2021年9月8日水曜日

NO.260 秋元議員地裁判決問題=NO.259の続きです

* 昨日9月7日の毎日新聞夕刊の「IR汚職秋元議員に実刑」 記事について、写真と共に、今朝、投稿ナンバー259に書きました。そこに、詳しくは後ほどと書いたので、これからNO.260として書きます。

* 今日9月8日(水)現在、私が購読している『毎日、東京、赤旗」3紙は秋元問題を1面に大きく取り上げています。が、1面トップは3紙で違うのがオモシロイ。

〜毎日、東京、赤旗の9月8日1面トップ記事比較〜

* 昨日夕刊ですでに秋元問題を伝えた毎日は、今日の1面トップに<「9・11」後の20年 あの日から>というタイトルの記事(この記事は「随時掲載」とのこと)を持ってきました。初回の今日の見出しは、大文字で「いまも忘れぬ人落ちる音」。(3面につづく)。

* 東京は、<全国教委 感染対策>として、大文字で「公立小中1割が休校」、サブは「分散登校・短縮授業は2割」

* 赤旗は、<検証 シリーズ 安倍・菅政権の9年>として、

「辺野古 民意圧殺の国家犯罪」という大きな記事。(3面につづく)。

* 秋元問題だが、毎日は22面25面で、東京は2面7面で、赤旗は2面15面でそれぞれ、判決要旨や解説などくわしく書いている。読めば読むほどに虫酸が走る。これほどの重大な問題なのに、実刑判決が出ても、即日控訴で、裁判所も控訴を認め、1億円(!)の保釈保証金を納付して保釈された。本人は、この秋の衆院選に出馬するつもりだというが、有権者はどう思うのか。彼の選挙区の有権者はどう思うのか。もしも、彼が再選されるようなら、ほんとうに「世も末」。昨日私が引用した、去年の毎日新聞「みんなの広場」に掲載された投稿の中の、秋元議員の言葉を噛み締めてほしい。再度掲載します。

   

みんなの広場

こんな人物が副大臣なのか 無職・村田尚子・80

昨年12月25日、カジノを含む統合リゾート(IR)事業への参入を巡る汚職事件で、衆院議員の秋元司容疑者(自民党を離党)が収賄容疑で逮捕された。翌26日本紙には、秋元議員の逮捕前一問一答が載っていた。

あるわけないじゃん」「熱心じゃねえしさ」「あったり前じゃん。だって、もらってないものをもらったなんて言えるわけねえじゃん。んなもん」「はした金は、もらわねえよ」「俺、そんなに貧しくないけど」

 低劣、下品、あまりにひどい言葉遣い。

国会では丁寧な発言をしているのかもしれないが、

新聞記者に対するこの発言こそ彼の本質だろう。

さらに数百万円という金額を

「はした金」と言ってはばからない金銭感覚。

その何百分の一の金さえなく寒い年末年始を迎えた国民がいることなど、

つゆほども想像できないのだろう。

こんな人物が本当に国会議員、副大臣なのか。

桜を見る会の疑惑、大学入試改革を巡る混乱、続く大臣の辞任。

一刻も早い内閣総辞職を願うばかりだ。