2021年9月20日月曜日

NO.275  冬の星座が夜明けに!

 ✨ ✨ ✨ 

9月20日(月)午前5時、南東の空にオリオンがくっきりと!

その左下には輝くシリウス(おおいぬ座)も!大感激!

でも、写真は無理でした 😹

♫ 冬の星座 ♫

木枯らしとだえてさゆる空より 地上に降りしくくすしき光よ

ものみな憩えるしじまの中に きらめき揺れつつ星座はめぐる

ほのぼの明かりて流るる銀河 オリオン舞い立ちスバルはさざめく

無窮を指差す北斗の針と きらめき揺れつつ星座はめぐる


文部省唱歌として歌われたこの歌を、

オリオンを見るたびに自然に口ずさむ私です。

高校時代まで過ごした信州佐久の小海町、JR小海線は、

現在も廃線にならずに細々と走っています。

高校時代は、毎朝7時に家を出て、汽車(!)に乗って野沢北高校に通学。

子どもの頃見上げた空は澄み切っていて、冬の星空は格別だった。

天の川、オリオン、スバル、北斗七星、みなよく見えた。

なかでもオリオンは大好きだった。

子どもの天文学という本が愛読書で、

星座や星々の名前はこの本によって得た知識。

長じてギリシャ神話を読み、星にまつわる物語に胸を躍らせた。

大学生以後星座を眺めることもなくなって久しかったが、退職し、

足掛け10年余りの介護生活を経て、夫を見送り、

一人暮らしになってから、冬の星空を眺めるようになった。

幸い緑地公園のそばの我が家は空が美しく、

東西南北に窓がある二階からは、星空がよく見える。

しかし、都会の空は夜でも明るく、スバルだけはなかなか確かめられない。

でも、明け方の快晴の空にオリオンやシリウスを眺めるひと時は

なんとも言えない幸せな気持ちになる。一瞬でも、この世の憂さを忘れる。

🌝 明日9月21日(火)の夜は、8年ぶりに「中秋の名月」と「満月」が重なるそうです。東京杉並の我が家から見えるといいな!みなさんのところからも見えますように!!!