2021年4月24日土曜日

75.自民の電力安定供給推進議員連盟、原発推進提言

 24日のクレマチス。ツルが伸びて高いところに咲いているので、いい写真が撮れないのが悩み。左は下から。下の左は大写し。右は陽の光を透かして撮ったら我ながら素敵な写真になったと思いましたが、どうかしら。






<綺麗な写真の下にひどい新聞記事!>
毎日新聞朝刊24日5面



東京新聞は24日朝刊3面の左側半分弱を使って大きな記事を。
見出しだけ上げておきます。
再生エネと原発で5割超 
経産相30年度電源構成新目標
40年超原発再稼働 福井県議会が容認
「原発新増設を」自民議連提言
温室ガス口実に巻き返し

どうしても原発をやめられないんだね。私は子どものころ信州の山村で、毎晩のように停電があった。大きなろうそく(たしか100匁ろうそくって言ってたと思う)は、常備品だった。<蛍の光窓の雪>で文(ふみ)読むことはなかったけれど、ろうそくの灯りで勉強したことはよくあったね。電気製品など何もなかった。最低気温零下20度にもなる寒中でも、囲炉裏と炬燵しか暖房はなく、学校では薪ストーブで、しかも学校の裏山で子どもたちが、授業の一環で、焚付け用の枯れ枝集めをした。そんな経験を思うと電力がなければ1分1秒も過ごせない今の暮らしが、本当に人間らしい暮らしなのかどうか疑問だ。今すぐやめて欲しいのは、ライトアップというもの。人間の楽しみのために自然界を不夜城にするなど、それこそ不要不急だろう。特に植物は、夜は休息の時間。太陽の動きとともに生きているのだから、きっと夜中じゅう電気に照らされていたら体内時計が狂ってしまうのではないかな。非科学的な心配?