分」(論説委員)

😡 2020年11月11日毎日新聞 任命拒否のキーマン 杉田氏 人事の司令塔 関与は「当たり前」

😡 2020年11月21日オピニオン 加藤陽子の近代史の扉 日本側が磨いた学問の自由[学術会議の自立性保障](東大教授、第3土曜日掲載)

 以上の切り抜きをつぶさに読むと、全くとんでもないことをやらかしたものだと、改めて怒りが湧き起こる。その場で内閣総辞職に追い込まなければならない問題だった。こんな悪政をなんの恐れもなく実行できた(させてしまった)ことが、安倍内閣から続く傲慢政治の踏襲。つきつめれば、自民党に引導を渡せない野党や国民の側の問題。

 ガースーは、総裁選に出ないと表明したならば、任期中に行った悪政の中でも、最悪の「学術会議新会員任命拒否」をまっさきに取り消せ!これを残したまま逃げ出すなど許されない。

😡 ただいま9月4日(土)午前2時25分。怒りに燃えて書き連ねたが、眠気もひどいのでこの辺で。おやすみなさい。誤字脱字誤変換その他もろもろのミスがあるやもしれません。夜明けまで一眠りして読み返しますが、ひとまず投稿します。